起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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原作開始15年前まで飛ぶよ!そしてやって来ました北の海!


海軍少将 ドンクリークさん

とある島で500人の兵士が海賊の人質になる事件が発生。

 

世界政府によって人質を全員殺害する事によって事態は収束した模様。

 

聞いた事あるよな?と思いつつ詳しく調べてみれば単身敵地に潜入し人質を全員殺害したのは13歳の少年…やっぱルッチじゃん!

 

原作ではウォーターセブン編、エニエスロビー編にて世界政府の諜報機関であるCP9最強の男として麦わらのルフィと戦闘、破れた後で今度は最強の諜報機関、CP0の所属として登場した。

 

ロビンを守る上では大きな壁になりうる男である。

 

そしてそんな世界政府から狙われる懸賞金3900万ベリー、"悪魔の子"ことニコ・ロビンであるが現在13歳。

 

最初の一年でみっちり体力づくりをしてもらい現在は主に能力の強化に重点をおいて訓練している。

 

この3年で長く伸びた髪は白く染められたままだが後ろで1つにまとめられ幸いにも未だ手配書と同一人物と発覚してない為いつだったか民間の協力者として海軍に登録されているシュナイダーと同じように民間協力者として船に乗ってもらっている。

 

そうそう、現在の俺の役職であるが准将になった後に海軍G-8支部、ナバロン要塞にて3年程司令を務めつい先日少将に昇進した。

 

そして少将への昇進を機にかつて海域を問わない遊撃任務を主として多くの海賊を監獄送りにしたその名も高き"カモメの水兵団"こと"海軍独立中隊"を強化した上で復活、名も改められ"海軍独立遊撃隊"のその総司令として就任した。

 

掲げる旗はもちろん赤いカモメの海軍旗。

 

大隊規模の人員に改造戦艦ベアトリス号を旗艦として2番艦アルビオン号、3番艦クイーンズ・メイフィア号にジョナサン大佐とリュードー大佐をそれぞれ司令官として配置。

 

かつてと同じように東西南北とグランドラインを行き来する遊撃任務に就いたのであった。

 

そして最初にやって来たのは北の海。

 

何故かというとこの北の海、数年ほど前から海賊が増加しており北の海のあちこちで小競り合い、場合によっては大規模な抗争まで起きているという話であったからだ。

 

調べた限り他の海は例の"公認海賊"の制度により落ち着いているがここだけどうにも海賊が増えておりその対策として今回乗り込んできたのである。

 

残念ながら3隻の改造戦艦はレッドラインを越えることが出来ない為置いて来たが変わりの軍艦を借りて哨戒任務に当たることにする。

 

北の海…北の海…

 

あ、モンブラン・ノーランドか。

 

ノーランドと言えばサンジの実家、"ジェルマ"があるんだったか…うわぁ、あんまり関わりたくないけどあの科学力は魅力的だよなぁ、後で最寄りの支部で調べるだけ調べてみるか…

 

そんな事を考えつつ時折海賊を捕縛しながら数ヶ月程、今日も今日とて"カモメの水兵団"を倒して名を上げようと考えたり赤いカモメの海軍旗を見て逃げ出す海賊旗を掲げた船を拿捕したりしている時の事だった。

 

「あ?センゴク大将から通信?」

 

見張りについていた兵士が報告してきたのは政府の船が単艦でやってきて此方に横付けしてきたというのだ。

 

「はい、何か行って欲しい場所があるとか…」

 

「急に何事だ…?何かの任務か?」

 

「いえ、そこまでは…とりあえず通信室までお願いします。」

 

ジョナサン大佐もリュードー大佐もそれぞれ別れて海に出てるからなぁ…

 

「仕方ない俺が出る、"オリヴィエ"はここで待っててくれ」

 

「わかったわ、おじさまも気をつけてね?」

 

艦長室で本を読んでいたロビンこと"民間協力者 ニコラ・オリヴィエ博士"に一声かけて報告しにきた兵士と共に通信室に向かう。

 

「はいこちら海軍独立遊撃隊総司令のクリークであります」

 

『おぉ、急にすまんなクリークよ。どうだ北の海は?』

 

「何故かここの海は海賊が多いですね、小競り合いなどもよく見られますね」

 

ほんと頭が痛くなりそう。

 

『ふむ、そうか…とりあえずお主を呼んだ理由だがある人物の保護をしてその人物をマリージョアまで連れてきて欲しいのだ』

 

…ある人物?保護?

 

「誰か重要な人物ですか?」

 

「うーむ、まぁ行ってもらう以上話しておかないといけないだろう、保護対象はフレバンスの国王、アクドーイ国王陛下だ」

 

ん?フレバンス?フレバンス…フレバンス…"白い町"フレバンス!ローの生まれ故郷!かつて世界一美しい町と呼ばれた国か!

 

手元の紙に"至急フレバンスについて調べよ"と書き横にいた兵士に見せてふと考える。まて、伝染病というか実際伝染病じゃないけどこっちのアンテナには全然ひっかかってないぞ?

