起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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第506話

 

「仕方ない、少しばかり手荒に行かせてもらうか"嵐脚・囲断(かこいたち)"!!」

 

閉じ込められた影の立方体をクリークが両断すると同時、モリアは飛び退き

 

「全部消えたから丁度いい…てめぇの影を寄越せ"角刀影(つのとかげ)"!!」

 

今度はトカゲを模った影がクリークへと向かう…とは言え諸肌にも関わらず身体にも服にもダメージは見えず

 

「太陽の下に出られなくなるのは困るからそれは御免だな、"連装飛拳砲"!!」

 

両拳から撃ち出された衝撃波がトカゲを模った影を吹き飛ばした。

 

「ちっ…影さえありゃカタがつくってのに…」

 

"超人系(パラミシア)"カゲカゲの実、それこそがモリアが食した実でありその効果は至極単純"自身や相手の影を操る"というものである。

 

しかしそれ故に多彩な効果を持ちモリアは能力を研ぎ澄ませ基本技能となる"自らの影の実体化及び操作"に加え自身と影の居場所を入れ替えたり、他人の影と自身の影を同化させて操ったり、他人の影に対して物理的な干渉を行ったりする事が可能となっていた。

 

何よりゲッコー・モリアが開花させた能力の中で厄介なのは"影を奪う"事である。

 

他者に能力を使用し影を奪い取った後、契約することができれば持ち主を離れた影を能力者に従わせることが可能で、影を奪われた者は鏡や写真に映らなくなり、直射日光を浴びると消滅するという凄まじい効果であった。

 

更には奪った影を死体や物体に入れれば、元となった生物同様に動かすことができる上にその影を取り込めば、短時間だが、入れられた影の力を得ることが出来るのだ。

 

その点ゲッコー・モリアは実に1000体という多くの人間の影を集めて改造死体に押し込んだ"死なず、恐れず"の不死の軍団を作り上げていたのであった。

 

「成る程…麦わらが破れたと聞いたが実際やり合って納得した」

 

想定していたのは王下七武海"最弱“、端的に言ってクリークはモリアを侮っていた。

 

とは言え無理もない、クリークの"知識"では昔こそかの四皇・百獣のカイドウと渡り合ったとは言え今は昔、大きく弱体化しており無理なパワーアップにより自身の能力の根幹たる影を制御出来なくなり麦わらのルフィには敗れ、ドフラミンゴからも"七武海には力不足"と評されジンベエからも"鍛錬不足"と言われたりしたからであったが"今"のモリアは別物であった。

 

先立って麦わらの一味とは軽く手合わせをこなしおおよその戦闘能力は把握している。

 

故にこうして実際モリアとやり合ってみれば能力の根幹たる"影"の展開速度、身体の動き、技のキレに身体能力などいずれも高いレベルを持ちモネやシュガーの手助けがあったとは言えよくこのモリアに勝てたもんだと内心賞賛した。

 

しかし

 

「どうしたゲッコー・モリア、"たったそれだけの"影で足りるのか?」

 

「てめぇ…どっかで見てやがったな、よくもぬけぬけとぉ!!"影等蝙蝠(ブリック・バット・ブレット)!!」

 

影を操るという特性上自身の影を含めて他人の影があればあるほど戦力を増す。

 

麦わらとの戦闘前はそれこそ千体の影を所持していたモリアであったが先の戦闘で切り札の一つ"影の集合地(シャドー・アスガルズ)"により全ての影を自身に取り込んで拳一つで島を割るほどの大幅なパワーアップを果たしていたが流石に自身の許容量を超えたのか最終的に全ての影を抑えることが出来ず解放する羽目になっていたのだった。

 

「"嵐脚・辻風"!さて、そろそろ仕舞いでいいか?いい加減話し合いに移りたいんだがな」

 

幾重にも生み出された鋭く変化した蝙蝠をクロスした飛ぶ斬撃で弾き飛ばしつつ言うクリークであったが

 

「キシシシ…舐めてんじゃねぇぞ鈍熊ァ!!そんなに"影"が欲しけりゃ飽きる程くれてやるよ!!全ての影はおれの支配下にある!!広がり広がれ"影の拡散点(シャドー・ミドガルズ)"!!」

 

自身の影を収縮させた次の瞬間爆発的に四方八方に広がった影を見て一気に警戒レベルをあげたのだった。

 

 





捏造技

影等蝙蝠 ブリック・バット・バレット

欠片蝙蝠(ブリック・バット)の強化技、より鋭く変化した蝙蝠を大量に生み出して攻撃する。

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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