起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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むぅ、結構間が空いてしまった上に場面がほとんど進んでいないという


花と鈍熊 ドンクリーヌ

ルッチとの会話を終えてロビンがいる応接室へ、見張りを行なっていた海兵と入れ替わりにフィーネ・イゼッタ号に伝令を任せロビンの反対側に腰をかける。

 

「あら、おかえりおじさま…随分と色々動いてるみたいね」

 

「おいおい、周囲に気配は無いからいいが気をつけろよ?繋がりがバレれば大変な事になるぞ?」

 

「あら、私も昔と比べたら成長したのよ?近辺の気配程度なら読めるわ」

 

ロビンのその言葉に軽く驚きながら見聞色の覇気を軽く広げてみるがその言葉通り近くに人の気配無く

 

「へぇ…それは見聞色の覇気も習得が近いな、だがとっかかりを掴めたとはいえまだ先は長い、修練を怠らない事だ」

 

「それは勿論、それよりおじ様が昔に言っていたけれど見聞色の覇気を習得した者は未来を見通すようになると言ってたけれど本当?」

 

「あぁ"未来視"か…相手の気配をより強く感じとる"見聞色の覇気"、そして更には相手が次に何をしようとしているか見えると言う。そしてその一つ先が"未来視"、言わば見聞色の真髄であり少し先の未来を見通す事が出来る…らしい」

 

「らしい?おじ様はその未来視とやらは使えないの?」

 

「まぁな、俺はそんなトンデモ能力持ってねぇよ」

 

「海軍でも上位の戦闘力を持つおじ様が?よっぽど難しいのね…」

 

「いや、どちらかと言えば適正の問題だろう、昔っからどうも見聞色の覇気は苦手でな…相手の気配を探ったり相対した相手の動きを読む程度は出来るが未来を視るなんざとてもじゃないが無理だな」

 

「相手の気配を感じとり相手が何をしようとしているのか見通す力…空島の心網(マントラ)に似ているわね」

 

「ご名答、そのマントラこそ見聞色の覇気の事だ…エネルはそれに加えて雷の力、微弱な電気の力で電波を操り強化していたらしいがな」

 

「空の神様の事も知っていたのね…そう言えば皆で空島に行った時に面白い物を見つけたのだけれど…」

 

「おぉ!黄金の鐘か、以前見学した時の写真は纏めてあるぞ?何枚かは渡そうと思って持ってた筈だが…」

 

「黄金の鐘楼の土台に落書きがしてあったのだけれど」

 

ロビンの言葉にコートの内側を探っていた手が止まる。

 

「あー…誰だか知らんが貴重な遺跡に落書きをするなんて罰当たりな奴もいたもんだなぁ」

 

「えぇまったくね…人は過去には戻れない、無価の大宝に"D・クリーク参上!!"なんて落書きをするなんて、ひどい事するわね」

 

「いや、まぁ溶剤で落とせるかもしれないし彫ってあるよりもましなんじゃないか?」

 

「色々と聞きたい事はあるけれど…何か弁明はあるかしら?」

 

「…その場のノリと勢いでやった、すまん」

 

などと身長3メートルを超える大男が身の丈半分ほどの女性に不覚にも頭を下げている頃

 

 

『クソがぁ!ニコ・ロビンの身柄に加えてプルトンの設計図を手に入れただぁ!?たかが中将如きが何処まで祟りやがる!』

 

エニエス・ロビーにてルッチの報告を受けたCP長官"スパンダム"は荒れていた。

 

「"設計図"がアイスバーグの手から渡った以上潜入の意味は無い、我々は引き上げるぞ」

 

電伝虫の向こうで吠えるスパンダムに対してルッチは言うも

 

『鈍熊のクリーク…トムの時に加えてまたしてもおれの邪魔をするか!!』

 

余程腹に据えているのかぶちぶちと文句を言うスパンダム。

 

「おい聞いているのか、次の指示を寄越せ」

まぁ無理も無い、かつてスパンダムが司法船襲撃の罪をトムに被せプルトンの設計図を手に入れるべく動いたが、それはクリークの手によって防がれたのが8年前。

そして今回は古代文字を読める可能性を持つオハラの生き残りに加え狙っていた設計図を目の前で掻っ攫われるという事態にスパンダムはイラつきながらも多少強引な手を出して使ってでも取り戻すべく指示を出す。

 

『ちっ…時間がねぇが早急にブルーノとカクをそっちに向かわせている、テメェらは奴等に協力するフリをして政府専用列車に同乗し奴から設計図を奪取しろ!!』

 

「ほう…あの赤カモメと対立するつもりか?」

 

『それが何だってんだ!!こっちは五老星からの指示を受けてんだぞ?たかだか田舎周りの中将如きが…このおれに楯突こうってんなら潰してやろうじゃねぇかよ!!』

 

「おれ達にニコ・ロビンの身柄の確保と設計図の奪取をしろと?随分と無茶を言う…」

 

『はっ、専用列車が出た以上どうせウォーターセブンからはこっちに直行だ…別に"中で何が起きようと"関係ねぇ、例え護送している海兵が襲われて死んでもな』

 

「…いいだろう、だが相手はあの海軍最強と名高い赤カモメだ。期待はしない事だな」

 

『ワハハハハ、少なくともお前らCP9は最強の諜報機関…超人であるお前らが負ける筈ないだろう』

 

「だといいがな…まぁ相手は中将最強と名高いあの男か、不足は無いな」

 

『コーギーの奴にはこっちから言っておく、恐らく専用列車がそっちに着くのは夜遅いと思うがそこで合流しろ』

 

その声にルッチは通信を切るとカリファと共に直ぐに引き上げの準備にかかるのであった。




ルッチとクリークがぶつかるとは言っていない。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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