起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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日付変わる前にギリギリセーフ!


シュガー&モネ、スリラーバーグでの一コマ

「お、おい吸血鬼女!お前が何を企んでるか知らないが何かしようってんならおれのハンマーが火を噴くぜ!なんたってこのおれこそが"東の海の怪力王"ことキャプテー「あ''?」…ご、ごめんなさい」

以上尊敬する育ての親の異名を騙られてちょっとキレるシュガーちゃん


赤鉄の咆哮

 

『さて…前回"白海"から落ちた時は問題無かったが…』

 

空中要塞サンタマリアに設置された桟橋で一つの大柄な鎧の人物はそう零しつつ下を覗き込む。

 

真っ赤な全身を覆う装甲は肌一つ見せる事なく全身を覆っており、その表情は伺い知れなかったが、当然中にいるのは言わずと知れた"海軍本部中将 鈍熊のクリーク"その人であり纏っているのはクリーク専用の"機動外骨格ミリタリスタ"、その先進技術試験機であった。

 

とは言え量産型のミリタリスタは既に諸々の試験もほぼ終わりかけている為今やこの機動外骨格…いうなればパワードアーマーはミリタリスタの新たなオプションや機能等を試験的に盛り込むためのクリーク及び特装研のオモチャ兼実験機という扱いを受けているが。

 

閑話休題、内部のゴーグルで下をズームするも遥か7000メートル下に広がっているのは深い霧であり目標としている島の影は見当たらない。

 

『…なぁカフウ、辺りの鳥が集めてきた情報ってだけどほんとにこの下であってるか?』

 

「クルルルル!!」

 

元気の良い返事にクリークは少し悩むも

 

『まぁ能力者じゃ無いから海に落ちたからと言ってどうにかなるわけでもなし…まぁ本番にも備えてやるしか無いか』

 

と、その言葉と共に空中に身を躍らせるとそのまま重力に従って真っ逆さまに落ちていく。

 

 

 

 

 

一方こちらはスリラーバーグにて全員満身創痍ながらも何とか"七武海"のゲッコー・モリアを倒し影を取り戻した麦わらの一味。

 

誰も彼もがその場で座り込み、モリアに影をとられ森に潜んでいた者達が歓喜の喜びで一味に駆け寄り、何の企みか一度麦わらのルフィがモリアに破れた後に手を貸してくれたモリアの一味と思しきモネとシュガーを怪訝に思いつつも藪を突く気は無いのでそれとなく礼を言って終わりにしておこうとナミが立ち上がりかけたところにソレは降ってきた。

 

どれほどの高さから落ちてきたのかはわからないが両足での着地とほぼ同時に両膝、腰、肘、肩とぐるりと回転するように着地した真っ赤な全身鎧に中身が入ってる事を確信してクリマタクトを持ち上げる。

 

『…ゲッコー・モリアは敗北、そして下手人はお前たちで間違い無いな?』

 

酷く硬質的なその声と赤い全身鎧の姿、多少の意匠は違えどその姿にナミは東の海"アーロンパーク"で戦った姿を思い出した。

 

「"緋色の鳥"…だったかしら?随分とまぁ流暢に喋るようになったわね?」

 

「うわー、なんですかあの目に悪い真っ赤っかな全身鎧…」

 

呑気な感想を紡ぐブルックを無視してナミは相手の姿を確認すれば前に見た時より一回りがっしりとした巨体、背中には前回無かった黒い筒が二つに腕周りや足回りにも色々増えているのを目敏く気付き周囲に警戒を促す。

 

「泥棒猫のナミ…航海士にして一味の頭脳だったか」

 

それと共にナミに向かって向けられる掌、前回の記憶を元にすぐさま回避行動をとると共に

 

「チョッパー!フランキー!ロビン!後ついでにブルック!こいつは敵よ、前の時は全身あちこちに武装を仕込んでたから気をつけて!!」

 

そう声をかければ赤い全身鎧の姿を確認した一味は

 

