ワノ国一とも名高き美貌を誇る花魁"小紫"、いつも通りに床についた彼女がふと目を覚ますとそこは見知らぬ場所であった。
8畳程の畳張りに四方は襖、と見慣れた意匠の部屋ではあったが自身が就寝した部屋では無く、警戒を胸に懐に忍ばせた懐剣を抑え居住まいを正して
「…随分な挨拶でありんすな?」
少し離れて胡座をかいて座る巨漢に声をかける。
「すまない、どうしても余人の入らない所で話をしたくてな」
身の丈はオロチと同じくらいだろう、だが身体つきは別物であり凶悪そうな顔つきに、その身体からは"暴"の気配を漂わせていた。
「誰か知りやぁせんが…わっちを攫ってただで済むと思っとりゃすか?」
懐剣を引き抜き真っ直ぐ相手を見据えながら打開策を考える。
これでもワノ国一と名高い花魁であり、誘拐や暗殺、そして万が一正体がバレた時の為にそれなりに警備は厳重にしていた筈であり、いくら就寝していたとは言え自身にさえ気づかせずに拐かされたとしたら余程手慣れているか、相当の腕利きであろう。
戦って勝てるとは思えず、しかしこの胸に秘めた望みの為に諦めるつもりは毛頭なく、懐剣をグッと握りしめるも
「まぁバレたらタダでは済まんだろうが…、それはそちらも同じだろう、"日和姫"殿?」
相手のその言葉に驚くも長年の花魁生活で身につけた仮面を被るも
「日和姫?誰と間違っとるか知りゃあせんが…」
「間違えてなどないさ、黒炭オロチによって処刑された先の将軍"光月おでん"の子、"光月日和"姫…危害を加えるつもりは毛頭無い、ただ話がしたいだけだ」
相手も間違いないという何かしらの確信があるのだろう、逡巡する素振りは無く、そして"危害を加えるつもりは無い“という言葉にも嘘は無いように見受けられた。
「…その言葉だけ信じましょう。
ですが貴方を信じた訳ではありません、何かあってもこの身を自由に出来ると思わないで下さい」
自身の正体を知っているとして、後は目の前の相手が敵か味方がそれが問題であったが先ずは引き抜いた懐剣を鞘に納め懐中に仕舞う。
「まぁ一先ずはそれでいい、後はこちらの話を聞いてから判断して欲しい」
とは言え当然警戒を解いた訳では無い、護身として短刀術は嗜んでおり
「それで、聞かれたく無い話とは?」
「火祭りの夜にカイドウを排除する」
自分がいなければ当然狂死郎が気づく筈、それまで何とか時間を稼ぐまでの話…そう考えていたが、それも男の言葉に霧散し思考が一瞬止まった。
「な…にを…」
「もう一度言う、火祭りの夜にカイドウを…ついでに随分と悪どくやってるらしい黒炭オロチをこの国から排除する」
後少しで、そう思っていた未来が現れた事に日和は大きく心を掻き乱されるのだった。
コミックスの続きが超気になるぅ
そして色々出できてる新事実にどう収拾つけたもんか悩み中、原作エースが倒した七武海とかすごい使い易そうなポジションだったし。
因みにコミックスは現在1121話です、アニメだとどの辺なのかしら。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。