起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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ヴァンプ・オブ・プリンセス

 

ウソップ の推理は正しく、見失った一瞬の隙に彼女は"ホロホロの実"の力により自身を意識と姿を持つ霊体…つまり幽体離脱を行い"姿が見えて空を飛び、壁も人もすり抜け大きさも自由自在"すなわちゴーストとなっていたのだった。

 

それにより本体が意識を失う為無防備になるというデメリットはあるものの霊体故にどんな攻撃もすり抜け、逆に"ゴースト・ラップ"という爆発する霊体を使って戦闘を優位に進めていた。

 

しかし本体が見つかってしまえば話は別、様々な絡め手を用いてペローナを精神的に追い詰め止めとばかりに"10t"と書かれた巨大なハンマーを構えると

 

「お前はおれをみくびりすぎた…おれはイーストブルー1番の怪力で知られた男…」

 

「なっテメッまさか"東の海の怪力王"!?実在してたのか!!」

 

「…そうだとも!!このおれこそが"東の海の怪力王"!!」

 

「ばっ、馬鹿野郎!!逃げ場もねェのにそんなんで殴られたら死んじまうじゃねェか!おいよせ、やめろ!!」

 

「ウソーップ…」

 

「私が悪かった!そうだ!お前の仲間にも手は出さねぇェ!!」

 

「ゴールデンー…!!」

 

言い募るペローナだったがウソップは意にも介さずハンマーを擦り上げる。

 

「許して!お願いやめてー!!!」

 

「パウンドぉっ!!」

 

それと共に弾けるハンマー。

 

極度の緊張状態にあったペローナは泡を吹いて気絶

 

「お化け屋敷のプリンセスが風船と玩具のゴキブリで気絶してりゃ世話ねぇな…このおれに"ネガティブ"と"ウソ"で勝負を挑んだのが大間違いだぜ!!…にしても"東の海の怪力王"かぁ確かにハンマーを使う時にゃいいハッタリになりそうだな!!せいぜい夜明けまで寝てるこった!!」

 

こうしてウソップ とペローナの戦闘はペローナの気絶により決着したのであった。

 

一方その頃シュガーと戦闘していたゾロであったが

 

「まるで人体が刀みてぇに…どういうカラクリだ?」

 

三刀を振るうもシュガーの体はまるで刃を通す事なく、逆に刀もかくやと言わんばかりにシュガーの手刀、足刀がゾロに向かって縦横無尽に振るわれる。

 

「どういうカラクリも何も…お前サイファーポールとやり合ったんでしょ?」

 

「シガンとかテッカイとやらか…」

 

シュガーの言葉にゾロは撤退時に少しやり合った長鼻の男を思い出す。

 

「拳砲とか指銃は趣味じゃないからこっち…刀ではない虚な刀"虚刀(きょとう)"、別にアイツに教わったからってわけじゃない」

 

「全身武器ってかよ…どんだけ鍛えたのか知らねぇがご苦労なこった、こうして持ち歩けば済む話だろうに」

 

「普通は一振り、お前でも三振り…でもこうやれば四振り、いつまで避けられる?」

 

それと共に再びの手刀足刀による猛攻、ゾロは時に防ぎ、時に受け流しつつ機を伺い

 

「怪力ってんなら止めてみろ!!"一剛力羅(いちゴリラ)、二剛力羅"(にゴリラ)"三刀流…二"剛力斬ぇっ(ニゴリザケ)"!!」

 

「また捕まえた…軽いよお前の刀」

 

左右の腕の筋肉を肥大化させると共にシュガーを力任せに吹き飛ばそうとしたが、その目論みは斬撃を捌かれると共に"雪走"の刀身を掴まれ動きを止めさせられた事で潰えた。

 

「おれの剣が軽い…だと!!」

 

「あぁ、別に思いとか覚悟とかそんなんじゃないし物理的な話…軽くて振りやすそうな良い刀なんだろうけど…欲を言えば破壊力が欲しかったって話」

 

それと共にシュガーは刀身を握った拳に力を込めると共に捻ればローグタウンから苦楽を共にしてきた"雪走"はあっけなく折れた。

 

「なっ!テメッ!!」

 

「さて後二本…剣士なんて不便なものね、得物が無くちゃ戦えないなんて。三刀流が二刀流になったけどどうする?続ける?」

 

「意趣返しってか…別に二刀になったからって戦えねェわけじゃねェよ"二刀流 弐斬り(にぎり)"」

 

それと共に折れた"雪走"を腰に"和道一文字"を右手で順手に、"鬼徹"を左手で逆手に二本を前方で水平に構えた。

 

そうして再び激突する両者であったがやはり三刀から二刀になった影響は大きく、圧倒的な手数を持つシュガーの猛攻を全て捌き切る事が出来ず細かい傷が増えていく。

 

そしてそれを見ていたブルックは何か自分にも出来ることは無いかと周囲を見渡しある一点に目が止まりそちらに駆けていくと"ソレ"を掴むと

 

「け、剣士さん!これを使ってください!!」

 

ゾロの背に向けて"剣豪リューマが使っていた刀"を回転をつけて投げたのだった。

 

回転の途中で鞘は抜けたものの刀自体はそのまま真っ直ぐ飛んでいき、チラリとそちらを見たゾロはニヤリと口角を上げ右手にしていた"和道一文字"を再び口に咥えると飛んできた刀をガシリと掴み構える。

 

「さて…仕切り直しといこうじゃねェか吸血鬼、サムライには悪ぃが四の五の言ってられねェんでな」

 

「黒い刃…エロゾンビの黒刀?流石に今のわたしじゃ折れないし…まぁいいよ"麦わら"ならお気楽そうだったし自分で探すから」

 

それと共に両腕を広げ蝙蝠の翼へと変化させようとするが

 

「おいテメェ!ここまでやっといて逃げるつもりか!!」

 

「逃げる…?見逃したげるって言ってるんだけど」

 

ゾロの言葉に立ち止まると足元にあった"雪走"の刀身を拾い上げると

 

「なっ!?」

 

「何をっ!!」

 

驚くゾロとブルック、当然であろう先程まで戦っていた目の前の相手が突如として刃を首元に当てると共に首を引き斬ったのだから。

 

とめどなく流れ出す血液に駆け寄ろうとしたゾロとブルックだったが

 

「剣士さん!止まってください!!」

 

血液の動きに違和感を感じたブルックの声にゾロは足を止めれば

 

「追われても面倒だし…足りないならこの子が相手してあげる」

 

斬った筈の傷は無く何事も無かったかのように言いながら両腕を蝙蝠の翼へと変化させるシュガーと、そして溢れ出た血液はシュガーの姿を形作りゾロへと両手を構え

 

「ほんと…悪魔の実ってのは何でもアリだな」

 

「尋常ではない回復力に血液まで操りますか…」

 

「じゃあね海賊狩りに骨男、縁があったらまた相手してあげる」

 

そう言いながら"吸血姫シュガー"は血で出来たヒトガタを残して霧深く漂う夜空へと羽ばたいたのだった。

 

 

 

 





ぬぅシュガーvsゾロが長引いた、あと一話か二話スリラーバークやるかも



そして単行本派、アニメ派の方には既知の存在となる藤虎が言っていた海軍特殊科学班"SSG"が作った"何やらすげェもん"がジャンプ本誌に出ておりました…ネタバレとなるために詳しくは伏せますがプロットが吹っ飛びました。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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