起きたらゴリラ顔だった   作:mi-ta

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前話は供養という事でワンピースに初代喰鮫を突っ込もうと画策していた過去に書いた小説を元に書き上げました。




親娘再会 ドンクリークさん

オルガと握手を交わしちょうど良さそうな木箱があったのでそこにピュアゴールドが入った容器を慎重に入れ厳重に梱包、ここを出る為に準備にとりかかる。

 

「オルガ、なんか持っていきたい物あるなら今のうちに言ってくれ」

 

そう言いながら先ほどの間にロビンに目を通してもらい分別してもらった必要そうな本や研究資料をバッグに詰め込みながら聞けば

 

「そうだねぇ、先立つものは必要だろうしお金に変えれそうなもんは持っていくだわさ」

 

そう言ってあちこちに置かれた鉱石類を持ち上げて見せるオルガ。

 

それに了承の意を返し予備の袋に鉱石類を詰め込んでいきそれが済めば研究所を三人で出てピュアゴールドやら研究資料やら鉱石などが入った鞄を背負いロビンとオルガをそれぞれ小脇に抱え込む。

 

「よし、じゃあ戻るぞ。また飛んでいくから舌噛まないように口閉じてろよ?」

 

「うげぇ、また飛んでいくのかい…」

 

「オルガ、船なんか無いから仕方ないじゃない」

 

そのままドォン!ドォン!と大砲でも撃つかのような音を響かせながら大きく地上から宙を蹴って飛び立つ。

 

眼下に見える研究所があっという間に小さくなっていきオルガが

 

「もう2度と来る事はないかねぇ…さよならだわさ…」

 

ぽつり、と寂しそうに言ったのが印象に残った。

 

というか研究所の位置的に遺跡の入り口をぐるっと反対側に地上を歩いてれば着いてるじゃないか!

 

そんな事を思いつつ砲撃のような音を響かせながら第二の胃を抜け第一の胃へ、そして来た時と同じ島の浜辺に降り立つ。

 

二人と荷物を下ろし

 

「さて、遺跡に入って数時間は経ってるし腹も減っただろう?一旦食事も兼ねて休憩にしよう、俺は何か食べれる物を探してくるがリクエストはあるか?」

 

「肉!!肉がいいさね!しかもガッツリいけるやつ頼むだわさ!」

 

「私はおじさまに任せるわ、私達は火をおこして準備しておけば良いかしら?」

 

「あぁ、頼んだぞロビン。

 

そういや恐竜がまた出るかもしれないが…まぁオルガのお守りも頼んだぞ?」

 

後半だけ小声でロビンに言いそのまま獲物を探しに森へ分け入る。さて…ミスキナ博士はどこかねぇ?

 

そう考えつつ森をうろつきリクエストがあった丸々と太った恐竜を見つけたので嵐脚で首を切り飛ばし肩に担ぎ上げ散策を再開、しばらくした辺りでガサガサと茂みが揺れる音がしたので咄嗟にベアコングを引き抜きそちらに構えれば

 

「ま、待ってくれ!撃たないでくれ!」

 

そう言いながら両手を上げて出てきたのは一人の男性。

 

恐竜を模しているのか不格好な着ぐるみを着たその男は被り物をとって顔を晒した。

 

元は金色だった髪はくすんだ色になっており同じ色の髭も髪と同じく伸びに伸びてそしてなんと言っても特徴的なのは

 

「アンタ…人間か?」

 

「失礼だな君は!僕は人間だよ!…あぁ、着ぐるみを着てるから仕方ないか、これは奴等を欺いて食事にありつくためでね…」

 

そう言ってよいしょっ!っとばかりに着ぐるみを脱ぎ身を晒す、うん、相変わらず滅茶苦茶に太っておりまるで樽のような有様になっており、とても人間には見えないな…何はともあれミスキナ・アシエを発見したのでオルガも腹を空かせてるだろうしさっさと戻るか。

