起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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前話に登場した"イーグル・クロー"はアニメオリジナルナバロン要塞編でシェパード中佐が持ち出した組み立て式の大型バズーカでその威力は軍艦の大砲に匹敵するとの話です。

今回の作戦によって数挺がシェパード&コーギー+愉快な仲間達の手により要塞内に持ち込まれました。


司令室での舌戦!要塞司令カミソリジョナサン!!

「ふむ…こうなってはやむを得ないか」

 

中央塔から眼下に広がる景色を見下ろすナバロン要塞司令であるジョナサン、彼の目には丁度北大水門を通り抜ける小型帆船と追走する十数台の戦車隊、そしてその後方に最新鋭艦"という事になっている"バラクーダ号がおり更にその後ろには出航準備をしている軍艦。

 

『後から文句を言われても受け付けん、本当に構わないのだな?』

 

「ふっ、あんなものはあくまで餌だよアイザック少将。

 

少し考えればわかるだろう?確かに防御力は凄まじいものの大型艦よりも遅い船足、このグランドラインでやっていくには力不足だよ」

 

『の割にはナバロン要塞砲に加え大水門を破壊、その攻撃力は凄まじいものだと思うが?』

 

「あれも新型の特殊弾頭あってこそのものだよ、しかも加工技術の関係でここ以外での生産は恐らくは不可能」

 

『そうなれば必然、普通の大砲を乗せるしか無い…確かにそう考えれば頑丈な的でしか無いな』

 

「まぁだからと言ってくれてやるわけでは無いがね、あぁドレイクくんにも連絡をする様に、中将がいつも言ってるように報連相は大事だからね?」

 

『わかったこちらから連絡しておこう…ではこれより海軍工廠特務隊は攻撃準備に入る、吉報を待つ事だな』

 

「噂の戦鳥騎の活躍を楽しみにしているよ、ではまた後程アイザックくん」

 

『作戦決行も近いというのにあまり大っぴらに見せたいものでは無いのだがな』

 

そう言って切られる電伝虫を尻目にジョナサンは考える。

 

当初は少し弛んでいる感が見える独立遊撃隊に発破をかける為にあえて麦わら一味の侵入に対して要塞内で仕舞いにしようとしたが世界政府がこのような手を使ってきた以上そうも言ってられまい。

 

バラクーダ号を奪ったのは麦わらの一味という事になってるらしいが恐らくは世界政府かブルーマリナーの手の者だろう、元々ここで新造艦を作っているというのはガルガンチュアのカバーとして広く流していた事もあり周知の事実、恐らくはコーギーやシェパードか若しくはその上の指示で動いたのだろうと察せられる。

 

「全く…世界政府は何を考えているのやら、ご自慢の諜報機関も蜂1号のダミーを摑まされているようだし味方同士で足を引っ張っても喜ぶのは海賊だけだと思わないのかね」

 

ジョナサンはそう考えて溜息を吐きながらも電伝虫の受話器をとると再び何処かしらに連絡を取ろうとしたタイミングで

 

「やぁやぁジョナサン要塞司令殿、少しいいかね?」

 

止めようとする海兵を無視して入ってきたのは二人組の男

 

「これはこれはシェパード監査官殿にコーギー殿、総司令は見つかりましたかな?」

 

海軍本部査察官であるシェパードと世界政府役人のコーギーが横柄な態度で顔に笑みを浮かべながら司令室へと入ってきた。

 

「いやいや残念ながら見つからないようでね、まるで我々に会いたくないかのようじゃないか、まるで何か隠しているかのように」

 

「それはそうと色々と話を聞かせてもらう必要があると判断したのだが?」

 

「ほぉ、一体何の話ですかなぁ?」

 

「決まっている!アレの事だ!!」

 

あくまで飄々としたジョナサンにシェパードはがイライラしたように眼下に映る追走劇を指差せばコーギーが追随するように

 

「海賊に侵入された上に独立遊撃隊にて建造された最新鋭艦をまんまと奪われこの責任は要塞司令として一体どうとられるおつもりですかなぁ?」

 

と軽く笑いながら聞くもジョナサンは

 

「おや、まだ奪われたと決まったわけでは無いと思いますがねぇ…工廠特務隊も動きましたしこの騒ぎもそろそろカタがつくと思いませんかね?」

 

とどこ吹く風とばかりの返答にコーギーは口を開こうとするが

 

「そんな事はどうでもよろしい!それよりあの船だ、新型艦の建造は聞いていたがあのような強力な船だとは聞いていない!どういう事か説明してもらおう!!」

 

それよりも早くシェパードが机を叩きながらそう怒鳴る。

 

「おや、どういう船を作るかは総司令官からセンゴク元帥に上奏されている筈ですが…もしや聞いてないので?」

 

「ぐ…そんな事はどうでもよろしい!兎に角船を取り返した暁にはあの船は色々と調べる為にマリンフォードに曳航させて頂く、勿論異論は認めんぞ!!」

 

シェパードのその言葉にジョナサンは十中八九なんのかんの理由をつけてあの船を手に入れるつもりなのだろうと考えるも

 

「おぉ、それは無理な話ですな」

 

とシェパードの考えを否定する。

 

「何だと貴様!海軍本部監査官であるこのワタシに逆らう気か!!」

 

「いやはや落ち着いて頂きたいシェパード監査官殿、船が無事に残ればシェパード殿の言うとおりにするのもやぶさかでは無いですが…先程言いませんでしたかねぇ?工廠特務隊が動いたと」

 

「工廠特務隊がどうした、確かに上に来ているらしいが…」

 

「工廠特務が…まさか戦鳥騎か!!」

 

ピンと来なかったシェパードと違い世界政府の役人であるコーギーは"色々と"知っているのでピンときたのだろう、窓を開けてバッと上空を見上げる。

 

そこにはコーギーの思った通り、5つほどの影が破壊された北大水門へと向かっていく姿だった。

 

 

 

 




やーっと書こうと思ってた戦鳥騎が出せる

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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