起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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情報奪取 ドンクリークそん

 

ウォーターセブン"廃船島"

 

エニエスロビーからからくも脱出した麦わらの一味はとりあえずほとぼりをさますべく変装の上潜伏をしていた。

 

何しろエニエスロビー襲撃により一味のトータルバウンティ(総合賞金額)は大きく増加、今まで乗って来た船でありもう一人の仲間でもあった"ゴーイング・メリー号"も補強したとは言え無理をさせた代償に大破、轟沈し次の島に行く手段さえ失っていた。

 

「それにしても…まさかエニエスロビーに襲撃するなんて無茶したわね船長さん?」

 

「だってよー、仲間が捕まったんなら助けに行くだろ?」

 

「別に戻って来ないなんて一言も言ってないわよ?"ちょっと行ってくる"って言ったじゃ無い」

 

「えー…ならなんで海軍の奴らに大人しく着いてったんだ?あん時ぶっ飛ばしときゃーよかったじゃんかー」

 

「バカねルフィ、あの時ロビンが大人しく連行されてなかったらアンタもあたし達もあの場で捕まっておかしくなかったのよ?

確かにアンタもゾロもサンジくんも強い…けれど相手は次期大将とも呼ばれる最強の中将、アンタの夢もあたし達の夢もあの時絶たれていたかもしれない。

だったら一旦は連行されたフリをして警戒が緩んだところをロビン一人が逃げ出せばなんとかなる…そう考えたんじゃない?」

 

「まぁ概ね正解よ航海士さん…でも代わりに船大工さんが新しい船を作ってくれているのは不幸中の幸いね」

 

そう、一味が仲間の救出の為に手助けした"カティ・フラム"こと"フランキー"はナバロンでウソップに聞いた話を元にお助け料と称してなんと二億ベリーもの大金請求、一味の金庫番でもある"ナミ"と喧々轟々のやり取りをした後紆余曲折を経て一味に加入した上に、新しい船を建造するはこびとなったのだった。 

 

 

 

 

 

一方こちらは"海軍独立遊撃隊"の旗艦であるフィーネ・イゼッタ号の一室

 

「はっはっは、まさかメリーが沈んだとは言えうちの旗艦に潜入した上に専用戦車の"セルベアリシア号"をパクって逃走するとは驚いた」

 

「笑い事じゃないですよボス、ただでさえ色んな所に睨まれてるんですから…"世界政府"や"ブルーマリナー"、"革命軍"とかこれを材料に嬉々としてこちらを排除しようとする勢力もあるんですよ?」

 

何やら読み物をしているクリークに拾われて以降長い間右腕を務めて来たギンが苦言を呈すも

 

「なーに、そんなの気にしてたら世界を変えるなんざ夢のまた夢だ、それにこれを見てみろ」

 

それと共にクリークがギンに手渡したのは紐でまとめられた分厚い冊子。

先程までクリークが読んでいたソレをギンは受け取りパラパラと流し読めば

 

「こりゃまた…ワノ国の情報だけじゃなかったんですか」

 

「"情報を制すものは世界を制す"…いい言葉だと思わないか?」

 

クリークが見ていたのはロビンがエニエスロビーで手に入れた情報とテゾーロ配下の諜報部に所属する"ハニークイーン"がマリージョア潜入で手に入れた情報を纏めた報告書であった。

 

当初予定していた"ワノ国"の国内情報だけでなく各国の内部情報や世界政府の動向などクリークがこれから動くにあたって色々と役立ちそうな情報が載っていた。

 

「うわぁ…確かにこれだけ情報があれば首の一つや二つ吹っ飛びますね、政府も海軍も」

 

「例えば…北の海で続いてる内乱、ワノ国でカイドウが作らせている武器が世界政府に流れてそこから北の国の加盟国、彼らが雇った海賊に流れている。

そしてそれに反抗するのが非加盟国、そちらの裏にいるのが"ジェルマ王国"

そして笑える事に政府とジェルマ王国は裏で手を結んでる上に最近じゃ"革命軍"まで出張ってきて三つ巴になってるらしい」

 

「ノースと言えば北方方面軍はステンレス中将の管轄ですか…まぁあの人も大概ベテランですし上手く動くと思いますけど」

 

「当然こんなもんバラしたら混乱必至だろうさ…それこそモルガンズのとこにでも持ち込めば上手く爆発させてくれるだろうさ」

 

「"新聞王(ビッグ・ニュース)"モルガンズ…確かに敵に回すと色々厄介そうですね」

 

「だからこれを気にして軽々しく動く勢力なんざ気にしなくても問題無い、どっちかというと黙々と牙を研いでいる手合いの方が厄介だ」

 

「それもそうですね…この氷街道を抜ければ後はマリンフォードまではあと少しですしそれまでには各勢力も落ち着いてるでしょう」

 

今回の件によりだいぶ上から怒られたもののクリークに直接の責任は無く、多くの原因はサイファーポール長官である"スパンダム"の過失が大きいとされその任を解かれると共に更迭、更にはCP9まで投入したティーチの捕縛にも失敗、麦わらの一味に敗れた事もあり大きく戦力と信頼を欠いた為これを機にサイファーポール自体も再編が決定していた。

 

「…ま、ところどころ違いはあるが大きく見れば知識通り…となると次はやはりモリアの所か?」

 

クリークはそう呟きつつ今頃スリラーバークでゆっくりしているであろう自身の仲間達を思い浮かべ

 

「ちゅ、中将大変です!!魚が海軍旗を…遊撃隊の海軍旗を奪っていきました!!」

 

新たに入ってきた報告に首を傾げつつ報告書を仕舞うのであった。

 

 

 

 

 

 

 




ついこの前見直したワンピース作品にフィルムスタンピードの前日譚である"シードル・ギルド編"があるかですがそのボスである"炭酸王"シードル、少なくともワノ国ルフィとやり合っているので弱いわけでは無いんでしょうが…タイトルにもなっていた"最強の賞金狩り“と名乗るにはいまいち格落ち感が否めない気がします。 
覇気も能力も無しにやり合ってるから弱い訳ではないんでしょうけど

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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