起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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ワンピースの悪役転生系小説で今度はシーザーが出て来ましたね、ガスガスって普通に強いですから原作シーザーもあの性格じゃなければもっと恐ろしい存在になってたかもしれませんねー


氷街道中 ドンクリークさん

 

「旗が盗られたね…まぁ落ち着け、相手は空を飛んでたんだろ?空であいつに敵う奴はいねェよ」

 

その言葉に報告をしに来た部下は少し考えると

 

「…あっ!すいません、あまりの事に気が動転してました。

あ、それから航海士長の報告なんですがどうやら人為的に氷山が動いており抜け出すのに時間がかかりそうとの事です」

 

「氷山が?海流じゃ無くてか?」

 

「いえ、行手を塞ぐように動いているようです」

 

そう会話しながらクリーク達が甲板に出ると響く鳴き声と共に大型の鷲が近くに、その足にはしかとじたばたと暴れるまるで鳥のような魚のような生き物を掴んでおり、口には持っていかれたという赤い海軍旗が咥えられていた。

 

「よくやったカフウ、後でコックにミネストローネを作るように言っておこう」

 

「くるるるっ!!」

 

上空を飛んでいた"トリトリ の実"の悪魔武器、ゾオン系悪魔の実を食べた武器であるカフウは旗を奪取されると共に強襲、犯人?の確保と旗の再奪取を果たしており直ぐに事件は片付いた。

 

「ぴー!ぴー!とぅるるるー!!」

 

「さて…トンビウオだったか?恐らく人為的なものだろうなっ!!」

 

そう言いながら魚のような体に翼と嘴を持つ不思議生物"トンビウオ"をわしりと掴んだクリークに

 

「…そういえばこの海域はバウンティーハンターの"アッチーノ・ファミリーが狩場にしていましたね」

 

「アッチーノ・ファミリー?」

 

報告を持ってきた海兵の補足が入りクリークのは額に指を当て記憶を辿る。

 

「ボス、例の"旗狂い(フラッグマニア)"ですよ、公認海賊からも苦情が出てた…」

 

「そういやそうだったな、無断で偽の海軍旗やマークも使ってるんだったか、構成は?」

 

「確か…父親であるドン・アッチーノとその子供にあたる五人兄妹で、最近新しく流れの賞金稼ぎが加入したという情報があった筈です」

 

「どうしますボス、正式に抗議しますか?しかし…確かに海賊内では抜けられないと有名な海域ですが我々海軍が通る分には手出しは無かった筈…」

 

「まぁ赤い海軍旗はそうそう手に入るもんでも無いしここで狙ったのも頷ける話だが…こうなっては少し釘を刺しておく必要があるだろう」

 

「了解しました、では航海士長にアッチーノファミリーの本拠に向かうよう伝えて来ます」

 

そう言ってこの場を離れようとした海兵にクリークは首を振る。

 

「いや不要だ、それよりもこの氷街道をさっさと抜けるように伝えてくれ」

 

「…まさかお一人で?」

 

「確かに頭は能力者とは言えあくまで軽く釘を刺す程度だ、それよりも当初の予定通り船をマリンフォードへ進めておいた方がいいだろう。

俺は月歩も使えるし"マガツノ"も連れて行くから追いつくのは問題ないだろう?」

 

「ですが先に行く手を塞ぐ氷山を何とかしないと…大砲でも撃ち込みましょうか?」

 

「ちょっと待て…あぁ、やっぱ下になんかいるな、ギンお前も"見て"みろ」

 

その言葉にギンが下の方に見聞色の覇気を広げ

 

「これは…一旦航海士長に船を停めるように伝えてこい。

何かの生物が大量にいるな、恐らくこいつらが氷山を動かしている…下手に動いても無駄だろう」

 

「了解しました!」

 

「正体も確かめとくか…マガツノぉ、下にいるのを打ち上げろ!!」

 

「ブモモォッ!!」

 

その言葉と共に海面に飛び出したのは背中に架台と鞍と鐙、そして頭部にはライトとハンドルを装着した魚が顔を出す。

その体には銃弾程度なら軽く弾き返す黒い堅牢な鱗を生やし、鋼鉄並みの硬さを持つ鋭く尖り内側に湾曲し右側に大きな傷が走る一対の大きな角、そして角の根本まで裂けた口には下手な鉄板程度なら易々と噛み砕く鋭い牙がビッシリと並んでいた。

 

"闘魚"と呼ばれる固有種でありその凶暴さ、獰猛性ゆえに本来であれば人に飼い慣らせるものではない…しかし何の因果かクリークに目をつけられたこの個体はクリークと戦い、そして今は敵わないと逃げ出そうとした所で捕獲された個体である。

 

最初は定期的に叛逆をしていたものの今では納得したのか完全にクリークや他ごく一部に対しては大人しくなっており、今回もクリークの指示に従い下にいた生物を打ち上げると共にべしゃりと甲板に叩きつけられたのは

 

「何だこりゃ…ペンギン?不っ細工だなー」

 

「ギシャー!ギシャー!!」

 

鋭い牙にヒレの先には鋭い爪を生やしたペンギン、この辺りに生息する固有種であり肉食で獰猛な生物であった。

海中から急に叩き出されたからか混乱はあっただろう、しかし直ぐに目の前の生物を敵と見定め鋭い牙で噛み付いた。

 

「ほら、怖くない怖くない…怯えていただけなんだよな?って今アピスいないんだったな。

とまぁ下にいるのはこいつらみたいだ、恐らく固まって氷山を移動させてるんだろう…まぁ俺は釘を刺しに行ってくるから対処は任せた」

 

そう言ってそのまま棍と剣を掴むと船縁を乗り超え海上にいたマガツノにフワリと跨る。

 

「さて…最近ゆっくり出来てなかったした久々に散歩といくかマガツノ?」

 

「ブモモっ!!」

 

「カフウは何か見つけたらそっちの方向に飛んでくれ!!」

 

「くるるるるっ!!」

 

それと共に大きく羽ばたくカフウ、クリークはそちらに向かってマガツノに指示を出すのだった。

 

 

 

 




という事でアッチーノファミリー編、とは言えあと1話か2話で終わらせたいとこ、次に進みたいですしね

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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