起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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唸る舌戦、カゲ対麦わらの一味!!

 

密かに海中を進みフランキーが脱出に使った壁の穴からバラクーダ号に乗り込んだゾロ、サンジ、フランキーの三名は船倉下部にあると思われる動力室へ

 

「帆船だろ?別動力があんのか?」

 

「この船はちょっと特殊でな、補助として"すくりゅう"とか言う新型の機関を積んでるそうだ」

 

「へぇ、風が無くても進めるのは便利そうだなっと!」

 

動力室の前に差し掛かったところでいきなり物陰から現れたカゲの振りかぶった腕をゾロは身を引く事によって回避。

 

「どいてろクソ剣士!フランシェ・シュートっ!!」

 

それと共にサンジの蹴りがカゲの腹部へと吸い込まれるが

 

「ふっ!その程度の攻撃、我らのボディアーマーの前には効かんわ海賊めっ!!」 

 

「ちっ、割と強めに蹴ったつもりだったが、さっきはルフィが吹っ飛ばしたからな…」

 

カゲが身に纏っているボディアーマーによりダメージは見られずならば、と

 

「役にたたねぇなクソコック!三刀流・鬼斬いっ!!」

 

今度はゾロが斬りかかるもダメージは見られず高笑いするカゲ

 

「ふはははっ無駄だ海賊め!貴様らの攻撃など我らの前では無力!!」

 

「テメェこそ役に立ってねぇじゃねぇかクソ剣士…待てよ?ボディがダメならこれならどうだ!ウイユ・!ネ!ジュー!ブーシュ!ダン!マントン!トロワジェムシュートっ!!」

 

「大人しく人質になってもらぶべらっ!?」

 

あれほど頑丈だったボディの耐久はどこへやら、カゲは顔面のアーマーを叩き割られてその場に倒れ伏す。

 

「やっぱりな…顔面は呼吸や視界の確保もあるだろうから胴体よりは脆いと思ったが…というか普通に蹴れば壊せたか?」

 

「何の音…っ!侵入者かっ!!」

 

したたかに壁に打ち付けられたカゲにより物音で気づいたのだろう、動力室から更に現れたもう一人のカゲ

 

「よし、次はおれがやる」

 

「おうマリモヘッド、奴ら特殊な鎧着てやがるから狙うなら顔面を…」

 

「そんなせせこましい事やってられっか!ふうっ、一刀流…獅子歌歌!!」

 

それと共にゾロの身体はカゲの後ろに

 

「ば…ばかな…我らのボディアーマーは迫撃砲さえ無効化する筈…」

 

「へっ、その程度斬れなくてはこの先やっていけねぇよ」

 

倒れ伏すカゲにそう言ってのけるゾロだったが

 

「おいクソ剣士…ザコ相手に大技連発してるとバテちまうぞ?」

 

「はっ、自分が弱ぇとこ狙ってしか倒せねぇってか?」

 

「カッチーン!上等だクソマリモ野郎、次出てきた奴はおれにやらせろ、別に弱点なんざ狙わなくても倒せるっての!それが戦略ってもんだろ」

 

そして尚も言い争う二人に道案内としてついて来ていたフランキーは

 

「…船でも思ったが仲の悪いにいちゃんらだなぁ?いや、喧嘩するほど仲が良いってやつか?」

 

と零せば二人は

 

「「誰が仲良しだ海パン野郎!!」」

 

と揃って否定するのであった。

 

 

 

一方その頃ルフィは

 

「よしイタチ野郎!覚悟しろ!!」

 

と、両の拳を構えネロの前に再度現れた。

 

「おー麦わらのルフィ、いい作戦は思いついたか?」

 

「おぅ、とっておきの作戦だ!!おれがここでお前を吹っ飛ばせばいいって事だろ!!」

 

「…おいおいおい麦わらのルフィ、お前お仲間が人質になってるって事忘れてるっしょ?」

 

「それは忘れてねえぇぞ!でもウソップなら大丈夫だ!何たっておれ達の仲間なんだからな!!」

 

首に鋭い鋼鉄の爪先を突きつけられたウソップはルフィのその言葉に

 

「ルフィ…お前ってやつは…おれをお前達みたいなのと一緒にすんな!!おれは狙撃手!援護が専門!おれは弱いんだからな!!」

 

ホロリと涙ぐんでみせたものの怒涛の勢いで否定する、流石にこの状況下で脱出できるような手段はないらしい。

 

「シャウッ!随分と仲間を信頼してるみたいっしょ…時に麦わらのルフィ、さっきのスーツ男はどうしたっしょ?」

 

「ん?サンジか?サンジならゾロと一緒に…っとこれ言っちゃいけねぇやつだった!」

 

慌てて口を塞ぐルフィだったが

 

「ゾロってのは海賊狩りか、ふーん成る程成る程…おれの前にお前が来て時間稼ぎ、本命はさっきのスーツ男とロロノア・ゾロが人質を奪還、お前と二人で挟み撃ちにしてこいつを助け出すって寸法っしょ、いいとこついてるっしょ?」

 

「スゲー!何で分かったんだ!!」

 

時すでに遅し、流石にここまで状況が揃えば否応にも予想はつくネロ。

 

「おいお前…ついでにお前もだ、船に鼠が入り込んでやがるから仕留めてこい」

 

「「了解しましたネロさん!」」

 

その言葉と共に船外にいたうちの二人が船内へと向かう。

 

「麦わらのルフィ、いいことを教えてやるっしょ…テメェは丸ごとぶっ飛ばして何とかなったようだがカゲ共は特殊合金で作られたアーマーを装着してるっしょ、対物理に優れ戦艦の大砲すら無効化する上に戦闘力においても厳しい修練を乗り越えて超人とは言えねぇもののテメェらみたいな億もいってない弱小海賊の相手なんざ赤子の手を捻るよりも簡単っしょ」

 

「何が言いてぇんだ?」

 

「つまり作戦が上手く行って人質救出の後にこのおれを挟撃なんて希望なんざ抱くだけ無駄って話だ…」

 

「へっ!やってみなくちゃわかんねぇだろ!!」

 

そう言って睨み合う二人だったが

 

「ぐあっ!?」

 

「ちっ!強行してきたか!!敵襲!ネロさん敵襲です!!」

 

その声にネロは舌打ちしそうになりルフィは

 

「ほら見ろ!ちゃんとゾロもサンジも上手くいって…」

 

「バラクーダ号強奪事件の主犯と思しき麦わらの一味を発見!!これより海賊共を制圧する!!」

 

「海兵じゃねぇか!!サンジとゾロじゃねぇじゃん!」

 

そんなツッコミをこだまさせるのだった。

 

 




有り余る身体能力を脚力だけに注ぎ込んで相手を煽り散らかすスタイルってのもありですね(影響されやすい作者)

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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