起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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花の確執 ドンクリークさん

 

海軍本部中将"鈍熊"クリークとCP9最強の"殺戮兵器"ロブ・ルッチ、両者が激しく戦闘を繰り広げる一方で独立遊撃隊が確保した"とされる"ニコ・ロビンはエニエス・ロビーの一室に勾留されていた。

 

勿論海楼石の手錠(偽物)をはめられ、同じ一室にはフル装備の独立遊撃隊の海兵が2人が待機と厳重な警戒の元にあったが

 

『ふーん、国を守る明王にワノ国のトップである将軍…そしてその地位にあるカイドウにオロチ、先代将軍である光月家の息子と娘、それと赤鞘と呼ばれる九人の家臣は18年前のオロチ反乱時に行方不明…なるほどなるほど、これは使えそうだわ。

あら、こっちは…やはり世界政府はカイドウと武器の取引を行ってたのね、それが北の海に流れて…道理で戦争が40年も続いてるわけね。

へぇ…カイドウに息子、しかも爆弾付きの鎖…となると親子仲はあまり良く無いって事かしら?』

 

ロビンの持つ"ハナハナの実"の能力、それは自身の身体をあらゆる場所に咲かせる事であり今回ロビンはクリークの"鎖国によりあまり情報が入ってこず、更には政府から差し止められているワノ国の情報の収集"という依頼により、まず各所に目と耳を…更には腕まで咲かせエニエス・ロビーのあらゆる資料を閲覧、その頭脳と記憶力をもってまたたく間に情報を集めていく。

 

しかしそんな中響くノックの音にロビンが能力の使用を止めて目を開けるとそこにいたのはCP長官のスパンダム。

 

「スパンダム殿?何故ここに…?」

 

「あぁ?おれはサイファーポールの長官だぞ!何だおれがここにいちゃ不味いってのか?」

 

「い、いえそんな事はありません!」

 

「おいそれよりも海兵共、おれはこの女に話があるから少し出てろ」

 

「え?いやしかし…」

 

「この女は古代兵器復活の鍵を握ってるかもしれねぇんだ、政府の人間としちゃ話ぐらいは聞いとく必要があるってもんだろ?」

 

「はぁ、それはわかりますが…」

 

「おん?それとも何か?このおれに逆らおうってか…サイファーポール長官であるこのおれに!!」

 

今回ニコ・ロビンの見張りとして待機している2人の海兵、彼らはスパンダムについては彼の性格と無茶振りをしてくるかもしれない、という話しをクリークから聞いており、その場合は頑なに断っても面倒なので、あまりにも無茶なお願いで無い限りは聞いてやれという指示をもらっていた為にお互い頷き

 

「…わかりました、では我々は表にいますので何かあればお声がけください」

 

そのまま部屋の外に、思い通りにいったスパンダムは笑みを浮かべロビンに向き直る。

 

「さて…こうしてちゃんと話すのは初めてだなぁニコ・ロビン?おれはサイファーポール長官のスパンダム…ちょっと色々話を聞かせてもらいたいんだが、勿論嫌とは言わねェよなぁ?」

 

「あらご丁寧に、そんなお偉い長官様が私に何の用かしら?」

 

「…気に入らねぇな、テメェは海軍に捕まって能力も封じられてるっていうのに随分と余裕そうな顔だな。まさかテメェこの先どうなるのかわかってねぇのか?」

 

「私はこの後独立遊撃隊と共にマリンフォードへ行くんでしょう?」

 

「ハハハ、あのお優しい中将の事だから無体はしねぇだろうが…果たしてその後はどうなるかなぁ?お前は幾度も死んだ方がマシだと思う程の苦しみを味わう事になる…」

 

「まぁ怖い」

 

「舐めてんのか?テメェの身柄は必ずこっちで手に入れてやる!覚悟しておけ…痛めつけて、利用して、海に捨ててやる!お前の存在はそれほど罪深ェんだ、わかってんのか!!」

 

「まぁ貴方達が私の事をどう思おうと勝手だけれど"やれるものなら"やってみたら?」

 

「テメェ…そんなテメェに一つ教えてやる。18年前テメェの故郷であり悪魔の地オハラを焼き払ったバスターコール、当然覚えてるよなぁ?」

 

「…私が忘れるとでも?」

 

「ハハハッその顔だその顔!随分と余裕そうで気に入らなかったが…そのバスターコールを発動したのはスパンダイン、おれの親父さ!!」

 

「…へぇ?」

 

「要するになぁ…あんまり舐めてっとかつての惨劇がもう一度起きてもおかしくねぇって話だ」

 

「それならここで止めておいた方がいいかしら?」

 

「ハハハハッ笑わせる!止めるだと?能力も使えねェテメェがどうやっグフッ!?」

 

それと共にスパンダムの喉に突き刺さるロビンの膝。

 

「デメッ何じやが!」

 

突然の強襲に混乱しつつもスパンダムはゾオン武器である"象剣ファンクリード"を抜き放ち構えれば

 

「人を呼ばれても面倒だから…先に声を出せないようにしようと思って」

 

今度はロビンの脚がスパンダムの首に振り抜かれ再び喉にダメージを与え、更には

 

「その剣も危ないわね」

 

手錠をしたままスパンダムの手首を握ると共に捻り上げ"ファンクリード"を取り落とさせ、先ほどのダメージにより上手く声を出せないスパンダムはドアに駆け寄る。

 

「…ッ!?…デメ!!」

 

「少し…大人しくしておいてもらえないかしら?」

 

足払いと共にスパンダムは引き倒されると再び喉に突き刺さる膝、床と挟まれた事により更なるダメージを与えられた事で咄嗟に止めようとしたスパンダムだったがその腕を掴まれると共に

 

「…ッ!?…ァ!!」

 

グルリと捻られると共に鈍い音が響く。

 

「さて…別に今更どうこういうつもりは無いけれど、ケジメは必要よね?」

 

しかしそこで響くノックの音、スパンダムは何とか声を出そうとするも喉が抑えられ声は出せず、ならばこのまま表の海兵が不審を抱いて踏み込むのを待てばいいと考えるも

 

「スパンダム殿?先程から物音が…」

 

「んんっコホンっ…あぁ!?少し暴れたから大人しくさせただけだ!!お前らは黙って表を見張ってろ!!」

 

ロビンの口から紡がれた自身の声に目を見開く。

 

「か、かしこまりました…ただあまり手荒な真似をされるとこちらもそれなりの対応をしないといけませんので…」

 

「フン!そのぐらいわかってると言ってるだろうが!!…ふぅ、あら驚いた顔をしてるわね、貴方CP9の長官なんでしょ?"生命帰還"って知らないの?」

 

そして再び静かになる外にロビンは一息、そして目論みが崩れたスパンダムはなんとかこの状況を脱出すべく頭を回転させるも

 

「さて…"口封じ"って知ってるかしら?手錠って振り上げて叩きつけるだけでも十分な威力を発揮するのよね」

 

その言葉に床に引き倒されたスパンダムは顔を青くさせると重そうな手錠をつけたロビンの両腕がその顔面に向けて振り下ろされたのだった。

 

 

 

 

 





この世界線のロビンはどっかのゴリラの影響により戦闘面だけで見ても"スーパーロビンちゃん"です。

具体的には能力に頼らない徒手戦闘もこなせますし更には色々な武器術、小技(生命帰還による声帯模写等)も修めています。

どれもこれも一重にあのゴリラのせいなんですけどね。


因みにスパンダムはルッチ達がクリークを相手している間にロビンと接触、尋問を行なって情報を確保する気だったみたいです。
結果はご覧の有り様ですが。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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