「おい!黒駒のと浦島がやり合うぞ!!巻き込まれてたまるか!」
「誰か、狂死郎の親分に知らせてこい!!相手が浦島じゃ分が悪ぃ!!」
慌てて逃げる客や賭場衆、達賭場"フシミ"は混乱に陥っていた。
「士族のおれに平民如きが楯突くっぺか!!脳天かち割って見せしめにしてやる!!"彼岸張手(ひがんはりて)"!!」
クリークか構えると同時、激昂した浦島が張り手を突き出し正面から直撃する。
「…威力はあるようだがそれだけだな、ワノ国一の相撲取りと言っていたがこんなもんか」
「なっ!おれの張り手に何をした!!」
「なんだ挑発でもして欲しいのか?あの程度でワノ国一とはよく言ったもんだ」
「お前…吐いた唾は飲めないっぺよ、死ね!"菩薩張手(ぼさつはりて)"!!」
それと共に今度は両手で連続して放たれ全て目の前の男に叩き込まれると相手はビクともせず
「数を増やせばいいってもんでも…いや、戦いは数とも言うが」
「舐めやがって…なら"耳潰し"!!ついでに"目潰し"!!」
それと共にクリークの頭を挟んで行われる柏手、更には浦島のニ指がクリークの顔面に向かうも
「おいおい、相撲じゃ無いからいいものの本来は禁じ手だろ?相撲取りの誇りもないのか?」
「ぐうっ、指が…さては妖術使いか!!」
余程の勢いがあったのだろう、両目を貫かんとした二本指は瞼を貫く事すら出来ず指を痛めただろう二指を庇う浦島、あまりの防御力に妖術使い…ワノ国でいう悪魔の実の能力者かと疑うも
「なんの事だ?ただ鍛えてるだけだ…そっちの鍛え方が足りないんだよ」
そう挑発してみせるクリークに
「ここは土俵じゃねえっぺ…いい気になるなよ平民如きが!!"彼岸拳(ひがんこぶし)!からの"菩薩拳(ぼさつこぶし)"!!」
そうして繰り出されるのは拳打の嵐、連続して繰り出される重い拳の雨だったが
「相撲取りの矜持はどうした横綱…ただのラッシュになってるじゃねぇか」
その両拳はあっさりと掴まれ止められた。
「止めたくらいでいい気になるなっぺ!彼岸放(ひがんばな)"!!」
その状態で繰り出されるのは左足を高く上げての顔面を狙った蹴り、その大きさ故に容易くクリークの顔面を狙うも
「…拳に蹴りか、ワノ国一でこれなら他が察せるな」
「がぁっ!くそ、それを貸せ!!」
掴んだ両腕がグッと握られると同時にあまりの痛みに呻くもそれを耐え、取り巻きが腰に刺していた長ドスを抜き放つ。
「おいおいおい、刃傷沙汰は相撲取りには御法度だろ…」
「知った事ないっぺ!おれを誰だと思ってやがる、ワノ国一の相撲取り、横綱の浦島とはおれの事だ!!
士族のおれが平民如きに負けるわけねぇ!このおれに逆らったのをあの世で後悔するっぺよ!!」
それと共に大上段から振り下ろされる長ドスだったが
「武器を使ってもこれか、張り手の方が威力があった分まだマシだったな」
「は?」
袈裟懸けに振り下ろされた長ドスは薄皮一枚さえ斬る事も無く金属音と共に肩口で止まり
「そいつは手放してもらうぞ」
長ドスを握った両腕を蹴り飛ばせば鈍い音と共に長ドスは天井へと刺さる。
「腕が、おれの腕が…」
「さて、好き勝手させてやったわけだが…勿論礼は返さなきゃ失礼だよな?」
それと共にギチリと拳を握るクリークに浦島は
「ま、待て!おれはこのワノ国一の相撲取り、横綱だぞ!?」
折れた両腕を上げ止めようとするも
「それがどうした、難癖つけて暴れておいてはいそうですかで済むと思ってたのか?」
「か、金なら払うっぺ!腕が折れてんだ、これ以上は…」
「これに懲りたらもうちょっと謙虚になることだ…一撃必中・鈍蜂(いちげきひっちゅう・どんぱち)"!!」
それと共に浦島に突き刺さる拳、同時にその巨体は吹き飛ばされ壁を突き破り大通りへ、地面に転がされた時には白目を剥いていたのだった。
そしてそこに近づく男、3m程で側にはクリークと浦島がぶつかる前に店から走って行った賭場衆の男が肩で息をしていた。
「さてはて…盃交わした子分の頼みと来てみれば、これはどういう事だ狛狐?」
水色の特徴的な髪型に青を基調とした着物、そして腰には侍しか帯刀を許されぬ菱鍔の大太刀。
「き、狂死郎親分…」
賭場の主である"狛狐のフシミ"が盃を交わした"狂死郎一家"の元締め"居眠り狂死郎"がそこには立っていたのだった。
ちょっと短いですがキリがいいので今日はここまで。
浦島もグランドライン前半ならいい線行くかもしれませんが如何せん相手が悪いですね。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
-
高熱"劇場版ボス"
-
エレクトロとスーロン
-
エレクトロだけ。
-
肉体や覇気の強化のみ。