起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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少々用事が出来まして3月の間の更新はお休みさせていただきます。

次回更新は四月一日の予定です。



ランキングにコナンにふわっふわなオリキャラ突っ込んだ話が来てて個人的に笑っています。

こっちのクリークには無理なムーブですね。


ナバロン海軍大佐、ドレイク怒りの咆哮!

「ド、ドレイク大佐!海賊船です!!」

 

「何だ!バラクーダ号が麦わらの海賊旗でも掲げたのか!!」

 

「違います!羊頭の…8番ドックに係留していた海賊船が動き出してこちらに向かっています!!」

 

「何だとぉっ!?どっちだ!!」

 

「東側からです!!」

 

部下であるダニエル大尉からの報告にドレイクは慌てて双眼鏡を掴みそちらを見ればそこには中央島の影から徐々に姿を表す小型の帆船。

 

「おのれぇっ!!要塞内で堂々と海賊旗なんぞ掲げおって…どこまで舐めてるつもりだ!!」

 

「ドレイク大佐それよりどうするっすか?あの海賊船を動かしてるのが麦わらの一味ならバラクーダ号を占拠したのと別に人員がいるって事になるっすけど」

 

「っ…全員では無かったか、少数の一味だと考えていたが…砲撃用意!目標小型海賊船、合流される前に叩き潰してくれるわぁっ!!」

 

ドレイクの指示に外周島に設置された大砲の砲口が次々と小型帆船…ゴーイング・メリー号に向けられる。

 

「っ!?何だとそれは本当か!!…ドレイク大佐!砲撃中止です!人質がいます!!」

 

しかしドレイクのその指示は子電伝虫で砲兵隊と通信をとっていたダニエル大尉の進言により止められる。

 

「人質だと!?っ…これだから海賊は、整備兵でも人質に取られたか?」

 

「それが…民間人が人質に…」

 

「民間人?はっきりせんか!誰が人質になっている!!」

 

「アピスお嬢さんが人質になっておりメインマストにくくりつけられています!!横には大柄な男がおり迂闊に狙撃もできません!!」

 

「何だとおっ!?」

 

"アピスお嬢さん"

 

自分達の上司であるジョナサン中将の更に上、独立遊撃隊総司令であるクリーク中将が連れてきた少女である。

 

クリークの悪癖…任務に行く度に変わった武器や道具、偶に行き場のない子供を拾ってくる癖は海軍でも周知の事実であり当然このナバロン要塞の人間達もそれは知っていたのでいつもの事か、と思いつつ特に気にしていなかった。

 

どうやら東の海から来たらしく周囲が物珍しいのかいつも元気にチョコチョコ走り回っており、強面が多い海兵にも物怖じせずに質問してきたり、最初はどう接すればいいかわからなかった男どももその活発な姿に自身の家族を思い出したり、子供の頃を思い出したら微笑ましいものでも見るようになり僅か数日でこのナバロン要塞内に溶け込んだ皆のアイドルである。

 

当然海兵では無く、今の扱いは民間人である為扱いは少々特殊ではあるがそのうち他の"熊の子供達"と呼ばれる存在と同じように海軍に入隊する可能性がある…未来の後輩として皆に可愛がられていたがそんな清涼剤が海賊に捕まってると聞いて

 

「これだから海賊という奴らは!!総司令との連絡はまだとれないのかっ!!」

 

「すっ、すいません!!アイザック少将と連絡はとれたのですが未だに所在がつかめていません!!」

 

「まさか外海に一人で…いや、あの人なら船無しでやりかねん…第八部隊!第十六部隊!第三十二部隊を揃えろ!あの海賊船はバラクーダ号に合流する肚だろう、合流したいのならさせてやる!!その後包囲、交渉の元で両船からの人質奪還を行う!見ていろ麦わらの一味共…我々ナバロンの海兵を舐めてるとどういう事になるか思い知らせてくれる!!」

 

とドレイクは矢継ぎ早に指示を出すと拳を握り締めながら段々とバラクーダ号に近づく小型帆船を睨みつけるのだった。

 

 

 

一方、ネロはドレイクと同じく小型帆船が出現との報告を受けて双眼鏡を覗けばそこには自身でも確認していた麦わら一味の海賊船がこちらに近づいていた。

 

「んー?どういうつもりだ?こんだけハッキリ見えるように自分達の船長がくくりつけられてんのに仲間と思ってるわけでもねぇっしょ」

 

「中甲板に大男が一人、傍のメインマストに少女が一人括り付けられてますね…人質?海兵の家族か何かですかね?」

 

疑問を覚えるネロにカゲと呼ばれる黒尽くめの男達の一人がそう報告する。

 

「まぁお優しい海兵様に人質ってのはいい選択肢っしょ、これで相手は迂闊には手を出せない…その間にこちらと合流、狙いは奪還?協力?」

 

「奴らも要塞を脱出したいのでしょうし便乗しようという肚なのでは?海賊とて馬鹿ではないでしょうから我々が麦わらの一味と名乗ってる以上それを掴んでいる可能性もあり得ます」

 

「…確かにその可能性もあるっしょ、よーし本物が来るってんなら上手く使わせてもらうっしょ。敵対にしろ協力にしろ向こうの出方を伺う方向で、こっちは船長に加え一味と思しき長っ鼻も捕らえてるし有利に立てる筈…そうだ、長っ鼻をこっちに連れて来とくっしょ」

 

「了解しました」

 

そう言って素早く下がるカゲにネロは満足しつつ

 

「しかし…随分とぬるいっしょ"海軍独立遊撃隊"、戦車艇による包囲網に周囲に配置された狙撃部隊、セオリー通りだがそれ故に読み易い…海軍最強の部隊と持て囃されておきながらこの体たらくとか笑えるっしょ…やっぱおれら"闇の正義"に比べたら海軍最強とは言えこんなもんっしょ」

 

呵呵と笑い声を上げるのだった。

 

 




因みにセオリー通りにやらないのなら特記戦力を突っ込ませればカタはつくが今回の件はジョナサンもクリークも"本来海軍が捕らえるべきクロコダイルを打倒した借りを返す"という形にして本気で捕まえる気が無いので特記戦力である二人は動きません。

因みにジョナサン中将に次ぐ階級はドレイク大佐でありますがドレイク大佐自身は能力者でも無く覇気も身につけておらず一般的な本部大佐です。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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