「ゼハハハハ!エニエスロビーの襲撃たぁ随分やるじゃねぇか最近の奴らは!!」
「オイオイオイ笑いごとじゃねェよティーチぃ、これで万が一警備が厳しくなったらどうするんだ、おれの祭りに差し障りが出るかもしれねェじゃねェか」
グランドライン"バナロ島"、点在する村の一つに2人の男の姿があった。
普段は穏やかな気質を持つ人々が暮らす長閑な村であったが周囲の家は固く戸を閉ざし村に来て一通り暴れた男達を恐々と見ていた。
彼らは"黒ひげ海賊団"、"黒ひげ"ことマーシャル・D・ティーチを船長として結成された海賊団である。
「よぉ、見つけたぜティーチ…それに"祭り屋"か、死んだと思ってたが」
そこに声をかける1人の男、目元に走る傷と細い髭を生やし長い髪を後ろで辮髪にしたその姿に
「おぉ四番隊の副隊長様じゃねぇか…なんだサッチの敵討ちにでも来たか?」
「"狼牙"のジャブラ…わざわざこいつを追って来やがったか」
ティーチは嬉しそうに、そして"祭り屋"こと"ブエナ・フェスタ"は顔を顰めた。
"ブエナ・フェスタ"
かの海賊王"ゴールド・ロジャー"や金獅子シキ、"孤高の赤"パトリック・レッドフィールドなど錚々たるメンツがこの海で暴れ回っていた時代に"フェスティバル海賊団"を率いていて彼らと争っていた男である。
"祭り屋"の異名を持ち人を熱狂させる事が生きがいで、晩年海王類に食われたことで十数年前に死んだものと思われていた男である。
世間的には死んだと思われていたが"ある物"を持って何とか海王類の胃袋から脱出、そして何の因果がめぐり合ったフェスタとティーチはとある目的の為に手を組んだのだった。
「安心しろティーチ…別に敵討ちって程じゃねぇさ、勿論船長にも止められたしな」
「ゼハハハハ何はともあれ久しぶりじゃねぇかジャブラ…どうしてここがわかったんだ?」
「まぁ不要な問答はよそうぜティーチ、この状況は理解してんだろ?」
「ゼハハハハ…まぉその前に一つ提案があるんだジャブラ」
「提案?」
「おれの仲間になれジャブラ!おれと一緒に世界をとろうじゃねぇか!!
おれが成り上がるための計画も立て直した!"白ひげ"の時代は終わる!!テメェが来てくれりゃ心強いってもんだ!!」
「へぇ、テメェが白ひげをやるってか?」
「あぁ、今は無理だが…おれはいずれ"白ひげ"、ひいては四皇を下して海賊王になる!!」
「ぎゃはははは!!海賊王とは大きくでたなティーチ!!…だがその心意気は嫌いじゃねぇぜ」
そうして右手を差し出すジャブラ
「おぉ、わかってくれたかジャブラ!!四番隊副隊長が加入とは嬉しいニュースだ!"連合"の奴らにも周知しねぇとな!!」
当然ティーチはそれに応えるべく右手を差し出して握手をしようとした所で
「と言うとでも思ってたのか?指銃!!」
左手で突き出される一本貫手、無防備に受けたティーチは肩を抑えつつ飛び退いて
「ぐっテメェ…!!」
「ぎゃはははは!油断したか?油断したな!決して気を許すな…おれは"狼"!油断させて喰い殺す!!」
「くそっ道理だな…まぁ"仲間殺し"は大罪だもんな、テメェはおれをぶっ殺したくて仕方ねぇんだろ?
確かにテメェの隊長であるサッチはおれがぶっ殺した!!でも仕方が無かったんだよ…」
「奴が手に入れた悪魔の実が関係あるのか?」
「いい勘してるじゃねぇか…おれは図鑑に載ってる実の形は全部覚えた、だから奴が手に入れたのがずっとおれが探してた実だとわかった。
白ひげの所にずっといたのもその実が転がり込んでくる確率が一番高ぇと思ってたからだ!」
「それでサッチを殺して奪った…と」
「まぁハズミってやつさ…この能力はおれを選んだんだジャブラ、ゼハハハハ!これでおれは最強になれたんだ!!」
それと共に黒いモヤのようなものがティーチの体から漂い始める。
「ロギアか?影…いや違ぇな、ソレがてめぇの執心してた悪魔の実の力だってか?」
「ゼハハハハ!!その通り…見ろ、ロギア系の中でも更に異質!おれは"闇"だ!!たかだか"狼"が"闇"に勝てるか?」
そして一気にティーチの体から噴き出す"闇"にジャブラは少し考えるもやる事は変わらないとばかりに構える。
「おいティーチ!テメェこんなとこで騒ぎを起こすつもりか!!」
「黙ってろフェスタ!コイツぁここで潰さねぇとまた追ってくる!!テメェはグローセアデ号に下がってろ!!」
「ちっ…テメェが暴れると後が面倒なんだぜ?まぁ精々死なねぇようにしろよ!!」
それと共にその場を逃げ出すフェスタ、当然ジャブラは見逃す筈も無く右腕を上げて"仲間"に指示を送る。
「おうジャブラ、何の合図か聞いても?」
「おれが一人でここに来たと思ってるのか?当然逃げる奴がいたらそいつを狙うのは間違って無いだろ?」
そう言いながら人間の姿から自身の能力である人狼形態へと変化するジャブラ
「仲間?まさか誰か隊長でも連れてきてたのか!?」
「ぎゃはははは…安心しろよティーチ、テメェを追ってきたのはおれ一人だ」
そう言って今度は左腕を上げるジャブラ、それと共にいつの間に潜んでいたのか建物の影、屋根の上、路地裏から次々と黒の三揃の男達が飛び出してくると瞬く間にティーチを円状に囲み全員がその手に持った銃を突きつけた。
そしてその男達の胸には5つの円を十字で繋いだマーク、当然ティーチもそのマークを知っており苦々しい顔をする。
「世界政府…どういう伝手か知らねぇが面倒なもん引っ張り出しやがって…」
「ぎゃはははは!改めて自己紹介といこう…おれはジャブラ、政府諜報機関"サイファポールNo.9"のジャブラだ、さっき言ってた計画も含めてテメェにゃ聞きたい事が山ほどあるんだ、当然一緒に来てくれるよなぁ?」
ニヤリとした笑みと共に明かされたその正体にティーチは驚くのだった。
"惑星のさみだれ"がアニメ化されて嬉しみ…でも何故このタイミング?
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。