ワンピース再アニメ化、またクリークの動く姿が見られるんだなー、楽しみだなー
ワノ国、花の都。
微かな月が空に浮かぶ夜も更けた夜、再び響く亡霊の声。
「ひとーつ…一夜一夜に人見頃」
「フフフ…来たか」
そこに響く声、花の都の奉行である"遠山辻ギロー"は手に持った提灯を大きく二度振るとそのまま投げ捨てる。
「ふたーつ…富士山麓、鸚鵡鳴く」
「"赤鞘の亡霊"だの何だの騒がれても自身が誘い込まれたとも知らずにノコノコ出てきおって…オロチ将軍のお膝元、この花の都を騒がせた罪は重いぞ?」
そのまま軽く腰を落とし自らの佩刀、"試し斬り"でも鋭い斬れ味を発揮した業物"念仏丸"に右手を添えた。
「みっつ、醜いアヒルの子」
「なにを言いたいか知らんがしょせんは"亡霊"…死人の戯言よ、今の世はオロチ様の治世、大人しく墓の下に帰ることだな」
それと共に刀を抜き放つと青眼に構えて相手を探す。
周りは塀に挟まれた一本道、こんな夜とあっては道行く者もおらず声の主の姿は見えない…が
「そこだ!往生するがいい!!」
左側の漆喰塀に刀を突き入れれば刀は頑丈な塀を容易く差し貫き、強い手応えと共に勝利を確信した辻ギローはニヤリとして相手を刺し貫いた刀を引き抜こうとするも
「むっ、勢い良くやり過ぎたか…」
塀を貫通して相手に突き刺した念仏丸はビクとも動かず、今度は力を込めて引き抜こうとした所で
「月に変わって…お仕置きだ」
バキリ、と何かを折るような金属音と共に軽くなる刀。
「なっ…貴様生きて!」
驚く辻ギローだったがその言葉は塀と共に吹き飛び地面に叩きつけられた。
「色々と言ってたようだが…オロチのお膝元である花の都の奉行がこの程度か」
塀の向こうから現れた男、刺し貫いたとら思った念仏丸は半ばから折れて男の左手に、刀身を掴んで止めていたと悟りギリと歯を鳴らし立ち上がる辻ギロー
「貴様が"亡霊"か、随分とハッキリした亡霊もいたものだな。
だが…たった一人で何が出来るというのだ、囲めっ!!」
その声と共に赤鎧の亡霊…クリークを囲んで一斉に現れる同心達、よほど本気で捕まえに来たのかその数は50を超えており辻ギローも折れた念仏丸の代わりに新たに刀を与力から受け取り
「花の都の与力と同心全て…とはいかんが大半がお前を囲んでいる、逃げられると思うなよ?」
「いくら数が増えたところで…俺を止められると?」
「そうか不足か、だが安心しろ囲んでいるのがこれだけとでも?」
そのまま馬鹿にしたようにニヤリと笑えば
「見廻衆500騎…そろそろオロチ様もご立腹でな、悪ィがテメェはここで捕らえさせてもらうぜ、手脚の一本や二本は覚悟しな」
包囲された一角から出てきたのは金髪を結ったサングラスの男、花の都の警邏を担当する"見廻り衆"、その勢力は五千人に及びオロチ一派の中でも"狂死郎一家"に次ぐ大所帯でありそこのトップである"ホテイ"であった。
当然クリークも釣れればいいなと思っていた人物でありまさかこうも易々と出て来た為予定を変える。
「さて、潔くお縄を頂戴する事だ!!」
「おめェら、やっちまえ!!」
辻ギローとホテイの声に一斉に包囲網が狭まりクリークへと殺到、しかしクリークは焦る事なく腰を落とすと右脚を大きく振り上げ
「"踏鳴判子・陸津波(ふみなりはんこ・おかつなみ)"!!」
そのまま地面に叩きつければ大地が大きく捲れ上がった。
当然一人を捉えようと殺到していた者達はそんな想定外に飲み込まれ、寸前で飛び退いた者達も続け様に飛んで来た石礫によりダメージを受けた所に
「貴様らも知るがいい"赤鞘"の所以を…"嵐一閃(あらしいっせん)!!」
それと共にクリークによって引き抜かれる赤い鞘の直剣、かなりの長さを持ちかつては"呪われた聖剣"として祀られていた常人ならば振るのも難しいソレをクリークが易々と振り抜けば捲れ上がった地面ごと包囲網の殆どが斬り破られ、指揮をとっていた辻ギローとホテイが再び刀を構えようとした時には二人にも複雑な紋様を持つ刀身が迫っており
「なっ、まさか貴様妖術使いか!!」
「おいおいおい!聞いてねェよ、何だこの化け物!!」
辻ギローは身を屈める事で、ホテイは刀を使って刀身を逸らせて大きく後ろに退がる。
「ふむ、やはり丈夫なのはいい事だな」
そう言いながら刀身を確認するクリーク。
余談ではあるがクリークの膂力では通常の武器は振れば壊れるような使い方しか出来ず、それこそ世界最強の剣士"ミホーク"の持つ最上大業物の"夜"や、かつてワノ国にいた伝説の剣豪"サムライリューマ"の所持していた大業物"秋水"などの恐竜が踏んでも1ミリたりと曲がらない頑丈さを持つ"黒刀"を手に入れるべく動いていた所に転がり込んで来たのが今まさにクリークが振るっている"七星剣"である。
所以妖刀や魔剣の類であるがクリークの覇気によって屈服させられ、更には仕掛けや拵えも新たに施されて生まれ変わった"七星真剣"、その特性は何と言っても"折れず、曲がらず、よく斬れる"という三拍子揃った物でそれこそクリークが全力で振るっても壊れる所か、刃毀れ一つ無く応えた為愛用していた。
閑話休題、想定していた以上の事態に辻ギローもホテイも慌てて追加の戦力をスマシ(スマートタニシ、電伝虫と似た特性を持つ)で呼び寄せようとするも包囲網はどんどん討ちとられていき、与力や同心達を指揮していた辻ギローも斬られ、ホテイにも大上段から剣撃が振り下ろされようとした所で
「おーおー修羅場でござるなぁ」
受け止めたのは菱鍔の大刀。
「き、狂死郎親分!!」
釣り上がった目にワノ国特有の髪型にポンパドールを合わせた特異な髪型、オロチからの信頼も篤い"狂死郎一家"の親分、"居眠り狂死郎"が到着したのであった。
七星剣「くっころ!」
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。