 

浜辺に行く道すがら聞いたところによれば数時間前に連続して砲撃するような音が聞こえその時は気のせいかと思ったらしいが先程も同じ音が響いたのでひょっとすれば自分以外にも誰かいるのでは?と考えこうして人がいないか探しに出てきたそうだ。

 

名前はミスキナ・アシエ、やはりオルガの父親で間違い無くとりあえず娘のオルガが生きておりこちらで保護しているという事も伝えると

 

「そうか…生きていたのか…良かった、本当に良かった…あの子には苦労をかけた、こんなに嬉しい事はない!」

 

と感極まったのか涙を流した。

 

浜辺につき何か話していたロビンとオルガに声をかけ二人がこちらを向き同行していたアシエを見て怪訝そうな表情を浮かべたが少ししてオルガは気づいたのか

 

「まさか…親父殿だわさか…?」

 

と、驚愕を露わにした。

 

「ロビン、ミスキナ・アシエ博士だ。ここで遭難していたところを発見した。オルガ、お前の父親もどうやらぼんぼり様に飲み込まれた後生きてたようだぞ?

 

…まぁこの200年恐竜の巣で肉ばかり食べてたからこんな姿になってるが」

 

「オルガ!生きてて良かった!今更僕がこんな事言う資格は無いかも知れないが…心配してたんだ!どうか生きてて欲しいと思ってたんだ!」

 

そう言って両腕を広げてドスドスと足音を立てながらオルガの方に向かうアシエ

 

それに対してオルガもアシエに向かって走り出し

 

「こんの…クソ親父!!」

 

勢いをつけたままドロップキックを繰り出した。

 

勢いが足りなかったからかオルガが軽かったからかそれともアシエが蓄えた脂肪により軽減されたがあまりダメージは無いようだったがアシエは驚いた様子で

 

「な、何をするんだいオルガ!」

 

「うるさい!何で生きてるんだい!アタシはずっとアンタが死んだと思ってたんだよ!?それになんで!なんで言ってくれなかったんだいクソ親父!!

 

ピュアゴールドはアタシのために作ったものなんだろ、アタシの病気の進行を抑える為に作ったんだろ!?ちゃんと説明しなかったからわからなかったじゃないか!

 

アタシはアンタに酷い事を言った!例え知らなかったとは言えそれは変わらないさね!きっとアンタも苦しんでたんだろう?何でちゃんと言ってくれなかっただわさ!」

 

思わぬ再会に思いのたけをぶち撒けるオルガ。

 

「オルガ…」

 

「酷い事言ってごめんだわさ…ずっとアンタのせいでお母さんは死んだと思ってた…

 

でも…やっぱ言ってくれなきゃわかんない事だってあるんだわさ…おとうさん…」

 

そう言ってアシエに抱きつきポロポロと涙を溢すオルガとそれをそっと抱きしめるアシエ。

 

「おじさま、博士が生きてたの知ってたの?」

 

「いや、可能性があるかもしれんなと思ってただけさ」

 

本当は生きていると知っていたがそれは心の奥底にしまっておく。

 

「とりあえず火はおこしてるし食事にしましょう?おじさまも獲物は獲ってきたみたいだし」

 

「そうだな、あの泣き虫な嬢ちゃんがお腹空いた!と言い出しかねんからな」

 

そう言って抱き合いながらワンワンと泣くオルガとアシエの親子を尻目にこちらは食事の準備を始めるのであった。

 

 

 




これで植物学(Dr.インディゴ)

医学(トラファルガー医師)

鉱学(アシエ博士)

が揃ったな、後は動物学とか工学とかかな?

獣の王の力を手に入れ変貌体となったクリーク、獣の王なのでミンク族の特殊な能力や劇場版ボスのような能力はありますか?

  • 高熱"劇場版ボス"
  • エレクトロとスーロン
  • エレクトロだけ。
  • 肉体や覇気の強化のみ。
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