起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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インスタンス・ドミネーション!!(挨拶)

なんとか間にあった…


鉞担鈍熊 ドンクリークさん

 

「"パシフィスタ"…これだけの火力を持ちつつ平和主義とは言いえて妙だな」

 

「そっちのとこの"戦争主義(ミリタリスタ)"だってこっちの事言えねぇだろ」

 

パシフィスタの可動実験、修練場に用意され鉄柱で造られていた標的はほぼ全てがパシフィスタが両手と口内に内蔵したビーム装置により溶解、実験はほぼ問題なく進んでいる事を示していた。

 

「随分と順調そうだ、"蜂一号"には投入できそうか?こちらのミリタリスタは調整が間に合いそうになくてな」

 

「"蜂一号"ねぇ…四皇全てに攻撃を仕掛けるなんて本気か?世界政府が黙ってねぇぞ?

それに戦力の分散なんざ愚の骨頂、相手にするんなら四皇全てではなく一人に絞るべきだろ」

 

「そこまで掴んでたか、今のところ政府は攻撃目標を白ひげだと思ってるらしい、まぁ作戦終了後は詰問なりなんなりあるだろうがそこは何とかなるだろうよ…それに何も四皇全てを殲滅しようってんじゃ無い、あくまで攻撃を仕掛けるだけだ…四皇一人討ち取るのにも建前ってのが必要でな」

 

「…成る程、政府に黙って四皇全てに攻撃を仕掛けつつ"四皇のうちの誰か"に戦力を注ぎ込んで潰そうってハラか、誰を狙ってやがる?」

 

「その辺りは秘密だ、本当の目標が漏れて警戒されると厄介だからな」

 

「おいおい、わいは世界一ガードの固い男…したがって口も固いんだ、例えターゲットの四皇が誰かなんて漏らすつもりは無ェ」

 

「それでもだ…まぁこの作戦が成功すりゃ政府がキレそうってヒントぐらいなら出しといてやろう」

 

「政府がキレる…?四皇をもってして戦力が均衡してる以上誰を仕留めようがキレると思うぜ?」

 

「ま、ヒントは出したんだ…表の目的は白ひげ討伐、裏の目的は四皇の弱体化、しかして真の目的は果たして誰の討伐だろうなぁ?因みに知ってるのはほんの一握り、くれぐれも漏らしてくれるなよ?」

 

「何を考えてるか知らねぇが…同じ技術屋のよしみで忠告しとくがあんまり政府を舐めねぇ方がいいぜ?腐っても世界政府は世界政府"不都合には砲弾を"なんてのはザラだ、意向に逆らって動いても碌な事になりゃしねェ」

 

「心配してくれるのは有り難いがまぁ上手くやるさ、それより折角だ…少し試したい事があってな、"世界一ガードの固い男"の力を借りたい」

 

「試したい事…?まぁいいぜ、丁度テストもひと段落ついたとこだし"最強の中将"の胸を貸してもらうとするか」

 

そう答えると共に腰を低く落とし両掌を構える戦桃丸、それを見てクリークも構えると共に踏み込み撃ち慣れた右拳を抜き放つもその拳は戦桃丸が左手掌を側面にあてがうと共に横に逸れ、ならばと逸らされながら左足を跳ね上げて今度は頭部を狙えば戦桃丸は右肘を上げるとその攻撃を確と受け止めた。

 

そうして何合かクリークが拳撃や蹴撃を加えるも戦桃丸は巧みに衝撃を殺しつつ受け止めて見せ

 

「成る程"世界一ガードの固い男"とは自ら言うだけの事はあるようだ」

 

「ただの徒手空拳を防いだくらいで褒められてもな…まぁそれにしても随分と重たいが」

 

「まぁ伊達に鍛えちゃいねえさ…さて、じゃぁちょっとばかり試すとして…なぁ戦桃丸、覇気とは何だと思う?」

 

「覇気が何かって言っても…覇気は覇気、鍛錬して得た戦闘技術じゃねェか?」

 

「まぁそれも当てはまるだろうが…あくまで個人的な意見だが俺は"覇気"は生命エネルギーのようなものだと考えている」

 

「"生命エネルギー"?気力とかそんな感じのイメージか?」

 

「まぁそんなイメージでも構わん、特に顕著なのが武装色…そして生命帰還を修めているならば…」

 

それと共に体から覇気を立ち上らせると集中し見えないながらも非常にゆっくりとした速度だが動かして体全体に纏っていき、更には体全体に纏った覇気を拳の方に集めてみせる。

 

「よし、こうして拳に覇気を集める事も可能ってわけだ…おれは体から覇気を放出し覇気を纏うこの技術を"纏(てん)"、そして不必要な覇気を身体の各所に流す技術を"流(りゅう)"と名付けている、戦闘時不必要な場所の覇気を文字通り拳や脚に流す事でまるで見えない鎧を纏うかのごとく格段に威力と防御力を上げる技術だ」

 

そう言いながら覇気を分厚く纏った拳を構えるクリークであったが

 

「あー…非常に言いにくいんだがよ、それわいも使えるぜ?」

 

「何…だと…?」

 

戦桃丸のその言葉にしばしフリーズした後に自身が前世の知識を元に考案した技術が既に存在した事に驚くのであった。

 

そうして戦桃丸が話してくれたのはクリークの知らない技術であった。

 

覇気を使う際に力を込めるのではなく、不必要な場所の覇気を拳や武器に流すイメージで使う事により武装硬化の更に上位に位置する技能たる覇気の鎧であり、戦桃丸も門外不出で伝えられたが修得は覇気に対する認識・知識も重要な事もあってか会得は難しく、習得している者も少ない技術らしい。

 

覇気を必要な場所に"流す"ことで、体の外に大きく覇気をまといまるで"見えない鎧”のように敵の攻撃を触れることなく防御し、覇気を用いてる為能力者相手にも有効な手段で試しに会得していると言う戦桃丸に使ってもらえば"足空独行(あしがらどっこい)"という両掌を使った技にクリークの拳は着弾の寸前で弾かれ、拳を撃った自身が後退させられた事にすこし驚き、この技術を練り上げれば"切り札"の一つに十分なり得ると考え再び集中して体内から立ち上る覇気をコントロールし始めたのであった。

 

 

 

 

 

 





クリークは"弾く覇気"を習得した戦桃丸の口調が難しい、読み直したら記憶に残ってたのと喋り方が全然違った。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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