起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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今更ですが、割と独自理論などぶちこみまくってるのでご容赦をば…


獣禍解放戦線 ワノクニ 19

 

吹き飛ばしたとは言えそこで終わらない、クリークはそのまま片足を大きく上げると

 

「ついでだ!'纏断風(まといたちかぜ)"!」

 

そのまま氷床に打ち付けられたカイドウの首へ振り下ろす。

 

「ちっ!テメェも来たか!!鈍熊ァ!」

 

咄嗟にカイドウが避ければ氷面には大きな断裂が刻まれておりその威力が窺い知れた。

 

"王の力"より進化したクリークは大きく増したパワーや覇気、そして新たに会得した覇王色の覇気を漂わせながら立ち上がり

 

「これが…これが"王なる力"か、かなり暴れたが激痛に耐えた甲斐はあったな」

 

軽く自分の身を確かめるようにその場で腕や脚を軽く動かした後、再び腰を落とし構えるクリークに

 

「都合よく目覚めたか、ドーピングか知らねェが…しつけぇんだよ!"雷鳴八卦"!!」

 

応えるように半ばから断ち切られた八戒斎を大きく振りかぶり黒い雷を纏うソレをそのまま振り抜こうとする。  

 

「それはもう何回も見せてもらった!"轟雷撃棍(ごうらいげっこん)"!!」

 

白尾棍に武装色の覇気と新たに会得した覇王色の覇気をふんだんに込めると、白尾棍からも黒い稲妻が迸り有り余る怪力で八戒斎相手に振り抜く。

 

「っ!"雷鳴八勁"!」

 

「ぐぅっ!!"連装拳砲"!!」

 

お互いにぶつかる半ばから断ち切られた鉄棒と歪な棍、お互いに衝突したそれは大きく弾かれると二人はその身を仰け反らせるがカイドウは弾かれた勢いのまま身体を回転させ腕に覇気を纏わせ、クリークは弾かれた上に変形した白尾棍を手放し両手での対抗するような乱打。

 

ぶつかり合うカイドウの覇気とクリークの覇気は周囲すら巻き込み衝撃波を撒き散らす。

 

「ちょっとセンパイ!段取り覚えてる!?」

 

自身と消耗したモリアを氷の壁で覆いながらそう叫ぶクザンに

 

「わーてるって!だがしぶといんだから仕方ねェだろ!"全砲斉射(ぜんぽうせいしゃ"!!」

 

連打を放ちつつそう叫ぶクリークだったが息を大きく吸い込むとそのまま息を止め連打を加速させる。

 

1発1発が殺意を持ち、相手を仕留めるかのような連打。

加速していくそれは止まる事なく相手にただひたすら攻撃を与え反撃の隙間を与えない"押し付け"とも言える攻撃。

 

正拳、裏拳、手刀、背刀、貫手、指銃、鶏口、掌底、鉤突、平拳、刀峰、弧拳、鉄槌、猿臂など手を変えながら次々とカイドウの急所に攻撃を叩き込んでいく。

 

息を継ぐ暇さえ無い連打は、それすなはち相手に反撃の糸口を与えないという事であり、攻撃は最大の防御とも呼べる技であり、いかにカイドウが堅牢とは言え、クリークの無呼吸連打である"全砲斉射"は確実にダメージを蓄積させていた。

 

しかしカイドウも勿論やられるばかりでは無い、身体中に覇気を回し相手の技を捌きつつほんの僅かな隙を求めて反撃に転じようとした所で

 

「っ!氷の壁!?」

 

背中が自身より巨大な分厚い氷の壁にぶつかる。

 

「"熊威断(くまいたち)"!!」

 

気を取られた隙をつくように更に振るわれる大量の覇気を纏ったクリークの肘打ちによる切り裂きはまるで刀のようにカイドウの顔面に斬撃痕を刻むと

 

「はい、いらっしゃーい…"氷棺(アイスコフィン)"!!」

 

更には背中から覆うように、閉じ込めるように氷が成長してカイドウを飲み込んでいく。

 

「ぐっ!おれを閉じ込めようってハラか!!こんな氷なんざ直ぐに…」

 

「悪いね、処刑も出来ないし、インペルダウンに入れる訳にもいかなくてねぇ…」

 

氷床に両手をつきカイドウを閉じ込めようとする氷を操りながら言うクザンにカイドウは腕を伸ばして掴み掛かろうとするも

 

「させんよ、まぁそうなれば封印するしか無くてな…まぁ恨むなとは言わんが40回以上死刑宣告くらって尚生きてるんだし、いい加減大人しくしといて欲しいもんだ」

 

脱出を阻止するかのように続け様の打撃を加える事で更に氷は分厚くカイドウの身を蝕むように広がっていく。

 

「舐めてんじゃ…ねェぞ!!」

 

ならばとばかりに人獣型から巨大な竜の体に変化していくカイドウに

 

「させねぇよ!!」

 

叩きつけられるのはクリークの白尾棍。

 

パワーアップしたクリークの蛮用に耐えられず曲がり、ひしゃげた超重量の棍ではあるが、柄尻に配した海楼石は効果を発揮しカイドウの変化は遅くなると共に氷の侵食は勢いを増す。

 

「テメェじゃ…テメェらじゃねェんだよ海軍!!

おれを倒すのは…"ジョイ・ボーイ"はテメェらじゃねェんだよ!!」

 

カイドウの言葉にクリークは首を傾げつつ

 

「ジョイ・ボーイが誰か知らんが…こちとらこの作戦に全賭けしてるんでな、すまんが大人しく封印されといてくれ」

 

カイドウの身は更に氷に包まれていきやがて完全に飲み込まれる。

 

"アイスタイム"や"アイスタイムカプセル"のようなただの氷漬では無い、氷は更に幾重もに重ねられていき、どんどん分厚く、そして堅牢に積み重ねられていく。

 

「殺せないなら、永遠に氷の中に閉じ込めてしまえばいい…あんまりやりたくないんだけどね、せめて安らかに眠ってくれ"氷牢投獄(フリージング・コフィン)"」

 

そうして巨大な氷山が創り上げられた所でようやく氷の成長は止まり、そこでクリークはようやくその場で崩れるように膝をつき大きな息を吐き出したのだった。

 





氷の塊の中に封印は(描写見た感じ)バーンディ・ワールド相手にやってたし…カミュとか氷河とかヘイルマン(ちょっと違う)もやってたし…

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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