基本的には金棒に覇気をこめて振り抜く、カイドウの得意技である"雷鳴八卦"は言ってしまえばそれだけの事である。
ただ、その"それだけ"の技の前に多くの者が倒れ伏したのも事実で、その威力は絶大。
並大抵の相手であれば一撃で仕留めてしまう、文字通りの意味での"必殺技"足りえる技である。
更に言えば単純に威力が高いだけでなく、恐ろしいのはその攻撃速度。
"見聞色の覇気"は鍛え上げれば少し先の未来が見えるくらいに“未来視"に至ると言うが、それ程になったとて回避は困難という恐るべき攻撃速度を誇り、更に付け加えると莫大な覇気を帯びる事によって悪魔の実の能力による防御もほとんど意味を成さない。
カイドウは極めて強大な覇気を有しており、防具や悪魔の実の能力に"武装色の覇気"による硬化を重ねても、それさえ容易に突破するほどの規格外な破壊力を生み出す。
雷鳴八卦は“それだけ"の技であるにも関わらず"それほど"の技であり、当然これを越えねばカイドウと勝つなど夢のまた夢、闘うステージにすら上がる事は出来ない。
それ程の威力の技を真正面から受ければ当然如何なクリークと言えど無傷では無く
「知っているぞ"百獣のカイドウ"の得意技にして必殺技…絶大な威力を持ちつつも恐るべき速度により回避は困難。
ならば避けるのではなく受けてしまえばいい…そういう事だろう?」
兜と面頬を残し並大抵の攻撃は受け付けない筈のパワードスーツはボロボロになっていた。
「ほう、耐えるか!ようやく喋ったかと思えば…成る程道理だ、マグレかどうか試してみようじゃねェか!"雷鳴八卦ッ"!!」
自身の技に耐えた事を嬉しそうに、そして続けて繰り出されるのは先程の適当な雷鳴八卦では無く脚をしっかり踏み締め、腕だけではなく腰から捻り横薙ぎに叩きつければ、クリークは両腕に覇気を込め膝を落としそのまま金棒を受け止め凄まじい衝撃波と共に両方が弾かれ
「"旋脚盤雷(せんきゃくばんらい)"!」
"剃"と"月歩"を組み合わせ、常人を遥かに超えた筋力により空気を踏み締めるオリジナルの歩法…いや走法である“瞬動"により目にも止まらぬ程の速度でカイドウに近づくと共に、両手と左足を地面に軸として右足で回し蹴りを繰り出す。
「ほう、無傷か…何か絡繰でもあるのか?」
がそれはカイドウの掌で受け止められると共に
「そっちも随分と頑丈な事だな!"旭日…昇天(きょくじつしょうてん)!!」
低い体勢のまま更に沈み込むとカイドウの真下からそのまま真上に飛び上がり片足で相手を蹴り上げ、続け様の攻撃とあって流石のカイドウも大きく上に跳ね上がられた。
「我蹴、天昇旭如勢也…だったか?これで決着がついてくれれば楽なんだが」
そう呟くクリークだったが、跳ね上がられ仰向けに倒れ込んだカイドウから笑いが溢れ出す。
「ウォロロロロ、随分と勢いの無い日の出だが…いいぞ!テメェが"赤鞘"だろうが"光月"だろうが関係ねェ!いい退屈凌ぎになりそうだ!!」
鋼鉄程度なら蹴り砕く威力を持ち、多少の手応えはあっただけにクリークは全くの無傷であるカイドウに嫌そうな顔をすると素早く距離をとった。
「陸海空、生きとし生ける全てのもの達の中で"最強の生物"だったか…頑丈だとは聞いていたが、思ったより大概だな」
クリークとて噂程度にカイドウの頑丈さは聞いていた。
凶悪な海賊故に海軍に捕まる事複数回、更には死刑宣告を受け絞首、斬首、銃殺、釜ゆで、電気、火炙り、生き埋め、石打、鋸、磔などを経験するもしかしその全てにおいてカイドウを殺す事は出来ずやむなく勾留。
その結果、自身による脱獄や配下の海賊による襲撃で十数隻の巨大監獄船が沈められている。
「どうした!休んでる暇は無ェぞ"雷鳴八卦っ"!!」
そのまま続け様に振るわれる金棒とそれに対応するように覇気を込めた腕で受け止めつつも踵とつま先を固定、そして膝、股関節、腰、肩、腕と全身の動きを螺旋状に練り上げ拳に一点集中させると
「どんなに頑丈だろうが…それを上回る衝撃を叩き込めばいいだけだ!"螺煌旋(らこうせん)!!」
金棒を振り抜いて無防備に空いたカイドウの胴部めがけて叩き込んだのだった。
「あててんのよ」で一躍有名()になった"タカヤ -閃武学園激闘伝-"は読者諸兄も知っているかも知れないがその昔"B壱"というソウルイーター描いてる人の漫画がありましてな…
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。