起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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つっよいーぞぼっくらーのドーンクリークッ!

皆様いつも誤字訂正等ありがとうございます、感想評価等いつも励みになっておりますのでどしどしお願いします。


対鋼鉄戦 ドンクリークさん

相対して思った。

 

丁度良い鍛錬になるのでは?

硬いだけだから覇気を使用すればとどめはすぐ刺せるだろうし

相手の攻撃は殴ってくるだけだから鉄塊さえかけてしまえば防げるし(熱攻撃を忘れてる模様)

覇気は使わず見聞色を中心によける練習だな

 

そう思って棍を砂浜にズンッと刺すと

 

「何だぁ?俺様相手に武器を手放すとはどういうつもりだぁ?」

 

「てめぇ如きに武器は勿体無いんでな、素手で相手してやんよ」

 

「ぐぇははははっ…舐めるなぁ!!!」

 

まずは右、そして左・・・振り上げてからのハンマーアタック、流石にその巨体から繰り出す攻撃は威力は強そうだが…

 

見聞色を使うどころか遅すぎて目を瞑っても避けられそうだなこの速度ならば、と相手の両の腕を掴み

 

「どうした力自慢!、その巨体は飾りかぁ?」

 

と挑発ついでに大口を開けて欠伸をして見せる

 

「欠伸がでるぜ」と更に挑発しついでに目を瞑って掴んだ腕をパッと離す

 

「おのれ舐めやがってぇ!!」

 

とさっきより素早くなった攻撃が降りかかる

 

右左右右振り下ろし左右右左右振り上げ

 

見聞色を頼りにスイスイスイッと避けて見せると

 

右右左右左振り下ろし「ホットボーリングスペシャルッ!!」ひだ…あっつぅ!!!

 

いきなりの熱さに思わず攻撃を喰らい吹っ飛ばされた。

 

 

目を開けると相手の右腕が真っ赤に赤熱しており

 

 

「ぐぇははははっ!!見たか!余裕こいて居眠りなんぞするからだぁ!」

 

「あんたカチカチの実の能力者だろうが!何だその腕!?」

 

予想外の攻撃に思わず尋ねると

 

「ふん!教えてやろう、鋼鉄と言ったろう。

 

溶けた鋼鉄の状態に出来ないとは言ってないだろぉ!!」

 

親切にも教えてくれた、教えてくれたと同時に殴りかかってきたが。

 

迂闊に当たるわけには行かなくなったので

 

「長距離拳砲、四連斉射!からの嵐脚・辻風!」

 

とりあえず飛ぶ拳砲と十字状の飛ぶ斬撃で距離をとっての戦闘に切り替える

 

「ぐっ、変な攻撃だがそんなへなちょこな攻撃なぞ効かんわぁ!」

 

と効果はない模様、ならばと遠距離拳砲を撃ちながら少しづつフォームを変える

 

イメージするのは嵐脚を撃つ時の動き、何回か撃ったところで

 

カチリ

 

とイメージと動きが一致した手応えがあった。

 

「おっ・・・らぁ!!」

 

ザンッ!!

 

身体はやはり斬れなかったが相手の服に袈裟懸けの切れ目が入った事から腕による嵐脚・・・脚じゃないからなんだろう、鎌鼬?の成功を確信する。

 

やはり素早くやるのが重要らしく今であれば刀でも出来そうな気がするので腰に差していた刀を抜き大上段に構える

 

 

「俺様に攻撃は効かんといっただろぉ!!」

 

 

ドスドスドスッ!

 

とこっちに走ってくるベアキングに対して

 

 

鉄塊にて重さを増し振り下ろすスピードは最速を構えは大上段よりさらに後ろに振りかぶり

 

「極大斬撃…嵐一閃!!」

 

 

音を超えて振り下ろし

 

そしてバキィッ!と派手な音を立てて刀が粉々に折れドゴオォォォン!とばかりに辺り一面が"全て"吹き飛んだ。

 

…怒られないよねこれ、と想定以上の威力に我ながらドン引きしつつ、壊れた刀と抉られた地形を見てどうでもいい事を考える。

 

幸い拠点から少し離れた場所で素振りしていたため寝床や食糧は無事なようだ。

 

そしていつのまにかバンジャックとビューティークイーンは姿を消しており周りの手下達も引き上げていた。

 

肝心なベアキングはうつ伏せで倒れたままピクリとも動かない様子で棍を手にソロソロと近づきツンツンとつついてみるが反応は無し。

 

