【完結】Adieu au Héroes   作:たあたん

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#10 紅蓮華 2/3

 

 警察戦隊のタクティクス・ルームは、重苦しい沈黙に包まれていた。

 黙々とアナライズを続けるジム・カーター、机の上で手を組んで結果が出るのを待つ塚内管理官。そして、

 

「管理官も、一杯いかがですか?」

「……ああ、ありがとう」

 

 本場仕立てのエスプレッソコーヒーを差し出す物間寧人。彼の挙動は極めて冷静沈着で、仲間の命が刻一刻と失われつつあるという焦燥はまったくみられない。もはや若造ではない塚内は、それもまた性格の問題であると──良し悪しではなく──割り切っていたのだが。

 

「薄情なヤツだと思ってもらって結構ですよ」

「!」

 

 仮面のような笑みを貼りつけたまま、寧人がつぶやいた。

 

「烈怒頼雄斗なら、こういうとき居ても立ってもいられないんでしょうから」

「……まあ、彼ならな」そこは同意しつつ、「だが、きみだってふたりが死んでもいいと思ってるわけじゃないだろう」

 

 その問いに、寧人は無言を貫いた。いや彼の本心は極めてわかりやすいのだ、塚内のように世の中の表も裏も見尽くしてきた人間からすれば。

 

「彼らを救い出し、ギャングラーを倒せ……市民を守れ。俺がきみに求めるのはそれだけだ」

「……ま、ついでに快盗の装備も掻っ払ってきますよ。出来れば、ですけど」

 

 ついでと言いつつ、それが寧人の主目的であることも塚内は理解している。それを咎めるつもりはない。彼はれっきとしたプロヒーローで、優先順位を誤ることはない──

 

『管理官!!』

 

 不意にジム・カーターが大声をあげる。塚内、そして寧人もまた表情に緊張を走らせた。

 

『ギャングラーの現在地が割れました!南久留間市磯壁町の第四埠頭です』

「そうか……」

「ふぅん……早かったね。どうやって見つけたの?」

『市内の防犯カメラの映像を辿れば、私にかかればチョチョイのチョイです!』

 

 ここぞとばかりに胸を張るジムだったが、彼に称賛の言葉がかけられることはなかった。塚内らが彼をぞんざいに扱っているだとか、そういう話ではない──にわかに、室外が騒がしくなったのだ。

 ふたりが振り向くと同時に、扉が音をたてて開かれた。

 

「だからッ、ダメだって……!」

「ぬぅうううう……!!」

「──!」

 

 尖った赤髪は、数日前に離別したはずのもの──

 

「烈怒、頼雄斗……」

 

 塚内がそのヒーローネームをつぶやくのと、彼ががばりと頭を下げるのが同時だった。

 

「お久しぶりっス管理官、物間先輩!!」

「お、お久しぶり……じゃなくて、これは一体なんの騒ぎなんだ?」

「それが──」

 

 ここまで散々喚き散らしてきたため、粘り強く制止を続けていた職員は鋭児郎の意志をほとんど代弁できた。それを受け、塚内は困り顔になる。

 

「気持ちは嬉しいが……烈怒頼雄斗、きみはもう組織の一員じゃない。巻き込むわけにはいかない」

「ッ、わかってます!けど……」

「──それに、プロヒーローだって生身じゃそうそうギャングラーには敵わない。なのに、キミは一体何をしようって言うのかな?」

 

 寧人の容赦ない言葉は、残念ながらこの場にいる者たちの総意だった。鋭児郎自身、理路整然とした抗弁を持ち合わせているわけではない──むしろ、頷かざるをえない。

 だが、

 

「……それは、フォースカインドさん……ウチの所長にも言われたことです。でもッ、ダチのピンチを知って何もしねえなんてそんなのッ!俺の目指したヒーローじゃねえんだ!!」

「烈怒頼雄斗……」

「だからお願いします──俺も行かせてください!!」

 

 もう一度、深々と頭を下げる。彼の人柄を表すその行動は、塚内にとってはよく知るもの──否、寧人にとっても。

 

「……ほんとキミって、()()()そっくりだよなぁ」

 

 独りごちる。そして、

 

「いいんじゃないですか、管理官?」

「!」

 

 寧人の言葉に、塚内も鋭児郎も揃って目を丸くした。

 

「フォースカインドにも言われたのにココへ来たってことは、許可とは言わないまでも黙認はされてるってことでしょう。協力依頼を出したことにすれば、手続き上は問題ないんじゃないですか?」

「……まあ、手続き上はな」

 

 塚内が心配しているのは無論そんなことではないのだが、

 

「敵は雑魚兵士も繰り出してくるわけですし、独りだと流石に目配りしきれるかわかりません。サポーターがいても邪魔にはならないかと」

「………」

 

──隊員を独りで敵地に追いやらずに済むのなら、確かにそのほうがよかった。

 

「……わかった。烈怒頼雄斗、きみに物間隊員のサポートを依頼する」

「!!」

「あくまで後方支援に徹し、ギャングラーとの直接戦闘は避けてくれ。でないと……俺の首が飛ぶからな」

「う、ウッス!──ありがとうございますッ!!」

 

 三度目の低頭。本当なら、礼を言いたいのは塚内のほうだった。

 

 

 四半刻後、国際警察の専用パトカーが出庫していく。

 寧人がハンドルを握り、鋭児郎は助手席でじっと前を見据えている。ほどなく、後者がおずおずと口を開いた。

 

「物間先輩……ありがとうございます、俺を必要だって言ってくれて」

「……必要とまで言った覚えはないけどねぇ、いないよりはマシってだけで」

 

 それでもよかった。寧人が同行を後押ししてくれた事実そのものが、鋭児郎には嬉しかった。

 

(飯田……耳郎……。絶対、救け出すからな……!)

