起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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好きだった作品が2年ぶりくらいに更新してて嬉しみ


騒乱!奪われたバラクーダ号!!

「ぶぇっくしょい!!…しっかしどうしたもんか、まさかCP9の登場とは思わなかったなぁ…」

 

そんな噂をされているとは露知らず、クリークは気配を消して天井の梁からその光景を見ていた。

 

当初は麦わらの一味の潜入に対して大規模な非常訓練と軽く考えていたがここまで大騒ぎになった以上どうしたものか…と考える。

 

勿論今すぐ自分が動けば問題なく解決出来るであろう、一応は本部中将だし人質を救出し返す刀で海イタチのネロと黒尽くめの仲間たちを迅速に制圧、ふんじばって牢屋に叩き込めばそれを元に世界政府相手にイチャモンつける事も可能だろう。

 

しかし折角の機会だしここは最初にジョナサン中将に言った通り自分はこのまま静観でいいか…既に麦わらのルフィを相手にぶつかった後だしジョナサン中将も切れ物として名高い相手だから黙ってやられるままでもあるまい、あくまで自分はいざと言うときに動けばいい…そう結論を出す。

 

「ウソップがバラクーダ号で人質に、ロビンとロロノア・ゾロがそこにいてチョッパーがモネのとこでサンジは厨房…後はモンキー・D・ルフィとナミか、さてジョナサン中将は何処まで把握出来てるかな?捕まえるのが先か脱出が先か…上手くいけばこの騒ぎに乗じて脱出できるかもしれんな」

 

そう思いながらクリークはその場から姿を消し密かにルフィとナミの居場所を把握すべく動き出したのだった。

 

 

 

そして少し時は巻き戻り2番ドックで非常ベルのボタンが押され

 

「よくやった長っ鼻の兄ちゃん!」

 

「へっ、どんなもんよ!このおれに任せりゃこんなのお茶の子さいさいってな!!」

 

ネロが舌打ちしながら振り返ればそこにはパチンコを打ち放った体勢のウソップとロープを解いたフランキーの姿。

 

「ちょっとちょっと兄ちゃんら…あんま好き勝手してんじゃねぇぞ?」

 

それと共にネロは消えるような速度で踏み込みウソップに急接近、いきなり消えた事に慌てるウソップの胴体に目掛けて繰り出される人差し指での一本貫手をまともに受け崩れ落ちる。

 

「がふっ…てめぇ…」

 

「おい!長っ鼻!?テメェ何しやがる!!」

 

慌ててウソップを支えながらも逆の手でネロを殴りつけるもその手にはまるで鋼鉄でも殴ったかのような感触にフランキーは

 

「テメェ!やっぱ能力者か!」

 

と確信して言えば

 

「シャウッ!!教えてやってもいいが情報は広めたくないんでね…忘れんなよ?テメェやそこの長っ鼻に整備兵のジジイ…他の面々の命もとろうと思えばいつでもとれるっしょ…命が惜しけりゃ勝手な事してんじゃねぇっしょ」

 

ネロは鼻で笑いつつそう言うと部下に指示を出しこれ以上暴れても自分以外に余計な被害が出ると悟ったのかフランキーとウソップは大人しく連行されるのだった。

 

「テメェら何やってんの?みすみす警報鳴らされるなんて弛んでるっしょ!…もう終わった事だから言わないけど次からは気をつけるっしょ」

 

不機嫌そうなネロに黒尽くめの男達は冷や汗を流しつつ

 

「すいません!…ところでどうします?警報を鳴らされた以上包囲される恐れがありますが…」

 

「とりあえずドックから出るっしょ、こんな閉所だと潜まれる恐れもあるし新型連装砲とやらも試してみたい…勿論ちゃんと動かせるようにはなってるっしょ?」

「は、問題ありません…ただ弾薬食料等は不安を抱えた状態ですが如何しますか?」

 

「それもとりあえずこのドックから出てからっしょ、人質はいるから向こうも簡単に制圧できない…一応人質は分散しておくっしょ」

 

ネロはそう言い捨て目的を果たすべく艦の司令室に向かうのであった。

 

 

そして一方現場に到着したドレイク大佐はすぐに状況を確認、ドックと内海を繋ぐゲートの封鎖を指示し狙撃部隊を待機させ奇襲による人質奪還の後犯人である麦わらの一味の捕縛という方針でダニエル少尉を含めた小隊長を集めて作戦準備を行っていれば突如としてドック内に響く轟音…見れば内海とドックを隔てていた鋼鉄製のゲートが破壊され海水が流入、黒煙を上げながら動き出したバラクーダ号にドレイクは慌てて

 

「っ!撃てぇ!!おのれこうも躊躇なく大砲をぶちかますとは何を考えている麦わらめ!!奴を内海に出すな!あれを内部で撃たれれば莫大な被害が出る!!」

 

ドレイクの言葉にすぐに待機した狙撃班が海軍式ライフルを構えるも船尾に人質を盾にするように黒尽くめの男がカトラスをチラつかせる。

 

「ダメです!人質を前に出して攻撃させないつもりです!!」

 

「おのれ麦わらめぇ…第三中隊から第五中隊を緊急招集!!犯人からの要求は!!」

 

「直ぐに集合させます!声明は出ていますが要求については"人質の命が惜しければ手を出すな"以外現在特にありません!!」

 

「司令官にも報告急げ!総司令は見つかったか!!」

 

「ジョナサン司令には監査官殿に対応中ですので緊急で伝令を送っています!クリーク総司令は未だ行方不明です、上に行ってるのかもしれません!!」

 

「ならばアイザック少将に繋げ!ついでに戦鳥騎による支援を打診しろ!!それから戦車隊を叩き起こせ!恐らく奴らは近くの北大水門に向かう可能性が高い!西格納庫と東格納庫の戦車を動ける奴だけで構わん!全て投入し挟み撃ちにして包囲網を形成する!補給班!!」

 

「はい!何でしょうっすかドレイク大佐!!」

 

「バラクーダ号への積み込み状況はどこまでだったかわかるか!」

 

「補助燃料である木炭は規定量、弾薬については2割ほどですが…先に新型の炸裂弾を積み込んだのが裏目に出たっすね、水に関しては積み込み完了、食料は保存食のみ先に積み込んでいるので…恐らくフルの人員で十日分っとこっすね」

 

「狙撃班!麦わら一味の人数はわかったか!!」

 

「すいません、撹乱の為か全員同じような格好をしてまして何とも…恐らく10名以上はいるのではないかと…」

 

「少なくとも100に満たないなら保存食だけで一月は持つかもしれねーですね、そのくらいあれば余裕で近隣の島には行けるっすよ」

 

「ぐぬ…それでもしバラクーダ号で島の襲撃などされてみろ、我々は何の為にあの船を就役させたのだ!砲口は守るべき民に向けるものでは無い!!」

 

それとともにドレイクはドンと要塞の見取り図が開かれたテーブルを叩き今回の件をしでかした麦わらの一味に対して怒りを募らせるのだった。

 

 

 

 

 




ドレイク大佐は割と有能です、まぁ赤カモメの本部であるナバロン要塞のナンバー2ですからね、これくらい当然ですが海賊に対してはアタリはきつめです。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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