 

「ちなみに"珀鉛"の名産地、フレバンスの国王陛下を何故保護するのですか?」

 

『フレバンスで疫病"らしきもの"が発生した。

 

本来は政府の船が向かう筈だったがどこから聞きつけたか噂に名高い"カモメの水兵団"が現在北の海にいる事を知り是非迎えに行ってもらおうとなったらしい』

 

うっわ、完全なとばっちりじゃねぇか、というか要するに国を見捨てて逃げるから手伝えって事じゃないか。

 

「疫病らしきものですか…医療部隊の派遣はするのですか?」

 

『…残念ながら認められなかった、恐らく国ごと"不都合な真実"を消してしまうつもりだろう』

 

「不都合な事実…"珀鉛"の毒性ですか?それとも地質調査の時に既に毒性があると王家も政府も把握してた事ですか?」

 

原作を思い出しつつそう聞く

 

『知っておったのか!?…クリーク、お前の言う通りだ。

 

長い間扱って来た事により一斉に世代を越えて中毒が発症、周辺国家は既に疫病だと思い込んでおり国境の封鎖する動きがある。

 

だから国境が封鎖される前に王族達と合流しマリージョアまで連れてこい、なお、フレバンスについてはお主に一任する。

 

多少は自由にやってもらって構わん、ただこちらからは追加は出せんので"独立遊撃隊"の人員で何とかせよ、通信は以上だ、何か質問は?』

 

その言葉にクリークは了解と返しつつ直ぐに準備を始めるのだった。

"白い町" フレバンス

 

北の海にある巨大な島の5つの国で形成された連邦国家、フェデレイション連邦に属しており四方をそれぞれトーナ王国、リノ王国、クウニ王国、マーマシー王国に囲まれた小さな国である。

 

原作でも活躍するトラファルガー・ローの出身地でありその国は国全体が地面も草木も真っ白でまるで童話に出てくる雪国のような幻想的な風景を持ち島の人々は皆裕福で人々の憧れの国だったという。

 

この幻想的な風景はこの国の地層から採取される"珀鉛"という鉛の影響でフレバンスはこの珀鉛を一大産業としておりこの高品質な"珀鉛"は食器、化粧品、塗料、甘味料そして武器に至るまで質の高い商品として世界中から求められ"珀鉛"は底無しの金を生み、周辺国家や世界政府も"珀鉛"製品の運輸などに参入しフェデレイション連邦に巨万の富をもたらした。

 

だが"珀鉛"を扱うフレバンスの民は知らなかった、世界政府と王家は100年前行った地質調査により知っていた、"珀鉛"は毒だったのだ。

 

掘り起こさなければさして害は無くだがしかし取り扱えば人体に悪影響を及ぼす毒、しかし王族と世界政府は"珀鉛"が生み出す巨万の富に目が眩み、その事実を隠蔽しやがて世代を重ねることで蓄積してきた毒が、世代を問わず一斉に牙を剥きフレバンスの民達が珀鉛病を発症すると早々に逃げ出したのである。

 

そして原作では国民が珀鉛病を一斉に発症した為伝染病と思い込み周辺諸国は他国へ通じる通路を八方から封鎖、隔離処置を行った。

 

他国への亡命、治療を希望する者たちも迫害され射殺されたという。生き残った国民たちは珀鉛でできた武器を使い抵抗を試みて全面戦争が勃発しこれに対する反撃という口実を得た周辺諸国から一斉攻撃を受け、周囲から火を放たれて滅亡した。

 

そしてこの国の生まれであるトラファルガー・ローは家族、友人、恩師の全てを殺されながらも、死体の山に紛れて隣国に脱出し、珀鉛病に蝕まれながらもドンキホーテファミリーの元へと向かったというのが原作でのフレバンスである。

 

そして今回通達された任務はフレバンスの王族の保護。

 

はっきり言って色々と気に入らないがこの件に関してはやり過ぎなければ此方に一任するとの事だったのでその言葉に甘えて色々と動かさせてもらう。

 

「全乗組員に告ぐ、これより本艦は南西に舵をとる。

 

目標はフレバンス、目的はフレバンスの住民達への人道支援とそのついでに王族の保護

 

国境の封鎖が噂されている為事態は急を要する、各員直ちに行動を開始せよ!!」

 

船の各所に繋がれた伝声管でそう通達すると"はっ!!"と各所から一斉に返事が返ってくる。

 

「ジョナサン大佐とリュードー大佐に通信を繋げてくれ

 

…ジョナサン大佐、リュードー大佐聞こえるか?こちらクリーク、各自応答されたし」

 

『こちらジョナサン、通信に問題無し』

 

『こちらリュードーです、同じく問題ありません』

 

「これより"海軍独立遊撃隊"はフレバンス近海にて合流する、そちらで拿捕した海賊の中に船医はいるか?」

 

『ふーむ…リストを見る限り何名かいるようですな』

 

『こちらも数名程います、どうかされたのですか?』

 

「よし、ならばその者達に減刑を餌にこちらの指示に従うように通達しろ、指示に従う者は見張りをつけた上で纏めておいてくれ、これからフレバンスにて医者の出番が増えるぞ?」

 

『フレバンスと言えば"白い町"だったかい?ここからだと2、3日はかかるかねぇ』

 

『こちらもそれくらいですかね、とりあえず言われた通りに準備はしておきます』

 

「二人とも頼んだ、目的は人道支援だ。

 

国境封鎖の動きもあり戦争にもなりかねん、無理して急げとは言わんが時間との勝負だというのを念頭に置いておいてくれ。」

 

『了解した』

 

『はい、了解しました!』

 

そう言って二人に繋げていた通信を切る。

 

「こちらも拿捕した海賊の中に船医がいないか確認しろ!時間との戦いだ、ほら急げ急げ!」

 

 

 




悲報 フレバンスがヤベー

リュードー大佐 劇場版連動アニメ"金獅子の野望"より

ジョナサン大佐 アニメオリジナル"ナバロン要塞編"より

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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