起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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クリークは前世の漫画知識をもってして覇気のオーラ化を企んでいた模様。

当然別物なのでコップに水を入れ葉っぱを浮かべても何も起こるわけもなく、もちろん発が作れる筈もなく体全体を包む"纏(てん)"、不必要な場所にある覇気を必要な場所に移動させる"流(りゅう)"、武器に覇気を纏わせる"周(しゅう)"程度しか完成していない。




モンスター・オブ・デッド・ムーンナイト

 

「ったくあの女、人遣いが荒いんだよ。クリークの野郎から可愛がられてるからって調子に乗ってんじゃねぇだろうな…いっぺん泣かしてやろうか?」

 

霧に包まれたゴーストアイランド…王下七武海の一角"影の王 ゲッコー・モリア"が所有する海賊船"スリラーバーク"、上陸したメンバーだけでなくサウザンド・サニー号に残っていたメンバーも大量のゾンビの襲撃を受け散り散りに、何とか合流を果たすも既に"四怪"と呼ばれる三人の幹部とゲッコー・モリアによる戦いの最中で戦闘の中核となるメンバーの影は抜かれ劣勢に追い込まれていた。

 

そんな中先に"スリラーバーク"へ上陸していた骸骨剣士ブルックからもたらされた情報により再びメンバーが集結、情報の共有を行い"影の奪取"目指して再び動き出したのだった。

 

差し当たって邪魔になると思われる幹部の三人を抑え更に今も戦闘中であると思われる仲間(候補)のブルックを援助に向かう為に一味は四手に分かれ、その中でもトップである"ゲッコー・モリア"を倒すべくルフィは走っていたが前方で何やらぶつくさ言いながら歩いてくる影を見つけて急停止そして

 

「お!!おーいブルックー!!良かったー無事だったのかー!!」

 

臙脂色の海賊コートをキッチリ襟まで着込み、バンダナを付け口髭を生やした髑髏頭に向けて声をかけたのだった。

 

 

 

 

一方その頃ブルックの影を入れられたかつての強者"剣豪リューマ"の死体を用いて造られた改造ゾンビとの戦いを制したゾロであったが

 

「刀三本…お前、海賊狩り?」

 

霧深い空から降ってきた問いかけ。

 

羽ばたくは両腕が変化した黒い蝙蝠の翼、薄い緑の長い髪に赤い瞳、そして美麗な声を奏でる口元から覗く一対の鋭い牙…それを見たブルックが目つきを変え再び仕込み刀に手をかける。

 

「ゾロさん、私は吸血鬼みたいな大層なものじゃないと言いましたが…」

 

「ん?言ったかそんな事?」

 

「彼女こそが本当の意味での吸血鬼…5年前に見た時彼女は蝙蝠の翼をはためかせて空を飛び、船一隻を瞬く間に殲滅…船ごと沈めていました。

気をつけて下さい、彼女こそが"四怪"が一人"吸血姫(ヴァンピレス)"シュガーです!!」

 

「へぇ…ようするに手強いってわけか、いいじゃねぇか腕が鳴る」

 

ブルックの言葉に対して獰猛な笑みを浮かべ再び刀を引き抜いて片手で構えると逆の手を構えた腕にかける。

 

「別にお前に用は無い、麦わらのルフィは何処?」

 

「はっ、居場所を知りたきゃ言わせてみるこったな…一刀流・三十六煩悩鳳(36ポンドほう)"!!」

 

それと共に独特の構えから斬撃が空にいたシュガーを襲うもその姿は無数の蝙蝠へと変化し刀を振り抜いたゾロの後ろに、更には数瞬で人の姿へ戻り鋭く尖った手刀が突き放たれゾロが咄嗟に左手で抜いた"雪走"の腹を盾に受け止める。

 

「止めるなんて生意気…いいよ少しだけ付き合ったげる、どうせアイツほど保たないだろうし」

 

それと共に逆腕の拳がゆっくりとゾロに向けて振るわれるもこの程度なら、とそのまま受け止めて逆に斬りかかろうとしたゾロだったがゾワリときた直感と共に右に避け、今度は反対の拳が繰り出されると共に再び左に避ける。

 

「ふーん、か弱い女の拳くらい受け止める気概も無いんだ」

 

「…何かあんのかその拳?」

 

「別に?ただの普通のパンチ、次は避けないで」

 

「まぁ態々当たってやる義理は無ェよ!!」

 

それと共に下側から掬い上げるように振るわれた"雪走"だったが

 

「捕まえた…避けないでね」

 

そのまま刀身を掴むと共に拳を振りかぶり、再びゾワリときた気配に対してゾロが頭を下げればそのまま拳は外壁へ突き刺さると共に爆発するかのように粉砕された。

 

「な…何という…、ゾロさん気をつけて下さい!!吸血鬼と言えば怪力で有名です!!」

「バレちゃった…避けないでって言ったのに」

 

「言うのが遅ェよ!!まぁいい要するに見かけ通りって訳じゃ無いってこったろ、仕切り直しといこうじゃねぇか」

 

それと共に"和道一文字"、"三代鬼徹"、"雪走"の三刀を構えるゾロ

 

「命まではとらないであげる…でもちょっと骨がありそうだし一本や十本くらいは覚悟しといて」

 

それと共に両手の爪を鋭く尖らせたシュガーはその口元から鋭い牙を見せて笑みを浮かべるのだった。

 

 

そしてシュガーと同じく"四怪"が一人"ゴーストプリンセス"の異名をもつペローナを相手に一味の狙撃手であるウソップが立ち向かっていた。

 

ホロホロの実の能力者でありその力は霊体を生み出し操るという簡単なもの…しかし霊体による攻撃は物理的な物では無く精神的な物、故にその攻撃に対応できたウソップは一人残ってペローナの足止めを行なっていた。

 

当初はペローナの"ネガティブ・ホロウ"の攻撃を受け切ったウソップ が優勢であったが一時姿を消し再び現れたペローナは空を飛び回る上に物理攻撃を無効化、更には爆発する霊体を操る事で一気に形勢は逆転。

 

瞬く間に追い込まれていくウソップ であったが前に教わった通り決して考える事を止めず今のペローナの状態に違和感を覚えそして"霊体"を操るという相手の能力を元に"今戦っている相手"の正体に辿り着き

 

「なっ!てめぇ何処を狙ってやがる!!」

 

「必殺・アトラス彗星!!見つけたぞ…!アレがお前の本体だ!!」

 

ウソップが四連の火薬星で爆発させた壁の向こうには天蓋が、そしてそこには戦っている筈のペローナが俯いた姿で座り込んでいたのだった。

 

 

 




シュガー→クリークの呼び方をおじちゃんから訂正しております(アイツ、クリーク等)

あと一話だけ麦わら一味の方やってまたクリークに戻ります。

原作との変化点

アブサロムにはご執心がいるためロビンやナミにちょっかいを出したものの嫁にしようとはしてないので一味はフルメンバー

ブルックではない骸骨が紛れ込んでいる

ドクトルホグバックoutシュガー(バットバットの実幻獣種モデル吸血鬼(ワンピースアンリミテッドワールドより))andモネ(ユキユキの実)in

ウソップ がそげキングとなっていないので自問自答は無し、ただしベルメールに"常に冷静に周囲を把握"、"決して考える事をやめてはいけない"との薫陶を得ており流れに大きな変化は無し

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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