"CP9"…正式名称はサイファーポールNo.9と呼ばれ、本来は8つある政府の諜報機関"サイファーポール"において存在しない筈の9番目である。
彼らは"闇の正義"の名の下に、あまり表沙汰に出来ない仕事をこなし、その過程で非協力的な市民への殺しを世界政府から許可されており、今回も古代兵器プルトンの設計図の確保の為、有力保持者がいるウォーターセブンとアクアリアに潜入していた。
しかし紆余曲折あり本来の任務である古代兵器の設計図奪取に加え、古代文字解読の可能性を持つニコ・ロビンの身柄の確保という任務まで与えられた挙句に本拠地であるエニエス・ロビーに向かう筈の海列車はニコ・ロビンを追いかけてきた麦わらの一味の強襲により動力である先頭車両が離脱、海面に轢かれたレールの上で立ち往生した為に並走していた海軍艦が牽引を行うべく海兵達が作業、その傍らで麦わら一味の船長である"麦わらのルフィ"と海軍コートを纏い大盾を背負う海兵が戦う様を見ていたが
「…これ以上余計な時間を食うのは御免だ」
傍で話し合うカリファ、カク、ブルーノを尻目にルッチは立ち上がって踏み込むと同時、その場から姿を消し
「とっ!横入りは良くないんじゃないかなっ!!」
「うぉ!なんだお前!?」
次に現れたのは今まさに戦闘が行われている只中、ルフィはゴムの特性によって、パールは両腕を重ねる事によってルッチが繰り出した指銃を受けたのだった。
「我々はエニエス・ロビーに向かわねばならん、いつまでそんな海賊如きにかかってるつもりだ」
「いやはやいきなりこちらにも攻撃を仕掛けてきておいてよく言うねぇ?政府の人間が海軍に攻撃するとは何を考えているのかな?」
「…時間を掛け過ぎるからだ、ここからはこちらの流儀でやらせてもらう、海軍如きは下がっていろ」
ルッチの言葉にパールはチラリとフィーネ・イゼッタの甲板を振り返ればこちらを見ていたクリークが軽く首肯するのを確認し
「…まぁいいよ、こっちは別に政府の諜報機関とぶつかる気はないからね」
「あ!おれの相手はどうすんだよタテ男!!」
「残念、君の相手はこちらがするそうだ」
ルフィの言葉をさらりと流して後ろに下がるとパール、それと共に今度はルッチが前に
「なんだお前、変な仮面なんかつけて…」
ルフィのその言葉を意にも解さずに振り抜かれる指銃は正確にルフィの首を狙うも
「生身であれば風穴が開いたものを…」
「っ!さっきもやってきたけどゴムだから効かねぇぞ!!」
その特性故に貫く事は無く、それ故にルッチは
「成る程、ならばこちらの姿でいかせてもらおう…勿論そちらは無防備に受けてくれて構わんがな」
自身に眠る能力を呼び起こすとその身体を隆起し、瞬く間に豹の特徴を持つ獣人へと変化させたのであった。
そこからはまさに激戦…片やゴムという特性を活かし数々の戦闘を経験、強敵に相対して成長してきた麦わらのルフィ。
片や現CP9のメンバーの中でも最強と名高く、そしてサイファーポールが発足して史上最も強く冷酷な"殺戮兵器"と評される程であり、動物の特性を持つゾオン系ネコネコの実・モデル豹の能力者でもあるロブ・ルッチ。
2人は正面からぶつかり合い、ルッチか使うのは高い技量を持つ超人体技である六式、普段であれば打撃を無効とするルフィに有利な体術によるぶつかり合いであったがそこに獣人化が加えられると身体能力、凶暴性が高くなったルッチに天秤が傾き
「まだ使いたくなかったけど…そうも言ってらんねぇか!ギア…2(セカンド)!!」
ルフィはゴムの特性を活かして自身の体をポンプ代わりにパンプアップ…血液の流れを通常より上げ、爆発的な瞬発力を得て猛攻をかけた。
なおこの技…ギア2(セカンド)と呼ばれる技だが一挙手一投足のスピードを上げ爆発的な加速を得る技であり、常人ならば心臓が破裂する程の血流速度であるがルフィはゴムの身体を持ってして、それとは別に強靭な弾性を持ち超高血圧に耐えうる筋肉・血管があれば類似の能力者であったり、それだけの頑強な身体を持つ人間であれば使用が可能だろう。
突如として上昇した圧倒的スピードとそれに伴う攻撃力の上昇にルッチは軽く驚くも
「最初は驚いたが…もう見飽きたな」
「へっ!だったらおれにそのシガンってやつ当ててみろ!ゴムゴムのぉJETピストル!」
「だから見飽きたと言っている…生命帰還・"攻式"紙会武身からの混成接続、指銃・黄蓮!!」
それと共にルッチの体がそれまでの筋骨隆々とした姿から収縮、ひと回り小さくなると先程まで速さで圧倒していた筈のルフィに難なく追いつくと右手で鋭く尖った爪による指銃を連続して撃ち放ったのだった。
これはルッチがどこかで聞いた噂話をモチーフに作り上げた技であり、自らの体を全て知覚しコントロール下におく"生命帰還"、それと噂話で聞いた"筋繊維を収縮する事により出力と硬度を上昇させる事が可能"という話を元に生命帰還で自身の膨らんだ体を圧縮、スピードと硬度の上昇に合わせ攻撃力は通常の姿より上がり、自身の切り札の一つとしていた技である。
「…ちっ、手早く終わらさせてもらうぞ」
しかしその代償として多くのエネルギーを消費する為ルッチは軽く舌打ちしつつ大きなダメージを負ったルフィに向き直る。
「へへっ、お前そんな技持ってたのか…でもロビンは返してもらうぞ!!ゴムゴムの…JETバズーカ!!」
だがルフィもダメージ故に解けそうなギア2を何とか維持して攻撃を繰り出したが
「見飽きたと言っている!!人越・ねじり指銃(じんえつ・ねじりしがん)!!」
それと共にルフィの攻撃を避けつつ前に出たルッチによる肩から腕へ、更には手首へと回転を加え貫通力を上げた指銃が突き刺さると同時に"まるで至近で爆発を受けたかの如く"吹き飛ばされ
「覚えておく事だ麦わらのルフィ、"人を越えて"こその我々CP9…貴様らのような半端な海賊が我々相手に楯突いた事を後悔する事だ」
それと共に落ちていた仮面を拾い上げ、徐々に獣人化が解けていくにも関わらず鋭い、獰猛な目つきを隠すかの如く己の顔に付け直すのであった。
原作でルッチの使っていた紙会武身についてですが本作においては"体を小さくして軽くなりスピードに特化した形態"と解釈しています。
そして今作でオリジナル技として登場させた"攻式・紙会武身"は自身の筋肉を圧縮しパワーとスピード、身体硬度を上げる形態"としています。
"生命帰還を用いた筋肉の圧縮による身体能力の向上"という噂を耳にしたルッチが開発した技ですが…当然馬鹿げた噂ではありましたが火のないところに煙は立たぬと言います、誰でしょうねその噂の元になったのは。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。