「んー?どっかで見たよーな…?」

 

腕を組んで首を傾げるルフィに

 

「げぇっ!!あん時の赤鎧!!ルフィ、アーロンのとこで戦った奴だよ!!ここまで追ってきたのか!?」

 

ビームの嵐を思い出したのだろう、慌てて瓦礫に隠れつつもルフィに向かってそう叫ぶウソップ

 

「へぇ、あん時の…前は斬れなかったがいい機会だな」

 

獰猛な笑みと共に再び刀に手を添えるゾロ

 

「テメェ、とっくにタネは割れてんだよ!」

 

それと共に懐に飛び込み向けられた腕を蹴り上げるサンジ

 

「な、何だこいつフランキーみたいなロボか!?」

 

「おれはロボじゃねぇ、サイボーグだ!」

 

当然やる気満々な面々を見たチョッパーとフランキーはかたや人間に近い大きな体躯を持ちパワーを出しやすい"重量強化型(ヘビーポイント)"へと姿を変化させ、かたや左手首をスライドさせて四つ並んだ銃口を乱入者へと向ける。

 

そしてロビンは少し考えるような仕草をして後ろにいたモネとシュガーを見ればモネは肩をすくめる姿を、シュガーは満足そうに頷く姿を見てやっぱり…と顔を覆うもいつもの事かと思い直しゆっくりと両手を交差しいつでも能力を発動できるように構えればそれと共に蹴り上げられた右腕が光線を放つと共に

 

「かてェのはわかってんだ、一刀流居合…獅子歌々!!」

 

懐に飛び込んだゾロはかつて鋼鉄の硬度を持ったMr.1さえ切り伏せた斬撃を放つも耳に響くのは酷く耳障りな金属同士のぶつかる音

 

『ふむ、まだ正面からは斬れないか…』

 

「ちっ、これでもダメか!」

 

結果を見る前に手応えで察したのだろうすぐ後ろに飛び退くゾロにサンジは

 

「何やってんだヘボ剣士!!堅いってんなら…コリエシュートっ!!」

 

『いい蹴りだ…だが止められた時の事も考えておくべきだったな』

 

腕を蹴り上げたのとは反対側の脚で巨体の首に対してハイキックを振り抜くも相手はびくとも動かず、更には蹴り上げた足は掴まれた上にそのまま瓦礫に向かって投げつけられるとその身体は強かに打ちつけられた。

 

「お、おいサンジ!!くそっ三連…火薬星!!」

 

自分が隠れていた瓦礫のすぐ側に叩きつけられたサンジを瓦礫の後ろに引っ張り込みつつ炸裂弾を三連射するウソップ に対しお返しとばかりに背中から右肩に迫り上がってきた太い筒が向けられると低い音と共にばら撒かれる弾丸。

 

「ガトリング !?いえ、斬れないなら一点に集中させれば"夜明け歌(オーバード)・クー・ドロア"!!」

 

当然自らの影が入っていたゾンビのように馬鹿げた筋力を持つわけではないので飛びはしないが、それでもなお鋭い突きが頭部の脆いと思われたガラスらしきスリット部分へ

 

『狙いはいい…だが貫くには少し足りないな』

 

それと共に今度は背中から左肩に迫り上がる黒い筒、そこから放たれた砲撃でブルックは大きく吹き飛ばされたのだった。

 





もうちょっとだけ続くんじゃ(クリークとモリアの会談まで持っていきたかった)


SMILEとナンバーズに関してのアンケートを終了しました。

SMILEはペガパンクの試作品のみ存在が最多の383票を占め、ついで原作量存在が361票となった為この世界線においてSMILEは育てる事が出来ず理論だけで終わったとします、ドフィがインペル落ちしてるし小人も平和に暮らしてるから仕方ないね。

因みに原作量存在が最多だった場合小人の力が無い為シーザーがカイドウを恐れて過労死寸前まで働いて揃えていました。

そしてナンバーズについてはペガパンク作でシーザーは売っ払っただけとなります。


獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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