『クリーク、北の海での海賊掃討は順調のようだな』
シャーロット・アンジェ号艦長室、そこで俺はセンゴク元帥からの電伝虫の通信を受けていた。
「はっ、しかしながら活発化の原因であるドンキホーテファミリーは未だ捕らえる事はできておらず…」
センゴク元帥からの労いの言葉を貰うが本来の目的であるドンキホーテファミリーの捕縛ができていない為言葉を濁す
『他の海賊達の捕縛だけでもかなりの人数を捕らえているのだから気にするな、それよりお前が前から言っていた魚人島行きだがようやく目処がついたから一度報告がてらこちらに戻ってこい』
「はっ、了解しました!」
『ドンキホーテファミリーは北方総司令のステンレス少将に暫く任せる予定だ、引継ぎだけしっかりやっておいてくれ』
そして通信が切られる
にしてもやっと魚人島行きか、多分何かしら任務もあるだろうがやる事は何点か。
タイヨウの海賊団の動向、これは探れたらで良いが海に出てる以上はあまり情報は無いであろう。
次に原作、魚人島編で騒ぎを起こしていたホーディ・ジョーンズを筆頭とした新・魚人海賊団の動向、今何歳かわからないが確か昔はリュウグウ王国の兵士をやってたんだっけか?
そして超巨大アンコウことぼんぼり様のルート確認、これはロビンと俺の予測が正しければであるが捕捉できる場所は魚人島が一番可能性がある。
取り敢えずはこの三点か?
司令室に赴き進路をマリージョアへ転進。
新たに北の海に赴任した"北方方面軍総司令"のステンレス少将に連絡をとりドンキホーテファミリーや注意すべき他海賊団の情報を引継ぎし数日の後俺はマリージョアに到着していた。
「お前には魚人島に行くついでにタイヨウの海賊団の情報も拾ってきてもらいたい、それと提案していた作戦だが今天竜人の権限が弱まってるからこそ可能と判断しその前準備としてシャボンディの無法地帯、これの掃除ついでに情報を集めて来い」
そんなセンゴク元帥の命令にやはり任務は与えられるか…などと思いつつ"了解しました!"と元気よく返事をしておく。
しかし天竜人の権力が弱まってるとは言えよくあの作戦をやる気になったな、正直ダメ元だったんだが…
執務室から戻る道すがら考える、噂によれば天竜人に蔓延している例の病気はここ半年の間に既に100人以上の死者を超え治療法は未だに見つかっていないという状況らしい。
そして発症者はその倍以上に上っており無事な天竜人はこれ以上減らされないように世界政府の方針によりなだめすかして何とかマリージョアに留まってもらっているとの事、まぁぶっちゃけ言えば軟禁されているらしい。
まぁその病気、ギフトグリーンをばら撒いた俺が言うのもなんだが早く治療法がみつかるといいね、見つからないだろうけど。しかし無事な天竜人が一割程しか居ないとあってはその対応も無理は無いだろう、あぁだからこそ天竜人が来ない今の内にやれるだけの事はやってしまえという事か。
マリンフォードを出立し半日程でシャボンディに到着、その足でホテル街にあるステラ・プロダクション社屋にて代表兼プロデューサーのテゾーロ、補佐であるステラ嬢、そして前々から手紙にてアプローチをかけておりつい先日このシャボンディに到着した舞台女優、ビクトリア・シンドリー嬢を交えて簡単な話し合いを行う。
すごく大雑把な方針としてはテゾーロの夢である"エンターテインメントを世界に"という事でまずは分かりやすく歌や踊りを披露しつつまずは近海を、そして世界中にというものである。
シンドリー嬢には主にそのトップとしてひいてはこれから増えるであろう後輩達の指導役としてアプローチをかけておりシンドリー嬢はテゾーロの夢に賛同し貴族でありながら国を出てわざわざシャボンディまで来てくれたのである。
先ずは売り込みが肝心だろうとこのホテル街にてあちこちにテゾーロが営業を行なっている模様だ、金はあるからな。
そしてそんな業務の傍らテゾーロからシャボンディ諸島無法地帯の資料を受け取りシャボンディ駐屯地へ、先ずはセンゴク元帥の命令だという事を伝え軍艦を一隻コーティング作業を行わせる。
因みに魚人島へ行くのはこのコーティング作業という工程が必要不可欠であり直ぐに出発は出来ない為先に"掃除"を済ませておくべく今度は部隊を引き連れ1番GRへ
士官教育を終えたばかりの兵を率いて賞金首の捕縛を行なったり"職業安定所"や"世界貴族"など海軍の裏側を知ってもらったりすることを目的としたシャボンディ諸島の巡回は毎年、年に一度の事であるが今回は違った。
そのことにまず気づいたのは長くここにいる古参でこの辺のならず者達を纏めており皆からはお頭と呼ばれている男だった。
「…あの野郎戻ってきやがったのか」
お頭は愕然とした様子を見せておりそのことが気になったならず者の一人がお頭の元へ。
「お頭?どうかしたんすか?」
「全員に伝えろ、鈍熊のお越しだ!いつもの巡回じゃねぇぞ!!全員ぜってぇ大人しくしてろよ!!」
お頭から大喝された子分は慌てて住処から飛び出し傘下の組織達に伝言を伝えに行く。
「おやっさん、なんかいつになくピリピリしてるじゃねぇっすか"鈍熊"ってアレでしょ?昔はこの辺りで暴れまわってたっていう…」
「…おめぇ、年一の巡回がなんで始まったか知ってっか?」
「なんでって言っても…そりゃ賞金首が潜んでたりするからじゃないっすか?」
「そうだ、ありゃ数年前の事だ。
それまでここらは俗に言う"ヤベェ奴等"が取り仕切ってたから海軍も下手に手を出さなかったがそれまで見逃されてたそいつらを奴が一人づつぶちのめして捕縛していったんだよ。"無双流"ルガート・ウォンや"死の商人"コルネオ・ルドマン、"変装暗殺"レイス・ドノバンとか"億越え"、"殺人鬼"、"マフィア"、"暗殺者"といったヤベェ奴等を!
そうして一度リセットされたおかげで海軍の奴等はここらを堂々と巡回するようになったんだ、全て奴が原因でな!
奴が出てきたって事はこれまで見逃されてた大物も捕縛されるぞ、くれぐれも軽挙妄動は謹めよ!他の組にも"熊が降りてきた"と伝えておけ!!」
そうして次々と降りてきた熊の恐ろしさを知らない賞金首は続々と捕縛されていくのであった、中には勿論立ち向かうものもいたが鎧袖一触とはこの事であろう、多くは棍の一振りで持ったとしても五合もしないうちに叩き伏されたのだった。
ある作戦とは一体・・・?
シャボンディ無法地帯の人間にとってクリークはナマハゲ的存在です
獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?
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高熱"劇場版ボス"
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エレクトロとスーロン
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エレクトロだけ。
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肉体や覇気の強化のみ。