赤犬の作り出した幾つもの火山弾はカイドウへと降り注ぐも、
「この程度で…!"熱息(ボロブレス)!!」
その超高温の体表により殆どが溶けてしまいお返しとばかりにカイドウがブレスを放つ。
「じゃあこれはどうだい〜?」
そこに更に両手を輝かせた状態で構える黄猿。
「レーザーか!だがこの熱の前にはそんなもん曲がって役に立たねェんだよ!!」
そのまま無視して殴り潰そうとするカイドウだったが
「そんな事知ってるよォ〜、それからゴリ押しすればいいってのもねェ〜"討鬼・来光(とうき・らいこう)"」
言葉と共に黄猿の両手からは今までの太さを大きく超えて巨大化したごんぶとビームが、一直線に巨大なカイドウを呑み込む。
「デタラメやりやがって!これだからロギアは!!」
「ん〜、やっぱ夜だとこんなもんかァ〜」
多少はダメージがあったのだろう、苦々しげに言うカイドウに畳み掛けるように
「んじゃぁついでにこれももらっといてよ、心ばかりのプレゼントってやつだ」
カイドウの横合いから飛んでくる巨大な真球状の氷塊。
「氷…巫山戯るな!そんなもん今更通じると思ってんのか!!」
灼熱の身体の上空に現れた巨大な氷の塊にそう叫ぶカイドウだったが
「いやぁ、これでも"溶けない氷"目指させてもらってるんだよねぇ」
空気と氷を何重にも重ね圧縮した球体の氷が灼熱の身体へと変化したカイドウに触れると共に爆発を引き起こした。
「おいこらクザンてめぇ!!」
「何をしとるんじゃ!!」
「こりゃ参ったねェ〜」
大爆発を引き起こした。
その威力は凄まじくカイドウを囲んでいたボルサリーノとサカズキ、クリークは吹き飛ばされかけ、それを引き起こしたクザンに文句を言う。
「いやぁ、圧縮の度合い足りなかったかなぁ?」
何て事は無い…溶けない氷を目指しているとは言え未だ発展途上、今のカイドウの身体は1500℃を超える超高音になっており、溶けた氷がカイドウの体に触れると同時、その質量を一気に増大させたために大爆発を引き起こしたのだ。
所以、"水蒸気爆発"というやつである。
そんな掛け合いをする四人にカイドウは四人が揃ったことに歯噛みする。
勿論戦っていた自身の配下である大看板が弱いとは思わない、ただいかな大看板と言えど1vs1で、何の策もなく、準備も不足した状態で相手にするのは少し荷が重い。
だからこそ自身が速攻でカタをつけ、それぞれ順番に大将を叩き潰していけばひっくり返せる筈だった…筈だったが自身の相手となった中将、"鈍熊"が想像以上にしぶとかった。
先の鬼ヶ島に潜入してきた事もあり"多少"は出来るのだろうと思っていたが、戦いの中で成長するが如く少しずつ手強くなり、そしてそれを自身が"楽しんでしまった"事が今回の時間切れの原因である。
そして"海軍"へと少し傾いた天秤を今から戻すのは難しく、カイドウは考えながらもその目は四人を見据えており油断は見えない。
事実ここから三大将とオマケ相手に戦った所でオマケと大将一人くらいなら斃せるだろうが精々あと一人、四人全員を斃しきる事はかなり難しいだろう。
「あぁくそ酒もねェし、何もかも癪に障る!!どんだけ時間がかかったと思ってやがる!!それを今更海軍がノコノコと…世界政府がおれを切り捨てにかかったか!おれを切り捨ててテメェらに売っている武器はどうなる?自分達で引き継ごうってハラかよえぇ!?」
カイドウの言葉にやはり、とクリークは思いつつ
「さてどうだかな!こっちは海兵で、そっちは海賊…そこに何の遠慮がいるってんだ!!こちとら"身勝手な正義"で通ってんでな、武器がどうだ四皇がどうだなんて建前なんぞ気にしてられねぇんだよ!!三大均衡?アホ言え、世界はそんなに弱くねぇ!!」
それと共に灼熱を纏うカイドウへと飛び込み溢れ出る覇気を拳に纏わせてそのままブン殴る。
触れただけで溶けるだろう灼熱の塊を、覇気で腕を覆う事で直接触れずに殴り飛ばす…ただそれだけにも関わらずその拳はカイドウを上空へと打ち上げ、そこに追加とばかりに光線、氷塊、火山弾が降り注ぐも
「黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって…だったらこいつをくれてやる!"過重・熱息(ウルボロブレス)"!!」
上空のカイドウは攻撃を受けながらも大口を開きそこから再び放たれる火炎のブレスであったがその勢いは今までの比では無く、周囲一帯を巻き込み、何も見えなくなるほどの勢いであり、周囲が見えるようになった頃にはカイドウの姿は忽然とその場から消えていたのだった。
あぁ!クリークに採掘場の首チョンパ首輪つけさせるの忘れてた!
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。