起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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皆様大変遅くなりました、読者諸兄においてはいつも感想や誤字訂正、評価、お気に入り等々ありがとうございます。

随分と冷え込んでおりますので皆様体にはお気をつけください。


装甲列車 ドンクリークさん

ウォーターセブンにある海列車専用の駅"ブルーステーション"、普段は他の島との定期便や観光客で賑わうホームだったが今は物々しい警備で海兵や世界政府役人などが所々に屯しており一般人の姿は殆ど無かった。

 

「おーおー、仮面なんざ着けてあれで誤魔化せてるつもりか?」

 

そんな中でクリークは"重要参考人"となっているロビンを傍に仮面をつけて離れた所に佇む仮面をつけた2人、それから数名の黒スーツの政府役人を見ながら言う。

 

「ボス、相手は世界政府の諜報機関なんですから無用な警戒はさせんで下さい」

 

そんなクリークに同じく傍にいたギンが苦言を呈するも

 

「別に"こっちからは"何もしねぇよ、それよりも麦わら達の様子は?」

 

「現在廃船島にて船の改修しています、間に合うかは五分ってとこですね」

 

クリークとギンがCP9に軽く視線を向けており視線を向けられたルッチ達は

 

「ルッチさん!カリファさん!長期任務ご苦労様です!!」

 

並んで敬礼する黒スーツの役人達に顔を顰めていた。

 

「仰々しい…赤カモメの目もあるんだ、直ぐにやめさせろ」

 

「はっ!申し訳ありません!!」

 

大袈裟な敬礼をやめさせたルッチは自身に来る視線に気づきそちらに目をやれば

 

「鈍熊の横にいるあの黒髪の女がニコ・ロビンか。見てやがるな、気づいたか?」

 

「まぁ仮面だけで誤魔化せるものでもないでしょう、わたし達は実際に彼と対面している訳ですし」

 

「まぁいい、おれ達は予定通り奴が持つ設計図とニコ・ロビンの身柄を抑えるだけだ」

 

「いつ仕掛けますか?そこの貴方、カクとブルーノの合流は?」

 

「はっ!先のサン・ファルドにあるクーナ・ステーションにて合流する予定です!!」

 

「何にせよ簡単には行かんだろう…だが相手にとって不足は無い」

 

その言葉に疑問を浮かべる政府役人を他所にルッチは仮面の下で獰猛な笑みを浮かべていた。

 

そして響き渡る警笛にホームにいた者達がそちらを見れば波を蹴立ててゆっくりと侵入してくる重々しい黒鉄の車体…この世界には未だ二機しか存在しない海列車2号機"ファイブスター"の到着である。

 

「アンタらが運転士か?」

 

「俺は機関士っすけど…」

 

「私が運転士ですけど何か用ですか海兵さん?」  

 

「名乗り遅れたな、中将を務めさせてもらってるクリークだ。運転士はいるか?」

 

「中将!?運転士のクニャージ・ポジャルスキーです!」

 

「失礼しましたっす!機関士のドミートリー・ドンスコーイっす!!」

 

「あまり畏まらないでくれ、少し頼みたい事があってだな」

 

「はぁ…」

 

「我々の旗艦であるフィーネ・イゼッタ号が並走する予定だからあまりスピードは出しすぎないでくれよ?」

 

「こいつは機嫌を取るのが大変なんですがね…わかりました、では指示通りに走らせてもらいます」

 

到着と同時にクリークは先頭車輌に近づき一言二言話すと装甲海列車の威容を眺め

 

「鉄甲戦艦程では無いが…普通の海賊にゃ荷が重いかもしれんな」

 

そう考えつつ客車へと乗り込みロビンもそれに続いて乗り込む。

 

鋼鉄の装甲を持ち、あちこちに砲塔や機銃を備えたこの海列車であるが元々ただの試作機であり失敗作…蒸気機関の制御が出来ずスピードを上げ続けるブレーキの効かない暴走列車であったが、海列車の就航という快挙に際してその性能に目をつけた五老星が製作者であるトムに政府専用車の製作を依頼、その過程で希少物の運搬や罪人の護送などに際し身を守る為武装化なども持ち上がり完成したのが装甲海列車"ファイブスター"であった。

 

その装甲海列車"ファイブスター"にクリークやロビンに続いてどんどん乗り込んでいく独立遊撃隊の海兵やルッチやカリファ達政府関係者が乗り込んで行き日が落ちた中を警笛と重々しい、鉄の軋む音を響かせながら動き出し、それと共に連絡を受けた独立遊撃隊旗艦である"フィーネ・イゼッタ"号がゆっくりと岸壁を離れ動き出したのだった。

 

 

一方その頃麦わらの一味+αのいるウォーターセブン郊外の廃船島

 

「おし!これで完成だ!!」

 

フランキーの声にルフィがそちらを見れば

 

「おー!メリーがカメになった!?」

 

言葉の通り羊頭をしていた船首が姿を変え言葉通りカメをイメージした姿、その上比較的小型であったメリー号であったが一回り大きく角張ったデザインとなり、更に甲板がまるで亀の甲羅のように覆われていたのだった。

 

「確かゴーイングメリー号だったか…こいつぁゴーイングメリー号改めてアーマード・メリー号だ!

 

ダメージを受けていた竜骨に新しく沿う形でキールを補強、した上に外装も補強…海軍とやり合うんだ、防御力も必要になる。外殻原理を用いて船を完全に覆う代わりに防御力と耐久力を持たせたもんだ。

 

鉄材を使ってる上に大型化したから元のメリー号に比べりゃ足は遅ぇがな」

 

「ちょっと、ロビンを取り戻すのなら少しでも足が早い方がいいんじゃない?」

 

フランキーの言う事が事実であれば少しでも早くロビンの身柄を取り返すべきとの判断であり当然の疑問。

 

「へっ安心しろよ嬢ちゃん…こいつにゃおれ開発の"コーラエンジン"って機関を積んでんだ、あくまで帆走の補助だがはっきり言ってこのアーマード・メリーなら必ず追いつくぜ」

 

だが胸を張ってそう自慢するフランキーにナミは納得するも今度はウソップの

 

「スピードが出るのはいいがメリーは大丈夫なのか?竜骨にダメージがあるんだ、走ってる最中にメリーが力尽きでもしたらそれこそロビンを助ける所の話じゃねぇぞ?」

 

との疑問にフランキーはアーマード・メリー号の外装をコンコンと叩きながら説明する。

 

「竜骨は補強してあるっての、ついでに外装もジャンク理論って船体構造論を参考にしてんだから安心しろよ」

 

「ジャンク理論?何だそりゃ?」

 

「竜骨を使わねぇ船の一種さ、九蛇とか花ノ国の一部なんかで使われてっし…そうだな近海だと縛り首のビガロとかの船だな」

 

横で聞いていたサンジの疑問にそうフランキーが説明をするも首を傾げる一同に

 

「ま、まぁこいつなら追いつけるだろうってこった…ほらさっさとしねぇと追いつけなくなるぞ!!」

 

フランキーのその言葉に一同は相互に頷き合い

 

「おし、じゃあロビンを助けに行くぞ!!」

 

ルフィの掛け声と共に出航する準備を始めたのであった。

 

 

 

 

 

 






ロケットマン=ファイブスターになったのでこの世界には存在しない模様

ロケットマン「(´・ω・`)」

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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