起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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感想、評価お気に入り等ありがとうございますー

山本総隊長はやっぱカッコいいですよねー


激走!夜闇を走るファイブスター号!!

 

「何だ!!どこからの砲撃だ!?」

 

ファイブスター号に併走していたフィーネ・イゼッタ号では突然の砲撃に混乱していた。

 

「そ、それが前方のファイブスター号からの砲撃です!!」

 

「何だと!?襲撃の報告は受けたが既にそこまで敵の手に落ちたのか!!」

 

報告しにきた海兵の言葉にこのフィーネ・イゼッタ号にて総指揮代理を務めるアケヘンデ少将は愕然とする。

 

「し、詳細は不明!!ですが砲撃は間違いなくファイブスター号の第五車両砲塔からです!」

 

「準備していた突撃隊はどうなった!!」

 

「問題ありません!現在第六車両に移乗している途中です、先程の砲撃の件もおって詳細な報告が…」

 

「ほ、報告します!第六車両が切り離されました!!」

 

その途中で更に見張りの海兵からの報告に

 

「何だと!?直ぐに突撃班を回収!第六車両に食いついていた海賊船はどうなった!!」

 

「例の海賊船であれば海中に沈む姿が確認されています!恐らく乗り捨てられたのでは無いかと!!」

 

「沈んだ?確かに奴らの船はほぼ限界だったと報告が来ていたが…まぁいい!突撃班を回収後直ぐにファイブスター号を追うのだ!」

 

「報告します!!第六車両に続いて第五車両も切り離されました!!」

 

「何っ!第六車両に続いて第五車両もだと!?乗車していたTボーン大佐達から連絡は!!」

 

 

「連絡ありません!こちらからの連絡にも応答無し、戦闘中か撃破された可能性が高いかと!」

 

「ぬぅ海賊め…先程第五車両からの砲撃があったと考えれば海賊にやられ占拠された可能性が高いか」

 

「直ぐに救出隊を編成します!!どちらに向かいますか!」

 

その言葉にアケヘンデは少し考え

 

「切り離された第五、第六車両の方だ!敵は第四車両より前に向かった可能性が高いが置き去りにされた者達を見捨てる訳にはいくまい。

それにファイブスター号にはクリーク中将もいる!海賊達も船を失った以上は袋の鼠、場合によっては"58海兵隊"の救出後に本艦で攻撃する可能性もある、中将のセルベアリシア号を動かす準備もしておくのだ!」

 

「りょ、了解です!!」

 

と、次から次に的確な指示を出していく。

 

「切り離されたのは二車両、…問題無いと思うが曰く付き故に暴走しなければ良いが…」

 

本来なら停車させる予定であったがウソップによる遠隔操作での誤砲撃、更にナミの誤操作による車両の切り離しの所為もあり、アケヘンデはとある懸念を胸に海軍独立遊撃隊は動き出したのであった。

 

 

 

 

 

一方その頃そんな大事をしでかしたとはつゆ知らず、運転室の2人は目の前の設備を操作して何とか列車を止めようとしていた。

 

「…なぁナミ、気のせいならいいんだが何かスピード上がってねぇか?」

 

しかしウソップの一言によりナミがふと外を見れば列車が蹴散らす飛沫が先ほどより高く、風を切る音も先程より大きく聞こえていた。

 

「…言われてみればそうね、操作を間違えて速度を上げちゃったかしら?」

 

「何やってんだよ全く、止める筈なのにスピード上げてどうすんだよ」

 

「し、仕方ないじゃない!それよりもウソップ、蒸気機関ならどっかに蒸気を送ってるパイプがある筈だからそれを止めればこの列車も停まるんじゃないかしら?」

 

「ならこいつじゃねぇか?一際でかいし」

 

と言いながらウソップはひと抱えほどある大きなバルブを叩いて見せれば

 

「成る程、いかにもって感じね…123で回すわよ」

 

「おぅ!いくぞ、1・2の…3!!ぐっ…って固ぇな!」

 

「逆かしら?今度は反対側に回してみるわよ1・2の…3!!」

 

 

 

 

突然であるがこのファイブスター号、今でこそ立派に二代目の海列車、政府専用列車として活躍しているが元々は初代海列車の試作機にして失敗作である。

 

何故か蒸気機関の過剰稼働により異常な量の蒸気が送り込まれ続ける故に加速しつづけるその姿はまさに"暴走海列車"と言っても過言では無かった。

 

原作ではトムの死後、どう調整してもそのスピードを抑える事が出来ず倉庫にて死蔵され、仲間のために自ら仲間達の元を去ったニコ・ロビンを迎えに行くために再び日の目を見たものの最後は無事に一味をエニエスロビーに届けて消えていった最後に一花咲かせた列車であった。

 

だがこの世界線では未だにトムが存命であり、世界政府の命令の元専用列車が造られる事となりその為にこの試作機を流用、メインとなる蒸気機関にガチガチにリミッターをつけ流入する蒸気量を制限し、更には機動車両含め後部車両全てに装甲を施し重量をアップさせる事で著しく速度を落とし、更にベテランの技師達が細かく蒸気量を調整する事により特別性のブレーキで停止出来るようにしたのが政府専用武装列車"ファイブスター号"の真の姿である。

 

そしてこのファイブスター号、万が一に備えてリミッターの解除機構が存在し加速する事が可能である。

 

後部二車両、それも装甲を持つ上に砲塔を積み重量の嵩む二車両が分離、そしてそうとも知らずに解除されたリミッター。

 

ガコンという重々しい音と共に車体が揺れ出し

 

「お…おい、さっきより何か明らかに加速してねぇか?」

 

「…何かまずいもの動かしたかしら」

 

五老星にあやかった名前を持ち、政府の特別な列車として長らく働き続けた武装列車は全てを擲ち"暴走列車"と成り果て今まで抑えられた鬱憤を晴らすかの如く加速し始めるのであった。

 

 

 





ファイブスター号「へっ、昔は俺もヤンチャしたもんさ」

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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