百獣海賊旗幹部である飛六胞の中では若輩ながらもかなりの実力を誇るうるティを一撃で陥とし
「まぁソレを頭から浴びれば無理もないが…怨むなよ?六王地砲(ろくおうちほう)!」
ついでとばかりに強烈な悪臭にのたうち回るササキに地面に叩き込むような強力な一撃、これまた氷壁に向かって放り投げる。
周囲をぐるりと囲んだ氷壁へと投げられ、壁の中に取り込まれているうるティとササキを見て
「っ、全員でかかれェっ!!」
ネコネコの実モデル"サーベルタイガー"のゾオンであるフーズ・フーと、クモクモの実モデル"ロサミガレ・グラウボゲリィ"のブラックマリアの2人を筆頭として、爆発に耐えた名だたる実力者で構成される"真打ち"100名、そして飛六胞直属の精鋭達を含む百獣海賊団の構成員達が、それぞれの得物を手に一斉にクリークに殺到する。
「やらせると思うちょるんか?"流星火山(りゅうせいかざん)!」
だがそれを迎え撃つのは天に広がる火山弾。
無造作に掲げられ溶岩と化した片腕が生み出し、十重二十重と夜天に輝く灼熱の塊、その一つ一つが大型帆船程度なら一発で轟沈させるほどの恐るべき威力を誇るソレが数百の数で降り注いだ。
炎や熱を操る能力こそ他に存在するものの、サカズキの持つ溶岩は炎すら灼き尽くす。
爆発を耐えたとは言え、多少の覇気でガードしていても次々に着弾する溶岩の塊に押し潰されていく百獣海賊団。
勿論相手もただ見ているばかりでは無く、空中を踏み締めて飛び上がり、火山弾をばら撒くサカズキを倒そうとするものの、それこそ自殺行為である。
何故なら接近する事自体が溶岩溜まり・マグマ噴火が発生した山に近付く事とほぼ同義であり、基礎戦闘力の高い覇気の体得者でも不用意に近付けば一瞬でマグマの熱で灼き尽くされるからだ。
「くそったれバケモン共がぁ!"牙銃(ががん)"!!」
「自殺を止めるつもりは無いが逃しはせんよ、"六王天砲(ろくおうてんほう)"!」
同じく攻撃を止めようとしたのだろう、宙に飛び上がったフーズ・フーズであったがクリークが放った攻撃によりそのまま墜落、大気を介して身体の内部から衝撃波を受けた事により意識を失っており
「っ!花魁ナックル!!」
だからこそ大将より格下である拳を撃ち抜いた体勢のクリークを排除し頭数を減らそうとすべく動いたブラック・マリア。
本来ならばクモクモの実の能力者に相応しく糸を用いた多彩な技を特徴とするブラック・マリアだが惜しくも糸は可燃性、この灼熱の環境下では出した端から燃える為選択したのはナックルを嵌めての殴り下ろし。
ただ殴るだけと侮る事なかれ、ただでさえ百獣海賊団の中でも巨体を誇るブラック・マリアは人獣化により更なる巨躯に、そこから振り下ろされる鋼鉄の拳は生半可な実力者では叩き潰されるだけである。
「思い切りのいい拳だが…威力不足だ!"六王連砲(ろくおうれんほう)"!」
だが相手が悪く、その莫大なパワーを持つ筈の拳は迎撃の拳とぶつかり合い、連続して響く耳障りな音。
一撃に見えて放たれた"六王砲"は都合五発、その巨躯に見合った高い耐久力を持つブラック・マリアすらそれにより陥落したのだった。
「さて…問題はこっからだな」
飛六胞の残り2人である"ページワン"と"アンキロー"の姿が見えない事にクリークは眉を少し顰めるも、溶岩の上にいるにも関わらず泰然とした態度を崩さない三人の大看板、そしてカイドウに向き直るのだった。
アンキローはオリジナルです、ドレークの前の飛六胞がわからなかったのででっち上げてます。
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。