起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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そういえば監獄弾って原作だと殆ど活躍しませんよねー、アニメのナバロン編だと2回もかかってたのに。

因みに蜂1号作戦の真実を知っているのは発案者のクリークとセンゴク、それから三大将にほんの一部の将官だけです。




謎の情報!動き出す海賊料理人!!

「さっきから警報鳴ってるし爆発音とか聞こえてるんだが…やっぱ何かあったんじゃねぇのか?」

 

「そうは言ってもよぉ、おれ達の仕事は飯を作る事だからなぁ…今ジェシカさんが司令官のとこ行ってるから何か説明あんだろ」

 

横で交わされる会話を何と無しに聞きながらサンジは無言で玉ねぎの下拵えをしていく。

 

「色々と情報は集まったしそろそろ潮時かねぇ…なぁ、ちょっといいか?」

 

「ん?どうした応援コック」

 

「こんだけ騒がしいとやっぱ船が心配でよ、急で悪ぃんだがちょっと様子見てくる」

 

「いや、やめといた方がいいって…今外に出たら戦闘に巻き込まれてもおかしくねぇぜ?侵入したっていう海賊が暴れてるかもしんねぇからよ」

 

「はっこちとら戦うコックさんやってたんだしそんなん屁でもねぇよ、じゃあ世話になったな!!」

 

それと共にサンジは自前の包丁などを手早く洗い巻布に仕舞うとその場から離れる。

 

「さてさて…どこに行ったもんか、とりあえず騒ぎとやらを確かめるか…」

 

そう考えながら来た時に通った連絡通路へ向かおうとしていると

 

「コラ!厨房待機だと言ったろうが…ってアンタ確か外部艦隊の応援だったね、何してんだいこんなとこで」

 

丁度反対側からやって来たのは一人の美女…このナバロン要塞厨房の料理長にして要塞司令であるジョナサンの妻であるジェシカだった。

 

「ジェシカさん!?いやー、船が心配なんで様子を見に行こうとかと思いまして…」

 

「危ないから勝手に行動するんじゃ無いよ全く…まぁそれなら丁度いいね」

 

「丁度いい?」

 

「今回の騒動に対応している海兵達に食事を持って行って欲しいんだよ、朝飯を食いっぱぐれた人間もいるだろうからねぇ…すぐに作らせるからちょっと待ってな」

 

「ちょっと待ってくれジェシカさん、結局何が起こってんだ?」

 

「侵入したっていう海賊が軍艦を奪って暴れてるそうだ、それに対して包囲網を組んで対応中だよ、ほら!アンタにも手伝ってもらうよ!とりあえずは握り飯を200人分拵えるからね!」

 

そうしてナバロン要塞厨房がフル稼働で食事を作り15分も経たないうちにサンジは両手と首に大きな風呂敷を取り付けられた状態で

 

「じゃ、頼んだよ?とりあえず西格納庫に臨時指揮所が作られてるからそっちに向かっとくれ、頼んだよ?」

 

「任せてくださいジェシカすぁん!!では不肖サンジ、ジェシカさんの為なら火の中水の中っ!!例えどんな困難があろうともこの食事を届けて見せます!!」

 

そう言って走り出す背中にジェシカは慌てて

 

「ちょっと!無理はするんじゃないわよ!危なかったら逃げるんだよ…って聞いちゃいないねあれは…」

 

と、慌ててその背中に呼びかけてため息をつくのだった。

 

一方ジェシカと別れたサンジは早速仲間達を探しに行こうとするも

 

「…ま、腹が減ってる奴がいるかもしれねぇしちゃんと持っていくか」

 

と両手と首に大きな風呂敷包みを持った状態で道すがら数人の海兵に西側格納庫への道を聞きつつようやく臨時の作戦指揮者に到達。

 

「ちーっす、厨房の方から食事を持って参りやしたー」

 

そう声をかけながら奥の方に進めば

 

「あら、そこに置いといて貰えるかしら」

 

との女性の声に振り返り

 

「うはっ!なんちゅう美人さん!!どうも初めまして貴方のサンジです…ってお嬢さんどっかで会いました?」

 

流れるように跪き女性の手を取ってそう言うと顔立ちが自分の知る女性に似ていたのでそう言うもの女性は慣れたように手を解きながら

 

「あら、口が上手いのね…でもそんな言い方だと下手なナンパにしか聞こえないわよ?」

 

と言ってサンジが持ってきた包みの一つを手に取る。

 

「いやぁお嬢さんみたいな美人には声をかけずにいられなくて…と、麦わらの一味が軍艦を乗っ取ったと聞いてますが何があったんです?」

 

「麦わらの一味"らしき"人間達がドックで作業していた十数名を人質に新鋭艦であるバラクーダ号を占拠、先程バラクーダ号の主砲により外苑へと向けられた要塞砲が完全に沈黙、仲間割れかどうか不明だけど一味の船長である筈の麦わらのルフィがマストに縛られている状態で二番手のロロノア…ゾロは剣客隊により拘束されてるわ。

 

もう直ぐ戦車隊による包囲が完成すると思うけれど強行突破の後での北大水門の二重隔壁を砲撃にて破壊というのがおおよそのプランじゃ無いかしら?」

 

その言葉と共に白髪の美女はおにぎりの入った包みを手にテーブルの方に

 

「おいおい、ルフィが捕まってるってどうなってんだ?しかもクソ剣士も拘束されているって…誰が軍艦を乗っ取った?ルフィとクソ剣士以外でそんな大胆な事やりそうな奴はいねぇが…騒ぎをおこして脱出するって算段か?」

 

そして考え込むサンジに

 

「そうそう、ロロノア・ゾロの情報によればどうやら船を占拠しているのは麦わらの一味では無いと言う話よ?まぁ事実なのか撹乱の為の嘘なのかはわからないけれどね?」

 

と白髪の女性…ニコラ・オリヴィエからの声がかかり

 

「…つまり偽物が、おれ達の名前を騙って軍艦を奪った奴らがいるって事か」

 

そう言って考えを纏める為にタバコを吸おうとポケットに手を入れるサンジだったがその手になにかクシャリとした感触。

 

取り出してみるとそこには"海賊船は外周島18番ドック"とだけ達筆な文字で書かれておりサンジはいつの間に?と頭を捻りながら道中に会った海兵達を思い出すが思い当たるフシは無くますます頭を捻らせるのだった。

 

 

 




そろそろサンジやチョッパーにも動いてもらいましょうかねー

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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