"居眠り狂死郎"
現将軍家"黒炭家"御用達の両替屋であり、ワノ国の裏社会を取り仕切るヤクザ"狂死郎一家"を率い民衆から恐れられる存在でもある。
18年前光月一派の騒動があった頃は無名であったものの、その騒動の後光月に味方して壊滅した"ヒョウ五郎一家"などヤクザ達のカラとなったナワバリを掌握し、新たに両替商や遊郭などの事業展開を始め大成功を収め、めきめきと実力を発揮し今やワノ国一のヤクザの大親分。
冷静冷徹な性格であり、オロチ一派の士族や見廻衆などと比べても高い実力を持った男で、オロチからの信任も篤く自身も"オロチ様"と様付けをしており、さらに自らを"将軍の犬"と自称して命令に従う忠実な一面を見せる。
が、裏ではオロチの陰口を堂々と叩くなどその態度はとても尊敬しているとはいえず、予言に怯えるオロチを馬鹿にしている節も見せている。
とは言え、将軍に歯向かった者は誰であろうと処断するという厳格さを持っている事により民衆からは一家共々恐れられ、オロチからの信頼はそれなりに厚い…そしてそんな男が出てきた理由。
この賭場が末端とは言え"狂死郎一家"の系列であり、ドレークから百獣海賊団幹部である"飛六胞"のササキへ、そしてその友人である狂死郎へと話が行って花の都にて開かれた賭場だからこそそこで何か起これば報告があるのは当然、例え三下であっても己の部下がやられれば一切の容赦をしない任侠心を持っており相手がワノ国一の横綱"浦島関"となれば荷が重いだろうという判断で出て来たのであった。
自身が顔を出せばいくら浦島と言えど引き下がるだろうと判断していたがその予想は外れ、目の前には倒れ伏す浦島とぶち抜かれた壁の向こうには黒い着流しの大柄な男。
「アンタが例の用心棒か…黒駒ねぇ、本物か?」
「何の事だ?この名前なら死にかけの爺さんに頼まれただけだ」
当然嘘である。
この名前は先に潜入していたドレークから勧められた名であり、これを名乗る事で生きているかもしれない"赤鞘"やオロチ施政下以前のヤクザ者を釣り出す確率を上げるための名前である。
「へぇ…生きてるとは思わねぇが、その爺さんとやらはくたばったのか?」
「とうの昔にな、アンタが"居眠り狂死郎"か色々と噂は聞いてる」
「奇遇だな、こっちもそちらさんの噂は色々と聞いてる…浦島をここまでするたぁ随分と腕がたつじゃねぇか」
そう言いながら気を失った浦島を足で軽くこづく狂死郎。
「飯と宿代ぐらいは働くさ、まぁ運動にもならなかったが」
「ハハハ、剛毅なこった…おれのとこに来る気はねぇか?」
気になる名前とその腕っぷしの強さにそう勧誘をかけてみる狂死郎。
クリークはオロチ麾下の中でも一番腕がたち、百獣海賊団幹部"飛六胞"の一人である"ササキ"の友人でもある為警戒をしているが、実はこの"居眠り狂死郎"こそがかの"赤鞘九人男"が一人"傳ジロー"であり、死亡を偽りいつかオロチを打倒すべく、自身を偽って側に潜入していたのである。
その為"黒駒"という名前には少し因縁がありそれを名乗る+性格に難はあれど強さは本物の浦島を容易く地面に伏せた事から上手くいけば2年後の"決戦"で大きな戦力になるかもしれない、と打算の元勧誘をかけてみるが、そんな事は知る由も無しオロチ一派の中でも腕利きであり中枢の一角でもある狂死郎に面には出さないものの軽い警戒をする。
「すまんな親分さん、一宿一飯の恩ってのがあるんでな…もう暫くは用心棒をさせてくれ」
「そうかいそうかい、まぁ気が向いたら屋敷まで来るといい。
腕っぷしもあるようだしアンタなら直ぐにオロチ様に御目通りが叶うかも知れんな」
確かに中枢に入れるのは魅力だが狂死郎が自身を怪しんで来たという可能性がある以上迂闊には乗れないと考えていると
「おっと、あんまり友人を困らせないでもらおうか"狂死郎親分"」
そこに賭場の中から見ていたドレイクが顔を覗かせた。
「おぉ、どれいく殿ではござらんか。
いやぁ贔屓にしてもらってありがたい限りで」
「狂死郎親分こそ、随分とこの賭場で儲かってるらしいじゃないか。
それよりそこの奴にはウチから勧誘かけているんでな」
「おっと、競合相手がカイドウさんとこだと分が悪いな。
おいお前ら、そこのデカブツを屋敷まで運べ…誰の賭場に手を出したかハッキリさせてやる」
「まぁ暫くは気楽な用心棒生活をしてるさ、確かに実際にオロチ将軍を見た事は無いから気になると言えば気になるが」
クリークの返事に気を悪くするような素振りも見せず部下に指示を出すと馬鹿にするように笑いながら
「ありゃ臆病モンだからな、特に最近じゃ例の辻斬り騒ぎ…例の亡霊よ、オロチ様は"赤鞘九人男"の仕業だと思ってるらしい」
「カイドウさんは自身に反抗する者が久々に出て来たという事でしばらくは様子を見るそうだ。
それに話によれば死体は見つかってないと聞く、それこそ隠れ潜んでる可能性も無いとはいいきれんだろう」
「ハハハ、馬鹿馬鹿しい…もし生きてるというならひとつ手合わせしてもらいたいもんだ。
おい狛狐しっかりこいつに報酬は弾んでやれ、浦島をぶちのめしたんだケチるんじゃねぇぞ?」
「へ、へい!!」
「それでは拙者はこれでどれいく殿も、黒駒のも気が向いたらおれの屋敷に顔を出すといい」
そうして去って行く狂死郎を見ながらクリークは袖に潜ませていた諜報ネズミ、"イシズミⅧ世"に指で指示を出し傘下の"タビネズミ"部隊を招集させつつ
「…ひょっとしたらそろそろ出張ってくるかもしれんな、二、三日中にまた"亡霊"が出るのでそのつもりでいろ」
ドレイクにそう小声で告げつつクリークは次の相手を誰にするか考えるのだった。
狂死郎トレースが出来ない…あの人の口調難しい
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。