起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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投下、読者の皆様長らくお待たせいたしました。


脱出せよ!要塞ナバロンの包囲網!!

「吹っ飛べ!マキシマ・ヘビー…コング!!」

 

それと共にメリー号へと乗り込んだ海兵隊の身体が大きく吹き飛ばされそのまま海へと落ちる。

 

「ぐっ!?やるな…我らの鉄塊でも流石にその衝撃は殺せんか、その体格も見た目だけでは無いようだ」

 

隊長格と思しき海兵はそれと共に拳を繰り出すも

 

「ランブル!毛皮強化(ガードポイント)!!」

 

鋼鉄の拳は衝撃を殺され柔らかに受け止められる。

 

「な!?…そうか貴様ゾオン系か、ゾオンは3形態に変化可能…にしてはえらく珍妙な動物みたいだが」

 

「誰が珍妙だ!まぁいい、これでお前も吹き飛べ!腕強化(アームポイント)!からの…刻蹄・桜(こくてい・ロゼオ)!!」

 

まるで毛玉のような姿から一転、腕の筋肉が盛り上がった姿に転じたチョッパーはそのまま頑丈な蹄をもってして相手の腹部を撃ち抜くも流石に相手も一筋縄ではいかず

 

「っ!凄まじい威力だな!だがそれでも我らの鉄塊を打ち破る程ではない!!」

 

海へ吹き飛ばされながらもそう言う海兵には目もくれずメリー号へ乗り込んだ他の海兵にもその剛腕を振るい次々に海へと吹き飛ばしていく。

 

しかし

 

「悪魔の実の可能性を考えたのだろうが…先程言っただろう、これは我らの鍛え上げた肉体が為せる技、海に叩き落としたぐらいで我ら第8海兵隊、熱風隊を破れると思ったか!!」

 

隊長格が海面から飛び出し船縁に降り立つと同時、他の面々も海中から飛び出し隊長に習い拳を構える。

 

「流石にこれで決着ってわけにはいかないか…後は頼んだぞナミ!!」

 

「よくやったわチョッパー!!さて海兵さん達?しばらく眠っててよ、サンダーボルト…テンポ!!」

 

その言葉に隊長格がそちらを見ると同時

 

「何をぐぁぁぁあっ!?」

 

いつの間にか頭上に広く展開された黒雲から降り注ぐ雷に打たれ海兵達は再び海へ

 

「な、なんだ!?」

 

「雷!?ぎゃぁぁぁぁあ!!」

 

「さっきまで晴れて…ぎゃん!!」

 

そしてメリー号含めバラクーダ号の上にも広がっていた黒雲からも雷が降り注ぎ

 

「おし!ナミがやったのか!!って危な!?」

 

「おいルフィ!今のうちにさっさとズラかるぞ!!」

 

「え、まだアイツぶっ飛ばしてねーぞ!」

 

「んナミさーん!!今行くよ!!」

 

バラクーダ号の甲板で戦っていた一味の面々も降ってくる雷を他所にメリー号へと駆け抜ける。

 

「おいテメェら!!奴らを逃すんじゃねぇっしょ!!」

 

「し、しかしネロさんこの雷ではぎっ!」

 

そう反論しかけたカゲが雷に打たれるのをみてネロは

 

「ちいっ、しょうがねぇさっさと海兵共を排除しやがれ!!とりあえず海に放り捨てて艦内を再度制圧!人質は奪還されたが船の動かし方は見てたからわかるだろうし奴らを追いかけるっしょ!!」

 

流石に世界政府の特殊部隊とあってネロのその指示と共にカゲ達は二人組を作ると断続的に降り注ぐ雷からなんとか逃げつつも混乱する海兵達の隙を突いて撃破、次々に海へ放り込んでバラクーダ号を再度制圧。

 

幸いにも一番邪魔になりそうな剣客隊は人質達と共に姿を見受けられず恐らくは人質救出に合わせて脱出したのだろうと察しながらも木炭エンジンを再始動徐々に離れていく麦わら一味の船を追いかける。

 

小型故に小回りの効くゴーイングメリー号はすぐさま舵をきり破壊された北大水門へ、そしてバラクーダ号もその巨体を軋ませながらそれに続き

 

「まさか熱風隊が排除されるとは…直ぐに戦車隊を出せ!包囲させていたんだ、奴らをあのまま逃してなるものか!!」

 

当然逃がしてなるものか、とドレイク中佐のその言葉に待機していた通信兵は慌て電伝虫に向かって指示を出せば待機していた第3世代機であるヴァルキュリア型戦車十数台が一斉に動き出し先を行くバラクーダ号に対して砲撃を仕掛けた。

 

しかし

 

『着弾…依然として船速変わらず!』

 

『駄目です!バラクーダの装甲が抜けません!!』

 

各戦車からの報告にドレイクは立ち上がり受話器を掴むと

 

「馬鹿正直に船腹を狙ってもその砲塔でバラクーダ号の装甲を抜けるわけないだろう!!奴らは今木炭エンジンに加えて機帆を広げる事によって速力を確保している、なら何処を狙うかわかるだろうが!!」

 

『り、了解!!』

 

その言葉に居並んだヴァルキュリア型戦車達の砲塔がズズズ、と動き出し斜角をとれば一斉に放たれる砲撃。

 

しかし機帆へと向かった空中で砲弾は連続して爆発

 

「何が起きたぁっ!!」

 

『すみません!迎撃されました!!第二射装填します!』

 

「見ればわかる!何に迎撃された!!」

 

そう言いながらドレイク中佐が双眼鏡を向ければ目に映るのは甲板にて数名の影が大型のバズーカーを構えており、再び放たれた戦車隊からの砲撃に対し発射、まるで獲物を狙う鷹の如く砲弾へと向かえば次々に食い破り最後には集団から逸れていた戦車に着弾、爆発を引き起こした。

 

 

「ひゃっはぁっれ見たか海軍!!これが"イーグル・クローの威力っしょ!!総員今のうちにさっさと脱出するっしょ!こんだけデカい手土産がありゃあのケチ臭い長官も認めざるを得ないっしょ!!」

 

そんな事を言われているとは露知らず

 

「えぇい軍艦を出せ!幸いにもバラクーダ号は船足が遅い!戦車隊は速度を上げ先に向かった小型帆船を追え!!出航準備にはどれくらい必要だ!」

 

「はっ!基地全体が非常体制にありますので30分もあれば可能かと!!」

 

「遅い!15分でやれる筈だ!!封鎖の意味は既に無い、準備出来た船から南大水門へ向かわせろ!」「り、了解っ!!」

 

「それから海に落ちた海兵達を引き上げろ!それから医療班を手配、中央塔司令室にもバラクーダ号の監視を行うように通達!

 

…見ていろ麦わらめ、我らナバロンからそう簡単に逃げられると思うなよ?」

 

矢継ぎ早に指示を出して両の拳を打ちつけたドレイク中佐にダニエル少尉は答えると慌てて指示を実行しに駆け出すのだった。

 

 




ナバロンの先が四通りほど思い浮かんでおり未だにどれにするか決めかねております故に次回の更新はまだ未定ですのでゆるりとお待ちください。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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