起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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さてウォーターセブン編は原作と比べてどうなるやら…


仲間の危機!ロビンの行く末

ウォーターセブンの外れ、岸辺に停泊したメリー号を一個中隊…25人程の海兵が半円状に包囲。

 

そしてその中から一際体格のいい男が前に進みでる。

 

「さて…ナバロンでは随分と色々やってくれたようだが元気そうで何よりだ麦わらの一味諸君」

 

赤い海軍マークの入ったコートに鈍色の胴鎧、そして腰に長剣を差したその男にルフィは

 

「おまっ要塞のドングリ男!おれを捕まえに来たのか!!」

 

と叫びながら素早く拳を構え、ルフィのその言葉にナミはナバロン要塞でのルフィの台詞を思い出し

 

「ドングリ…まさか鈍熊のクリーク!?なんで海軍本部中将がここにいるのよ!!」

 

「中将!?海軍でも上から数えた方が早い実力者じゃねぇか!!」

 

ナミの言葉にウソップは慌てて立ち上がると愛用のパチンコを取り出して構える。

 

「へっ、敵は赤いカモメ共か…相手にとって不足はねぇな」

 

「ったく…こっちは大事な話し合いの最中だってのに、まぁさっさと済ませてしまおうぜ」

 

そう言って刀を抜き放つゾロに爪先で地面を叩き軽く腰を落とすサンジ

 

「随分と好戦的な事だ…だが今回は別にお前達を捕らえに来たわけじゃない、今回用事があるのはお前だニコ・ロビン」

 

クリークのその言葉に一味の視線がロビンに集まる。

 

「…海軍が私に一体何の用事かしら?」

 

「ニコ・ロビン、少し我々と共に来てもらおう…まぁ断ってくれても構わんがその時はそれ相応の対処をさせてもらう」

 

クリークのその様子に

 

「おいクソゴリラ…ロビンちゃんを捕まえに来たってか?そんなんさせてたまるかよ!!」

 

そう言いながらサンジが飛び出しそれに続いてゾロも無言で刀を抜き放ち

 

「ロビンは渡さねぇぞ!ゴムゴムのピストルっ!!」

 

そしてルフィが長く伸ばした腕で威力を増した拳を叩きつけるが

 

「ぐっ!?かてぇ!!」

 

「ちっ、能力者か!」

 

「盾のおっさんみたいなのか!!ならゴムゴムの…キャノン!!」

 

ダメージは通らず、ならばもっと威力のある攻撃を当てればいいとばかりに少しの溜めの後にルフィの双拳が突き出される。

 

「…その程度では倒れてやれんな、熊手拳砲っ!!」

 

しかしその攻撃さえもクリークは軽く受けると今度はお返しとばかりに掌底を叩き込めばルフィの体は大きく吹き飛ばされ

 

「ルフィ!?」

 

「クソッこれが中将クラスかよっ!!」

 

サンジとゾロがそちらに向かうもそれを阻むように

 

「ボスの邪魔はさせない」

 

「すまないね、これも任務だからね」

 

両手にトンファーを持った海兵と両腕に盾を装着した海兵が二人の前に立ち塞がった。

 

「あっ!テメェ愛しのハニーちゃんと一緒にいた盾男じゃねぇか!!」

 

当然見覚えのある姿にサンジが怒鳴るも

 

「いやはやあの時は潜入調査って事でね、本来はこっちが本職さ。海軍本部大佐"鉄壁のパール"…以降お見知り置きをってね?」

 

「油断するなよパール、相手はあの"海賊狩り"と"赫脚"の薫陶を受けた男だ…」

 

「テメェ…随分とやるようだな」

 

「海軍本部大佐"鬼人のギン"…別に覚える必要は無い」

 

ゾロとサンジの前に立ち塞がるギンとパール、そして更にクリークに相対するルフィ…それぞれ緊迫する空気の中動いたのは

 

「条件が一つあるわ」

 

そう言って武器を構えるナミ達を手で制して前に出るロビン

 

「出来る範囲なら聞こう」

 

「抵抗はしない…その代わり彼らを見逃すのが条件よ」

 

「な!?何言ってるのよロビン!!」

 

ロビンのその言葉にナミが驚き

 

「か、海軍がなんだってんだ!!ロビンは連れて行かせねぇぞ!!」

 

「お、おれだって!腕強化(アームポイント)!!」

 

連れて行かせてなるものかとウソップがパチンコを、それを見てチョッパーが腕を変化させるも二人の目の前に降り立つ影

 

「ごめんなさい、でもお願いだからこのまま大人しくしててね?」

 

「お前!ナバロンの時の!!」

 

「アピス!?それに熊も!」

 

シグマが両腕で地面に押さえ込みその肩に乗ったアピスが申し訳なさそうに言う。

 

「さて、悪いがニコ・ロビンは連れて行かせてもらうぞ?」

 

「ロビンは連れて行かせねぇぞ!!ゴムゴムの…バズーカ!!」

 

「学ばないな…その程度の威力では倒れてやる事は出来んと言っただろう」

 

今までどんな敵でも吹き飛ばしてきたルフィの双掌打はクリークを吹き飛ばすどころか後退させる事すら出来ずそれに対してクリークがサッと片手を上げると後ろに控えていた海兵の一人が大型の銃を構えるとそのまま発砲

 

「ふにゃ…力が…」

 

そのまま監獄弾…海楼石を用いた鋼鉄製の網に囚われたルフィを他所にロビンに手を伸ばすクリークだったがその手はナミのクリマ・タクトによって払いのけられる。

 

「仲間を黙って渡すほど落ちぶれちゃいないつもりよ」

 

「いい啖呵だ、流石ベルメールの義娘だな」

 

「アンタどこかで…?」

 

「さてな、少し眠っててくれ」

 

それと共にクリークの人差し指がナミの首筋を一突きすると意識を失いその場で倒れるナミ。

 

「テメェくそゴリラ!ナミさんに手ぇ出しやがったな!!」

 

当然サンジがクリークに蹴りかかろうとするがその蹴りはパールに止められ、ゾロもギンと相対して何度か刀とトンファーを合わせるも攻めあぐねていた。

 

「さてニコ・ロビン、仲間に言い残す事があれば言っておくといい」

 

「そうね…ごめんなさい船長さん、ちょっと行ってくるわ」

 

監獄弾に囚われたルフィにそう言い残すロビン、止めようとなんとか力が入らないながらも腕を伸ばすルフィだったが

 

「あぁ…くれぐれも追って来ようとしないでくれよ?それなりに対応しなければいけなくなるからな」

 

そう言ってその場から去るクリークとロビン、追いかけようとするも独立遊撃隊が立ち塞がり何とか相手が退く頃にはロビンの姿は無かったのであった。

 

 

 

 




大変だ!ロビンが海軍に連れて行かれちまった!!

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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