お待たせしました。
「悪魔の実の力…ってわけじゃぁ無さそうだな、どっちかと言えば"おれ"やリンリンみてぇなもんか?」
「まともに撃ち抜いたつもりだったが…無傷たぁ自信無くすぞ?」
まともに胴体に入った筈の拳、常人どころか多少腕に覚えのある者ですら立つ事はおろか、起き上がることさえ不可能な程の衝撃を受けて吹き飛んだに関わらず平然と立ち上がるカイドウにクリークは軽く愚痴を溢す。
「ウォロロロそう気落ちしたもんでは無ェ、少しは効いたぞ?"少し"はな」
その言葉とは裏腹に派手に吹き飛んだように見えたものの、ダメージを受けた様子は無いカイドウ。
情報でこそ知っていたがカイドウの頑丈さに外部からの攻撃は効果が薄いと判断し握り込んだ拳を腰元に、足元が爆発したかのような踏み込みと共に体の捻りながらカイドウの懐へ。
まるで"次は何をしてくれる?"とでも言うように軽い笑いを浮かべたカイドウを見ながら、そのまま捻らせた身体を戻すように溜められたエネルギーを解放して拳を繰り出した。
「我流・柳緑花紅(がりゅう・りゅうりょくかこう)…ちょっとは効いたか?」
クリークは放ったのは"鎧徹し(よろいどおし)"や"浸透勁(しんとうけい)など呼ばれる技術で、相手の表面から衝撃を与える通常の打撃と異なり、自身の拳と相手の肉体を通して相手の内部に衝撃を与えるという技術である。
かつてロビンに近接格闘技術を教わりたいと頼まれた時に"知識"の中から伝授した技の一つでそれ故にクリークも技術として修得していたのだった。
効果は単純、命中させた物質に内部的な衝撃を与え一気に破壊。
故にいかに頑丈な鎧を纏っていようが、強靭な肉体を持っていようが、内部まで鍛える事が不可能な以上(何処かの生命帰還の使い手を除く)当たりさえすれば一撃で相手を戦闘不能に陥れる事が出来る。
相手が内部まで頑丈か多少のダメージなら即座に回復するほどのタフネスを持っていなければ…ではあるが。
「っ!いい拳だが…おれを倒すには足りねェなぁ!!」
そしてカイドウは世界でもトップクラスに入る実力者であり、衝撃こそ体内に伝播しダメージを与えたものの、その程度では直ぐに回復。
逆に半端に攻撃が効いた事により戦意高揚する始末。
本来であれば衝撃を叩き込む程度、六式の要諦を詰め込んだ六式奥義"六王銃"の変式である"六王砲"をもってすれば対応可能だが、相手は海千山千の時代を生き抜いた"カイドウ"であり、"正体不明の侵入者"という態をとっている以上少しでも判断材料を与える訳にはいかない為六式に準じる技を控えて戦っていたものの
「わかっちゃいたが打撃だと分が悪いな…」
しかし手応えはあった、そう考え直し拳をギチリと握りしめ直し腰を落として再び踏み込む。
「さて…いつまで耐えれるか試してみようじゃねェか"金剛鏑ァ(こんごうかぶら)!!」
振り下ろされる金棒から発せられる衝撃波を左腕で払いながら再びカイドウの懐へ
「これならどうだ!一撃必滅!怒鈍蜂・大往生(どどんぱち・だいおうじょう)!!」
「グオォォォォォ!?」
そして繰り出されるのは腹部と両脇腹への神速の3連撃をもって直線上の相手の内部一点に衝撃を集中させる"兇叉(きょうさ)"と呼ばれる技法であり、ガンマナイフの原理で一撃一撃では効かない浸透勁のラインを体内の一点に重ねることで集中点の破壊力を増大させたのだった。
「さて、これで終わりと言うわけじゃないだろう?」
片膝をつくカイドウに対し警戒を解かぬままに聞くクリークだったが
「グッ…当たり前だ、ようやく楽しくなってきたとこだろう…?」
その言葉と共に身体が変化していく。
ただでさえ巨大な体は更に大きく、全身に鱗が生えると共にカイドウの悪魔の実の力である生物に変化。
「聞いちゃいたが…本当に龍になるのか、四神の概念あるのか?」
「ウォロロロロ、さぁ第二Rといこうじゃねぇか!」
ロギア系より更に希少とも呼ばれるゾオン系幻獣種…青龍をモデルにしたと思しき"ウオウオの実"
カイドウは伝説上の生物である"龍"へと変化させたのだった。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。