起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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感想感謝ァ…励みになるのでとても有り難いです。

ロボ物は好きだけど書くのも描くのも難しいとよく聞きます、でも好きだから要素は盛っちゃう。


双機熊鬼決戦 バレット 03

 

圧倒的であった。

 

島の地表を浚い、取り込み更に巨大化したアーマード・バレット。

 

その大きさ故に拳や足を軽く振るうだけでも猛威となり、更にバレットの持つ"ガシャガシャ"の実の特性故に白兵だろうが砲撃だろうが自在に身体を変化させ降り注ぐ、まさに砲弾の雨霰ともいう状況であった。

 

当然クリークとて大型ミリタリスタと多くの専用武装を以て対応するも、ここに至って両者の決定的な違いが如実に響いており

 

「どうした海軍大将!!随分と頑丈なようだが動きが鈍くなってきたな!!」

 

「五月蝿ェ!そっちこそ何度吹き飛ばそうがすぐに戻りやがって…いい加減しぶといんだよ!!」

 

片や能力により擬似的なロボットであり、吹き飛ぼうが千切れようが再び取り込み再生をするアーマード・バレットと、新たに配合された海軍特殊合金である"金剛合金"用い、比類なき頑丈さを持つとは言え内部に機構を持ちカラクリとして動くアーマード・クリークは徐々に内部にそのダメージを蓄積されており、それ故に少しづつ差が出ていたのだった。

 

「ぶっ飛べ!轟天…爆砕!!」

 

クリークにより再び撃ち抜かれる大型のジェットハンマー、二番兵装のグラーフ・アイゼンはアーマード・バレットの胴体を正面から捉え、その威力を以て吹き飛ばし大穴を空けるも

 

「無駄な事だ!!確かに凄まじい威力だが…この大きさを前に多少の威力があった所でなぁ!!」

 

それと共に振り下ろされる巨大な拳。

 

その傍らでは腹部の大穴は流動する金属に覆われ、しばらくすると何事も無かったかの様に再生。

 

「ちっ確かに"デカいは強い"、それはも一つの真理だ。

まぁ、デカいだけならやりようはあるが…」

 

拳を握っての叩き潰しを大楯で受け止めながら、面倒なのは大きさよりもガシャガシャの実による再生力だろと思いながら再びグラーフ・アイゼンの柄を握り込む。

 

アーマード・バレットの大きさと再生力は凄まじく、それ故に現状のクリークでは攻め手に欠けており、攻撃こそ何度もバレットを吹き飛ばすもほぼ有効打に繋がらず、逆にバレットによる圧倒的な火力が大型ミリタリスタにダメージを蓄積させているのが現状なのであった。

 

だからこそクリークはこの状況を打破する為に大楯をチラリと見て、先端をバレットに向ける。

 

「ダグラス・バレット、元・海賊王のクルーにして鬼の跡目と呼ばれた男…、前にやり合った時より成る程確かな大分やり辛くなってるな、インペルダウンはよっぽど緩かったと見える」

 

「カッハッハッハ!お前とやり合ってずっと考えていた…あの時のおれに足りなかったのは"力"だ!

 

おれの、おれのためだけの…圧倒的なパワー、全てを叩き潰し!全てを踏み潰す!デカさは力だ!今ならばバスターコールにも!ロジャーにも負けねェ!

 

海軍大将、テメェが済めば次は他の大将だ!海軍が終わったら四皇だ、シャンクスの野郎に老いぼれのニューゲート、カイドウはテメェらに先越されたみてェだが、リンリンのババァはまだ健在なんだろ?」

 

「…まぁな、だがどいつもこいつも一筋縄ではいかないし、何よりその果てに何を目指すつもりだ?」

 

クリークのその言葉に巨大なロボットの動きが少し止まるも、やがて喝々と大笑が響く。

 

「カハハハハハ、何を当たり前の事を…今の世代の海賊共も、海軍共も全ておれが叩き潰す…その果てにおれが目指すのはただ一つ"世界最強"」

 

「…ほぉ随分と大きく出たもんだな」

 

「不可能じゃねェさ…テメェとやり合ってよくわかった、おれのガシャガシャの能力はまだ先に進める、全てを叩き潰しおれが"最強の海賊王"になる、このおれがロジャーを超える!その為にテメェはここで叩き潰す!!」

 

その言葉と共に、意趣返しとでも言わんばかりに振り上げられたアーマード・バレットの拳が巨大なハンマーへと変形し、クリークに振り下ろされた。

 

「言ったろ、デカいだけならやりようはあると」

 

しかしクリークとてただ話をしていただけでは無い。

 

突然だがクリークは武装色に強い適性を持つ反面、見聞色の覇気を不得手としている。

 

先立って覇王色の覇気を後天的に覚醒させたとは言え、それは変わっておらず戦闘中の精密な扱いは苦手であり、それ故に会話をしながら見聞色の覇気を広げて探っていたのである。

 

アーマード・バレット、言ってしまえばクリークと同じく超巨大な鎧を纏ったバレットであり当然"中身"は存在する。

 

やる事は簡単、急所をぶち抜くだけでありそれ故にクリークは一歩踏み込み、飛び上がると同時に背中のブースターを起動、見聞色の覇気で感じ取った場所に大楯の先端を突きつけ

 

「充填解砲(エーミッタム)!」

 

今までの戦闘にて溜められたエネルギーを解放する。

 

響き渡る轟音と、撃ち出された金剛合金の杭で穿たれた大穴、そしてその先には少し驚いたような顔をするバレット。

 

インパクト・ダイアル、リジェクト・ダイアルの仕組みを解析再現して作られた"衝撃吸収機能"及び"衝撃解放機能"を組み込んで作られた八番兵装、大型防楯杭打機"ナハトヴァール"。

 

狙いは違わずバレットの場所を撃ち抜いたものの

 

「よく当てた!だがそれとて届かねェ限り無駄な事だ!」

 

装甲を厚くしていたのかバレット本人には届かず、お返しとばかりに"ナハトヴァール'を放ったクリークの前に巨大な砲口が幾重にも形成され

 

「あぁ、それも織り込み済みだ…知ってるか?硬いもんぶつけりゃどんなデカ物も壊せるんだよ」

 

「はぁ?言いたい事はそれで終わりか?」

 

「簡単な話、俺自身が"砲弾"になる事だ…"六王人崩(ろくおうれんほう)"!!」

 

その一撃は先程の轟音より更に大きく響き、バレットの身を周囲諸共に吹き飛ばしたのだった。

 

 





Steamで海賊になれるゲーム"ウィンドローズ"を始めました。

アーリーアクセスですが、最終的に黒ひげをぶっ飛ばすらしいサバイバルローグライトです。

私の世界ではドンクリークが木樵と鉱夫と猪狩やってます。

…海賊は?

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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