同じ頃グランドライン"新世界"万国(トットランド)
"ホールケーキアイランド"と、その近海の34の島及び周辺海域の総称である。
そしてこの万国こそかの"四皇"ビッグマムことシャーロット・リンリンが治める国であり、その特徴は住民達の多彩な人種構成となっており、人間族を始め、手長族や足長族に蛇首族、魚人族に人魚族やミンク族、更には三つ目族という希少な種族も存在しており、何処かの中将が言ったが"人種のサラダボウル"とも呼ぶべき国であった。
これはビッグマムがありとあらゆる人種が暮らせる世界を理想としているからで、それを体現した姿だという。
多様な種族が手を取り合い、飢える事なく暮らせる国。
成る程確かに素晴らしい国であろう、その歪さに目を瞑れば。
島を治めるビッグマムは決して"善"の存在では無い。
現在かけられた懸賞金額は"43億8800万ベリー"、これは五本の指に入る額であり、それだけの危険度を持った存在即ちそれ程の凶悪さを持つ"海賊"なのだ。
「白ひげと海軍か…くくく、どっちもタダじゃ済まないだろうに」
まるで至る所にキャンディの意匠を持つ道化師のような格好をした、シャーロット家長男"ペロスペロー"が言えば
「出るか?」
大きなファーを首に巻きつけ口元を隠した大男、シャーロット家次男の"カタクリ"が言う。
「美味しい所を持って行こうって?でも何でこのタイミングなのかは謎のままだねぇ」
「舐められているのかどうか…GF支部では艦隊が動いているようだ」
と、訝しげに言うパフェを模した巨大な頭飾りをつけたシャーロット家長女"コンポート"と先立って情報は得ていたのだろう、近隣の海軍支部について報告する14女"スムージー"。
「ほう?どれくらい動いた?」
「少なくとも10隻、まぁ警戒念波の中に入ってくる様子は無い」
「…やり合うつもりは無いという事か?」
「キャンディじゃあるまいし…おれ達を相手に舐めてんのか?」
世界経済新聞を前に話し合う四人であったが
「ママハハハハ、それ位にしておきなお前達。
今のおれは気分がいいんだ、行くんだったらお前達だけで行っといで」
特徴的な笑い声を上げるのは身長は8メートル程はあるだろうか、クリークや白ひげ以上の背の高さを誇りながらも均整の取れた肉体。
年齢相応の皺こそ目立つものの、その顔つきも十分に美人と称されるだろう。
彼女こそが"ビッグマム"、43人の夫に46人の息子、そして39人の娘の計129人家族を持ち、その特徴は海賊団の殆どが血縁で構成された団結力。
"知識"によりクリークは存在こそ知っているものの手配書を見て"誰!?"とでもなったようにクリークの知識からはかけ離れた姿を持っていたが、この外見はクリークの所為でもある。
ビッグマムも20代~30代の頃は顔立ちが整った美人であったが、その後40代頃には度重なる出産と食生活の不摂生もあって、かなり原作に近い容貌へと変化していた所に登場したのがファウス島にて開発された"スリム・ゴールド"、所謂"痩せ薬"だ。
勿論効果は本物であり、ビッグマムは金に飽かせて大量に購入し今もテゾーロを介して定期的に服用している為であった。
「テゾーロからもう直ぐ美味しいお菓子が届くんだ。
前から言ってた"トロピカルパルフェ"、南の海から取り寄せたフルーツをふんだんに使い何層にも重ねられたアイスにこれまたたっぷりのフルーツで作られたジュレ、天竜人にも出されたらしいしあぁ、楽しみだねぇ」
そんな母の様子を見て子供達は頷き合う、これは邪魔をしない方が良さそうだと。
「なら誰かに様子を見にいかせよう、誰がいいか…」
「将星が出るほどでもないでしょ、となると傘下で誰が適当なメンツを…」
「おぉ、だったらおれのダチ公に行ってもらうとするか…つい先日"億超え"になったんだ、ママが持って帰って来た時はどうなるかと思ったがな!」
「そりゃキャンディ人間と飴人間じゃねぇ…くっついて混ざらなくて良かったわね」
ペロスペローの言葉にコンポートが口に手を当てて言うと
「決まりだな」
「"元"とは言え海軍の相手は海軍にしてもらおうじゃないか。
これが終われば奴に"役職"を与えてもいいかもしれん」
カタクリが言葉少なに頷き、スムージーも肯定。
ごく一部とは言えビッグマム海賊団が動きだしたのだった。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。