「なんまんだぶなんまんだぶ、化けて出ないでくれ」

 

と、手を合わせておく。この世界死体が動いたりするから怖いんだよ。

 

流石に死体をそのままにしとくわけにもいかないので巨体を引きずりながら丁度いい拓けた場所があったのでそこに寝かす。

 

あ、ゴツい拳銃もってる。貰っとこう。

 

スコップ…が無いのでさっきの復習がてら

 

「鎌鼬!連装鎌鼬!四連装鎌鼬!八連装鎌鼬!…」

 

とだんだん撃つ数を増やしつつ数撃ちタイプの技だなこりゃ、などと思いつつ地面に向かって撃つ。

 

結構な深さが掘れたのでベアキングの骸を落とすと上から土をかける

埋めたら浜辺にあった大岩を上に置いて目を瞑り両手を合わせておく。

 

そして帰り際そこらに落ちてる兵隊の武器を集めながら寝床に帰りいざ食事でも取ろうかとしたところで気づく。

 

食料は密林の中に色々と果物が実っていたので色々ととってきて小積んでおいたが、そこに紛れていたのは渦巻き模様を持ち毒々しい色とすっごく見覚えのある特徴を持った果実。

 

悪魔の実がその中に鎮座していたのだ。

 

「は?なんでここに悪魔の実が…」

 

もちろん果物を集めてきた時にこんな果実は無かった、なにこれホラー!?と考えるもハタと気づく。

 

ベアキングが亡くなったからか?

 

原作でも毒ガスのオオサンショウウオ(ウーパールーパー)が死んだ時近くの林檎が変質してたよな…

 

と言う事は能力者が亡くなった時近くにある果物が変化する?

 

いや、図鑑があるっていってたしそれぞれの能力に対応した果物があって今回の場合カチカチの実に対応した形の果物がたまたま集めた中にあった為に今ここに悪魔の実があるわけか…、まぁあくまで推論だが。

 

若しくはたまたま紛れ込んだまた別の実って可能性があるがそれは置いておくとして考えるのは一つ。

 

この(推定)カチカチの実を食べるか、食べないかだ。

 

食べた場合のメリットは能力者になるという事だ。どんな悪魔の実も使い方次第では弱くなる事はない、と誰かが原作で言ってた気がする。

 

ひょっとしたら上層部からの覚えも良くなるかもしれないし。

 

デメリットは弱点が増える事か、泳げなくなるし海楼石に弱くなってしまう、上には覚えが良くなる、ではなくて警戒させるって可能性もあるしなぁ…

 

そしたら"例の計画"ができない可能性もあるわけで

うーむ…

 

よし決めた!確か腐らない筈だから形を覚えておいて後で図鑑借りてから確認しよう。

それまでどっか埋めておいて海軍で必要な技術を学んでから食べるようにしよう!

 

そうと決まれば決心が鈍らないうちに何か箱みたいなものを…、と考えているとドォン!ドォン!と砲撃の音が聞こえてきたのであった…

 

 




ベアキング

カチカチの実の能力者

体を鋼鉄の様にできる能力を持ちその特性から融点まで温度を上げる事ができる(ただし片腕のみ)
戦闘中にいらん事言ってルフィをブチ切れさせた為最後は自らが作った大量破壊兵器と共に爆発四散した、あーめん


ところでカチカチの実ってゴルゴル(黄金)みたいにロギア系なのかしら?本人の練度不足だから流体にできなかっただけで。
それとも鋼鉄の"様に"なるパラミシアかしら?擬音系だからたぶんパラミシアだと思うけど・・・

皆さまはどう思います?

嵐脚・辻風

左右の脚で繰り出す十字状の飛ぶ斬撃


鎌鼬(暫定)

腕で繰り出す空飛ぶ斬撃

極大斬撃 嵐一閃

本気の振り下ろし、ただの振り下ろしだが六式の技術を融合し色々おかしくなったそれは相手どころか周囲一帯(序でに振った刀も)を粉々にする程の威力を持つ

悪魔の実を手に入れたクリーク、今はまだ食べないと決めた模様。



原作突入後の描写について、現在原作が始まった事により麦わら一味の描写が多くなっていますがそれについてのアンケートを行います

  • 麦わらメイン(原作のに近く変化がわかる)
  • クリークメイン(傍観者、クリーク主人公)
  • 二つの視点(麦わら視点とクリーク視点)

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