起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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最近お馬さんのアプリが流行ってるみたいですね、時間取られそうなので私はやりませんが。


偽物を止めろ!ルフィ怒りの鉄拳!!

「シャウッ!こりゃ凄い威力っしょ!!確かにこいつが広まりゃあ鉄甲船も必要になるってもんだな!」

 

ドックゲートを破壊した一発と先程撃った二発の威力に感嘆するネロ、この新型の砲弾は従来の球形弾では無く海軍にて開発された新型の弾頭であり"相手の装甲より硬く、そして充分に重い砲弾をぶつけてやれば装甲は破壊できる。さらに矢のように先端を尖らせておけば突き刺さりやすい"というコンセプトで開発され、このバラクーダ号で実用化されたものである。

 

球形弾に比べコストは高く加工技術も必要になるがその威力は高く、この海に蔓延る木造船であれば易々と貫き破壊する事が可能なソレの威力にネロは満足しつつ

 

「シャウッ!要塞砲はぶっ壊せたか!!」

 

「着弾確認!半壊といった所だと思われます!!」

 

「後一発打ち込むっしょ!!あの化け物の射程は長ぇから外海に出た所で狙われるのは嫌っしょ!!」

 

ネロがそう指示を出していると見張りから報告が飛び込んで来た。

 

「了解しました…ネロさん!!何か飛んで来ます!!」

 

「おん?何だ…人?」

 

「うぉぉぉぉお!大砲撃ったのはお前かぁぁぁぁあ!!」

 

ネロは操舵室のハッチを開けて顔を出すと段々と近づいてくるソレを見て手配書の一つに思い当たる。

 

「総員配置につくっしょ!!監獄弾用意!麦わらのおでましっしょ!!」

 

それと共に俄に慌ただしくなる船内、数人の黒尽くめの男達とネロか甲板に並ぶのと飛んで来たルフィが着地するのは同時

 

「おいお前!何でこっちに大砲撃った!」

 

「ん?あぁちょっとした事故っしょ、狙ったのはアンタじゃなくてあっちの化け物大砲、アンタがそこにいたのは知らなかったから勘弁するっしょ」

 

「ん、なんだ知らなかったのか…ならよし!」

 

「シャウッ!それでこそ!やっぱ海の男ってのは大海原のような広い心を持ってるもんっしょ!!」

 

「でも一発ぶん殴る!!」

 

それと共に拳を構えるルフィ

 

「はぁ…海賊ってのはどうも血の気が多いっしょ、総員構え」

 

ネロはそれを見てげんなりとため息を吐きつつ片手を上げれば全身黒尽くめの"カゲ"と呼ばれる世界政府の実働部隊が長銃を構える。

 

「へっ!おれに銃は効かねぇよ、ゴムゴムのぉ…!!」

 

「そのくらい知らないわけ無いっしょ!監獄弾撃てぇっ!」

 

ルフィが腕を大きく後ろに引いたタイミングでカゲ達の長銃が放たれれば銃口から飛び出るのは鉄の網、驚いて避けようとしたものの銃弾は効かないと楽観していたルフィに複数のそれらが一斉に襲いかかり

 

「なんだこれ!?鉄の網?うぅ…力がぁ…」

 

「おーおー、随分とあっけないっしょ…海軍の開発した"対悪魔の実用"の監獄弾っしょ、海楼石も使うんでコストがかかるけど大抵の悪党はこれで一発…油断した能力者は面白いくらいにかかるもんっしょ。

 

お前ら!とりあえずそいつはさっきの長っ鼻と一緒に閉じ込めとけ…いや、折角本物が来たんなら最大限利用するとして…どっからでも見えるように縛っとくっしょ!!相手は一億近くだしくれぐれも逃げられないようにするっしょ」

 

そうして船のマストにくくりつられるルフィ、当然包囲網を作っていた海兵や剣客隊、そしてゾロやロビンはそれをハッキリと見ており

 

「なんだ、仲間割れか?全く…まぁいい、麦わらが縛られてるのなら戦力は大きく減損する筈…今のうちに戦車による包囲網を完成させろ」

 

ドレイクは淡々と指示を出し

 

「あら…船長さんがあぁも簡単に捕まるなんて予想外ね…しかし政府も海軍の軍艦を海賊の所為にしてパクろうなんて随分とせせこましい事考えるわね…とりあえず何とかして長鼻くんと船長さんを解放出来ればいいのだけれど…」

 

ロビンは双眼鏡で様子を伺いつつ現状や相手の装備などから恐らくこの要塞に来ている世界政府関係辺りだろうとアタリをつけそれを元にだいたいの推論を立てる。

 

「ちっ!何やってんだルフィの奴!全く世話が焼ける!!」

 

自身の周りを囲む数名の剣客隊剣士を殴り倒し海に飛び込もうとするゾロだったが

 

「何処へ行く気ですかロロノア・ゾロ…言った筈ですよ、拘束していないのは貴方の腕を買っているからで逃げ出そうとするのなら牢屋に入ってもらいますよ?」

 

「悪ぃなゾロ、幼馴染とは言え一応おれも海兵なんでな…見逃すわけにはいかねぇんだ」

 

右側からたしぎの愛刀"時雨金時"が、左側からサガの持つ"花州清水"がゾロの首に添えられる。

 

「っ…あの麦わらの一味だと名乗ってる奴と黒尽くめの奴は知らねぇ奴らだ!騙られた上に仲間を見捨てるなんて出来るわけねぇだろ!!」

 

そう言いながらゾロは自身の愛刀を探すも三本の刀は少し離れた剣客隊剣士がしっかりと持っており手放しそうに無かった為歯噛みする。

 

「仲間割れじゃ無いんですか…麦わら一味と名乗っているが麦わらの一味では無い…他にも侵入者が?」

 

「知るか、それよりも刀返せよ剣士なら刀の大事さは分かってんだろうが」

 

「お断りします、刀返したら貴方あの船に仲間を助けに突っ込んで行くじゃないですか…今はドレイク中佐が動いてます、麦わらのルフィが捕まっているというのなら一応賞金首とは言え助けるべき人員ですから貴方がわざわざ行く必要はありません」

 

「隊長、それを言うならスモーカー准将があれ見たら突っ込んで行きそうな気もしますけど」

「もう!サガさんは黙ってて下さい!兎に角ロロノア・ゾロ…次は叩き伏せますからね」

 

そう言ってたしぎは時雨を鞘に収めると再び包囲物に加わるべく動き出し

 

「…随分と滑らかな抜刀になってんな、腕を上げたと言うのもあながち嘘じゃねぇらしい」

 

ゾロは先程のたしぎの動きに感心しながらもニヤリと笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




時雨のフルネームが時雨金時(しぐれきんときら)、花州のフルネームが花州清水(かしゅうきよみず)というのは捏造ですので悪しからず。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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