『さて、そろそろ潮時か…。』
クリークはそう考えながら見上げるほどの巨体となったカイドウを見ながら考える。
目的は達成した以上これ以上ここにいる必要は無い。
カイドウは強い、未だにダメージこそ殆ど受けていないもののこちらには相手にダメージを与える手段が少なく、カイドウも手札の10や20はまだ持っていると考えられる以上このまま戦いを続ければジリ貧になるだけである。
「さぁ、続きと行こうじゃねェか!"壊風(かいふう)"!!」
それと共に放たれるのは多数のかまいたち、迫るソレをクリークも両腕を振り抜き巨大なかまいたちを生み出して迎撃、衝突の衝撃に合わせて月歩で上空へと踊り出た。
カイドウの前へと飛び上がり視線を下ろせば、多少の騒ぎこそあるものの火勢は既に衰え、更にはこちらに駆けて来る一団。
「思った程混乱してないか…、ならもう少し掻き回させてもらうぞ!」
それと共に月歩の変形、"虚空瞬動"にて轟音を立てて踏み込むと近くの地面に刺さっていた"刀"を掴み一気に引き抜けば
「…面白ェ、使えるもんなら使ってみろ!"熱息(ボロブレス)"!!」
軽く驚いた顔の後に吐き出されるのは炎の域を超えた熱線。
それこそ当たれば山の一つぐらい吹き飛ばす威力のブレスであったが
「どっ……勢っ!!」
クリークが両手を大きく広げて掴んだ"刀"を掬い上げるように大きく振るうと炎のブレスは刀身に巻かれるように散らされ、更には勢いのまま振り抜いた刀は、こちらにかけてきていた大幹部の一人であるジャック含んだ一団を吹き飛ばした。
「ウォロロロ、本当に振り回せるとは思わなかったぞ」
楽しそうにそう言うカイドウであったがそれもその筈、クリークが引き抜いた"刀"、その長さは100mを優に超えており簡単に振り回せるような物では無く、重さもさることながらその巨大さ故普通の人間では持って引き抜くだけでも難しい超巨大な"刀"。
「まぁ、多少は重いが振り回せない訳ではない…が、あまり上等じゃないな?刃毀れしてるぞ?」
「無茶言ってんじゃねぇ、あんだけ乱暴に扱えばそうなるのも道理だろうが…だがやっぱてめェ"侍"じゃねェな?光月の縁者って訳でもねぇだろ」
半壊した兜のおかげで未だに顔こそバレてないものの段々察してくるカイドウに
「さて、どうだかな?」
それと共に巨大な刀に覇気を流しこむクリーク、普段から使っている七星剣と違って、すんなり覇気が流れ込む感覚にちょっと新鮮さを感じつつ背中に背負うように構える。
「正体なんざ関係ねぇと思ってたが…どうだ?おれの部下になる気はねェか?」
「ほぉ?ここまでやった俺をスカウトとは随分と剛毅な事だな」
「それくらい水に流してやる、ついでに今なら幹部にしてやるぞ?うちも散々と引っ掻き回されたからなぁ、"赤鞘の亡霊"?」
カイドウの勧誘にクリークは少し考え込むも
「お誘いの言葉はありがたいが…、"色々と"理由があるんでな悪いが断らせてもらう」
警戒を解かぬままそう否定の言葉を返すのだった。
"最強の中将"とか名乗っててサーセン。
ガープさんめちゃくちゃ強かった、大将にもなれる功績があるとは知っていたけど、実力的にも大将と渡り合えると思います。
というかガープさんが"海軍中将"だった事を半ば忘れてました。
おつるさんが"中将"より"参謀"のイメージが強いのと同じように"るふぃの祖父で海軍将校"というイメージが強かったもので…
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。