起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

467 / 580
激突!海賊狩りvs船斬り!!

 

結論から言うとルフィの思いつきはそこそこ上手くいった…が、誤算だったのはストレート軍曹…ひいては"試作6号兵装"の突破力。

 

テスターとしてストレート軍曹が持つこの武器、元はクリークの専属武装開発班が前身となる"海軍特殊兵装開発班"にて開発されたそれは空島の特産であるダイアル、その中でも風を吸気、排出する風貝(ブレスダイアル)複数個を今までに培った機械技術と融合させ"前線の一点突破"をコンセプトに作られたこの長大なランスはルフィに止められはしたもののその圧倒的推進力によってそのまま直進、ルフィを巻き込んで戦っていた第五車両の扉を貫通はおろかぶち抜いて第四、第三車両まで吹き飛んでいったのであった。

 

「ったく世話のやける…おいくそコック!」

 

「おれに命令してんじゃねぇよマリモ野郎!」

 

それを見たゾロはサンジに声をかけ、サンジも当然とばかりにルフィを追いかける。

 

「逃すと思っているのか!!直角閃光"ボーン空割"!!」

 

「テメェの相手はおれだよ!三刀流…竜巻!!」

 

当然Tボーン達海兵は止めるべく自身の得意とする武器を手にサンジの方へ向かうも三刀を構えたゾロの前に吹き飛ばされた。

 

「ぐぅっ!何という凶暴な太刀筋!?剣客隊を撃ち破ったその実力は確かだったか!!」

 

「最初は真っ直ぐすぎて読み易いと思ったが…アンタこそ随分と鋭い太刀筋だな!」

 

「知れた事!私は海軍本部大佐、罪なき人々の為にこの刃は振るわれるのだ!!直角変華(ちょっかくへんげ)"ボーン・離蓮(リバース)"!!」

 

それと共に振り抜かれるのは大上段から真っ直ぐに走る剣閃、当然真っ直ぐ故に読み易いその剣をゾロは軌道を読んで避け、逆に斬りかかろうとしたものの

 

「なっ!」

 

「読み誤ったな海賊狩りよ!!」

 

一転、振り下ろしは地面スレスレで止められそのまま振り上げられた。

 

「なめ…るな!!」

 

「よくぞ避けた!!だがこれは避けれぬだろう!曲がった太刀筋大嫌い…直角飛鳥"ボーン・大鳥(オードリー)"!!」

 

何とか不安定な体勢ながらTボーンの剣を避けるもその代償として大きく間合いを開けられるゾロに更なる追撃が迫る。

 

「っ!三刀流・牛針!!」

 

当然素直に斬られるわけにもいかず連続した突きによって何とか剣撃を放ち間合いをとると仕切り直しとばかりに両者は再び己の武器を構える。

 

かたや海軍剣士にしては珍しい両刃のバスタードソードを、かたや剣士としては珍しく三刀を用いてぶつかる2人の戦闘は更に激しさを増していくのであった。

 

 

 

 

 

 

一方列車を止めるべく行動をおこしたナミとウソップ は見つからないように慎重に列車の上を進み先頭の動力車へ、何やら忙しそうに機器をいじる2人の男が運転室にいるのを確認するとそれぞれ頷き合い二手に分かれると

 

「ちょっと寝ててね!」

 

「必殺・鉛星!!」

 

左右の窓から飛び込み奇襲をかけ素早く運転士と機関士を気絶させると電光石火の早業でウソップの持っていたロープで2人を縛り合せ

ると一息つく。

 

「うし!で、こっからどうすんだ?」

 

「兎に角まずはこの列車を止めるわよ」

 

そう言って設備に向き直ったナミだったがそのまま両手を上げて固まる。

 

「…どうしたナミ、列車を止めるんじゃなかったのか?」

 

「えーと…これってブレーキどれかしら?」

 

「おい、止め方わかるんじゃないのかよ」

 

「仕方ないじゃないの!蒸気機関なんて知識でしか知らないのよ!しかも実物の止め方なんてわかるわけないじゃない!!」

 

そう、蒸気機関の知識こそ知っていれどもこの世界では一般的な物では無い為にいまいち詳細がわからず設備を睨みつける。

 

更に言えばこの"武装装甲列車・ファイブスター号"は加速し続けるスピードを何とかする為に複雑な操作機構を持ち、更にこの運転室から各車両の操作などが行える為にかなり複雑な運転設備を備えている。

 

運転士のポジャルスキーと機関士のドントスコーイはベテランであり2人は運航中は常に計器に目を配りつつ各機関を細かく操作して適切なスピードで運航させていたのだ。

 

当然そんな複雑な機構を初見の2人が理解できる訳も無く

 

「とりあえず適当に動かしゃ止まるんじゃねぇのか?」

 

「そうね、レバーとかボタンとかスイッチとかあるけど…まぁ操作してればそのうち止まるでしょ」

 

 

「だな…まぁこういうのはどっかに緊急用の操作機構がある筈…」

 

ウソップがとりあえず目の前にあったパネルを開ければそこにはズラリと並んだダイヤルとスイッチ。

 

とりあえずダイヤルをひねれば微かに耳に聞こえる駆動音、正解かと思いつつ横のスイッチを押せば砲撃音が響き渡った。

 

「あ、やべ」

 

「ちょっと何やってんのよ!?今のってここに来る途中にあった大砲じゃないの!?」

 

ナミの言った言葉は正解でウソップが触ったダイヤルは回転砲塔の向きを、スイッチが発射ボタンであり、緊急用として運転室から各武装が操作できるようになっていたのだ。

 

「誰が運転室にこんなもんがあると思うんだよ!?てかそう言うならお前がやってみろよ!?」

 

その言葉にナミは

 

「よーし見てなさい…」

 

そう腕まくりして目の前の設備に向き直るのだった。

 

 

 

 

 

 

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。