起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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日々のモチベーションとなっておりますのでありがたく読ませてもらっています。


モネとロビン、二人は仲良し!

 

褐色のマントを羽織り木々の密集した地域に伏せたロビンは子電伝虫を繋いだままライフルについたスコープを覗く。

 

「航海士さん、船外に出てる敵は首謀者と思しき男を含め5名…四名が船首甲板に、一人がマスト上部にて見張りを行ってるからコックさん、剣士さん、船大工さんの突入には気をつけて」

 

『わかったわロビン、引き続き何かあったらお願いね?』

 

「了解、何かあったらまた通信するわね」

 

そう言いながら一度子電伝虫を切るロビン、別に繋いだままでも良かったのだが"黒電伝虫"なんて電波を盗聴可能な個体がある以上油断は出来ないと考えそのままスコープをずらし海兵達の方を覗き込む。

 

「…熱風隊こと第八部隊に剣客隊が合流、先程の剣士さんとの戦いを見る限りなかなかのレベル。

 

コックさんとあの黒尽くめの敵の戦闘を見る限り負けるとは言わないけど…少し梃子摺るかもしれないわね」

 

それと共に後ろに現れた気配へと向けて太ももに装着していたナイフを抜き放つも

 

「ちょっと、久々の再会なのに物騒な事じゃない?」

 

「モネ!久しいわね、息災かしら?」

 

そこにいたのは同じ年という事でかつてロビンが親しくしていたモネ、緑色の長髪に抜群のプロポーションを誇る美女、麦わらの一味とはドラムで一度会っており、その後クリーク達と合流したユキユキの実の能力者にして凄腕の医者であった。

 

「お陰様でね、貴女も楽しく海賊やってるみたいじゃない?」

 

「まぁ今まで潜入していた所と比べると楽しいと思えるわよ?」

 

抜き放ったナイフを再びホルスターに仕舞いつつその場に伏せるロビン

 

「今までは潜入=クリークさんに海賊の情報及び居場所を報告する為だったものね、潜入しているのにのんびり出来るのは久々なんじゃない?」

 

モネもそう言いながらその場に座る。

 

「そうね、まぁもっともそのお陰で潜入した海賊は悉く海軍により壊滅…お陰で悪魔の子やら疫病神、死神なんて渾名もついたけれどね」

 

「言いたい奴には言わせておけばいいじゃない、まぁ海軍とロビンを繋げる事も出来ていない者達が真相を掴めるとは思えないけれどね?」

 

「…簡単に掴まれても困るけどね」

 

現在ロビンについて彼女と海軍…本部中将であるクリークの繋がりを知ってるのはごく一部である。

 

「まぁクリークさんがそこら辺は厳重に隠してるみたいだし…お陰で貴方はオハラを逃げて以降転々と居場所を変えながら裏世界に参入。

 

潜入した海賊を破滅させる女として噂されながらもグランドラインに入ってしばらくした頃クロコダイルのスカウトによりバロックワークスへ。

クロコダイルの情報操作のお陰でここ数年は表舞台から消えていたがアラバスタ王国での一件以来再び表舞台に、海軍では麦わらの一味に新たに参入したと思われてるわよ?まぁあくまで今までと同じく腰掛けだと考えているようだけど…貴女はどうするつもり?」

 

モネの言う通り知ってるのはごく一部、大半はクリークの知識にある通りの生い立ち…8歳の頃ではなく10歳の頃にズレたとは言えまだその年の少女が3900万という金額をかけられた故に少女は過酷な人生を送り"生きていてはいけない"と後ろ指を指され、裏世界においては様々な人間を裏切りながら生き延びてきた…"と思われている"。

 

まぁ実際のところは幼少時からクリークの元で保護され、クリークの影響下にあるファウス島において18になるまでの間に様々な技術を吸収させながら欺瞞情報としてクリークの知識にあった情報を流していた故に政府諜報機関や海賊達が掴んでいる情報とロビンの生き様には大きな差がある。

 

「そうねぇ…おじさま曰く麦わらのルフィの元にいればポーネグリフは近道だと言っていたけれど…」

 

「ふーん?まぁわたしとしては貴女と航海するのも楽しいと思うんだけれどね?」

 

「まぁ流石に私と海軍…というか現役中将が繋がってるのを知れば追い出されるかも知れないわね、まぁ色々と手のかかる子達だし折を見て一味からは脱退するまでは付き合うけれどね?」

 

まぁひょっとしたら船長さんの事だから…とは思わないでも無いが自分がオハラの関係者である以上かかる火の粉は大きくなるだろう、そうなると楽しげに海賊をやっている彼らの道が途切れる事になり、それでは彼らに申し訳がたたない…それ故に暫くしたら離れるつもりであった。

 

「ふぅん?そう言えば麦わらの一味にはわたしの弟弟子がいるのよ、わたしに及ばないとは言え医術の腕は確かみたいだしそれなりに腕はたつ…まぁ過去が過去故に臆病な気質もあるみたいだけれど良かったらそれと無く見といてあげてくれる?」

 

「船医さんの事かしら?腕は確かみたいだけれどそう言えば彼の出身はドラムだったわね、だったら貴女も一味に入る?退屈はしないと思うけれど?」

 

「あら、それも面白そうだけれど…まぁ一味に入るのは無理だけれど遊びには行くかもよ?シュガーもクリークさんのお気に入りがいると聞いてうずうずしてるみたいだしね…その内一人でも突っ込んでいきそうだからそのうち貴女達の前に現れるかもね?」

 

「あの子はおじさまが大好きだもの…嫉妬もあるのかもしれないわね?」

 

ロビンはそう言いながら軽く笑うと再びスコープを覗き込むのだった。

 

 




さて、そろそろ450話記念が近づいていますが次の題材は何にしようかな…

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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