起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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第509話

 

「「モリア様っ!!」」

 

吹き飛ばされたモリアに駆け寄るペローナとアブサロム。

例え足手纏いと言われようとも動かないと言う選択肢は無くかたや巨大なゴーストを、かたや両腕をクリークへと向ける。

 

「ぐっ、お前ら!下がってろと言っただろうが!!」

 

「でもモリア様!ただでさえ麦わらとのダメージが抜けてないんだ!これ以上は無茶だ!!」

 

「モリア様、おいら達の影を使ってくれ!もう一度オーズを動かせりゃ海軍中将なんぞには負けねぇ!!」

 

「黙ってろ!!また…また失ってたまるか!!"シャドー・ミドガ…ぐっ!!」

 

再び自身の影を広げようとしたモリアだったが流石にダメージが堪えたのか痛みが走ると共にその発動は途中で止まった。

 

「だから話し合いに来ただけだと言ってるんだが…」

 

「それにしては随分と暴れてくれるじゃねぇか!!"欠片蝙蝠(ブリック・バット)"」

 

「あんまり大っぴらにしたくは無いんだが…"百獣のカイドウには退場してもらう"、今回はその協力の要請だ」

 

流石にこのままでは埒が明かないと判断したごく一部の将官以外は知らない爆弾を落とした。

 

「何…だと…?」

 

流石にその効果は絶大であった。

何しろかの四皇の一人"百獣のカイドウ"と現七武海であるゲッコー・モリアの間には因縁がある。

 

かつて二十年程前…新世界"ワノ国"においてモリアはカイドウとぶつかり当時のカイドウと互角に渡り合いこそすれ、その時にモリアは全ての部下を失っているのだ。

 

「さて、話を聞く気になったか?」

 

「は…?何を言ってやがる!?」

 

「だから言っているだろう"百獣のカイドウ"には退場してもらうと」

 

「馬鹿な!相手は四皇、三大均衡を崩すとでも言うのか!?それも海軍が!」

 

「既に作戦は発動している、対外的に表の目的として四皇"白ひげ"の討伐…これは穏健な勢力であり、大海賊時代以前から存在する最もネームバリューを持つ故に最初から"隠れ蓑"とする為に選ばれた。

モルガンズにすっぱ抜かれた事もあって世間の大多数が知ってるのはこちらだ。

 

そして裏の目的としてこの大海賊時代に楔を打ち込む為に各四皇勢力の戦力漸減…とは言え白ひげや赤髪に対しては穏当なものとなるだろう、政府筋や多くの海兵が知っているのはこちらだ。

 

そして真の目的、それこそがワノ国を根城とする四皇が一角"百獣のカイドウ"の討伐、それに付随しての"ワノ国"の解放…それこそ知っているのは海軍本部の中でもほんの一握りだ」

 

「待て…海軍が独自に四皇の一角を落とすだと!それに"ワノ国"の解放?海軍は何を考えてやがる!?」

 

あまりに予想外の話にモリアは愕然とし、更にそう問うも

 

「え、聞きたい?今のワノ国の事情はかなりドロッドロだぞ?多分知ったら世界政府辺りから睨まれるかもしれんがそれでも聞きたいか?」

 

クリークのその言葉に少し怯み

 

「キシ、キシシシシ…いいだろう、とりあえずまずはテメェのいう"話し合い"とやらに乗ってやろうじゃねぇか」

 

そう言いながらモリアはあちこちに走る痛みを抑えつつ再び立ち上がったのだった。

 

 




もうすぐワノ国にいけそうですね

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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