 

 グッと拳を握りしめる。その様を捉えた寧人の碧眼がわずかに揺れたが、その思うところは彼自身にしかわからない。

 

 

 ふたりの赤き戦士を乗せ、日没の街に飛び出していく車輌──そのあとを、密かに追う二輪があった。

 

「………」

 

 彼もまた、鋭児郎と同じ真紅の瞳をもっていた。──鋭児郎も寧人も彼とは面識がありながら、その追跡には気づかない。背後を気にしている余裕などなかったのだ。

 

 

 *

 

 

 

 時折響く汽笛の音、そのほかは静寂に包まれきった第四埠頭。

 しかしその倉庫の一角に、果たしてメルグ・アリータの姿はあった。椅子にふんぞり返り、何者かと言葉をかわしている。──対峙するは、人間の姿をした男。

 

「おまえもいい加減しつこいなザミーゴ。オレぁ化けの皮なんざいらねえっつってんのに」

 

 辟易を露にした言葉を発するメルグに対し、ザミーゴと呼ばれた青年は薄気味の悪い笑みを浮かべるばかり。様相に反して、彼らは補食者と被食者という関係にはないようだった。

 

「あまり人間を舐めないほうがいいと思うけどね。こちらが隠れているつもりでも、彼らは街に張り巡らせた情報網を駆使してどこまでも追ってくる」

「フン、そう簡単に見つかってたまるかよ。どうせ今日でココともおさらばするんだ、快盗も警察も消化してジ・エンドさ!」

 

 ふはははは、と下卑た高笑いをする怪物を、青年はため息混じりに見下ろした。ここまで言ってやったのは商売のためではあるが、半ば親切なのに。

 

──それを無下にしたツケは、驚くほど早くやってきた。

 

 にわかに、響く銃声。青年が寒々しい青いポンチョを翻すと同時に、メルグは後方へ吹っ飛ばされていた。

 

「痛でえッ!?な、なんだァ!?」

「──随分のんびりしてるねぇ、ギャングラー」

「!!」

 

 上階の通路に立っていたのは……金髪碧眼の、整った顔立ちの青年。細身を包む警察戦隊の制服は、己が何者なのか誇示するかのようだった。

 

「てめぇ、国際警察か!?」

「……ま、一応ね。ヒーローでもあるけど」

 

 「コピーヒーロー・ファントムシーフか」と、訳知り顔でつぶやいたのはザミーゴと呼ばれた男だった。同時に、

 

「あーあ……だから言ったのに」

 

 嘲るような言葉を残して、氷雪とともに姿を消す──メルグが反論に詰まった、およそ一瞬のできごとだった。

 

「ッ、……ふはははは!ご苦労なこったが、おまえ独りでオレに敵うと思ってるのか?"ココ"にいる奴らの二の舞になるのがオチだぜ!」

 

 コツコツと己の腹を叩くメルグ。悔し紛れの発言ではあったが、まったくの虚勢かといえばそうではない。天哉たちが呑み込まれてしまったのは事実なのだから。

 ただ、寧人はフンと鼻を鳴らしてそれに応じた。彼には"心強い"味方がいたのだ。

 

「独りじゃねえ!!」

 

 勇ましい声音とともに駆け込んできたのは、逞しい半裸を惜しげもなく晒した赤髪のヒーロ──―烈怒頼雄斗こと、切島鋭児郎。

 

「飯田と耳郎……俺の仲間を、返してもらう!」

「……面白ぇ!やれるもんならやってみろッ、行けぇポーダマン!!」

 

 号令に応じ、集結する戦闘員の群れ。昼間散々倒したのにまだこんなにいるのかと寧人は渋面をつくったが、すぐに笑顔の仮面を貼りつけ直した。

 

「やれやれ……ま、いいけどさ」

 

 どうせひと手間増えるだけだ──悪態をつきつつ、VSチェンジャーを構える。

 

「警察、チェンジ」

『1号、パトライズ!』

 

『──警察チェンジ!』

 

 電子音声による復唱と同時に、寧人は高架を蹴っていた。地上数メートルを躍動する青年の身体、そのまま墜落すればよくて大怪我は免れないが。

 

 次の瞬間、彼は警察スーツの装着を完了していた。──パトレン1号。常人からあらゆる身体能力が大幅に強化され、ギャングラーにも太刀打ちすることが可能となる。

 当然、華麗な着地など容易だった。それどころかラグなくVSチェンジャーを構え、ポーダマンの群れめがけて引き金を引く。最前列の兵隊が、ばたばたと倒れ伏す。

 

 しかし敵はまだまだ指折り数えきれないほどの大群だった。同族の屍を無情にも踏み越え、襲いくる。

 

「ちっ……」

 

 寧人は思わず舌打ちを漏らしていた。それなりにヴィランとの戦闘経験を積んできて、ひとつわかったことがある。交戦に際して一番厄介なのは、こういう死を恐れない手合いだ。強固な信念をもっていたり、逆に自らの意志をもたない存在──今回は、後者か。

 

「おらおら、囲んでフクロにしちまえ!」

 

 半ば歓声に近い声をあげるメルグ。彼はまだ余裕綽々といった様子だった。その腹の中では、着実に消化が進んでいる──天哉たちの肉体にいつ影響が出るともわからない以上、本当は一秒たりとも猶予はないのだ。

 

「うおおおおおおッ!!」

 

 多勢に無勢の1号がそれでも着実に敵の数を減らしていると、いきなり雄叫びが迫ってきて、次の瞬間ポーダマン数体がまとめて吹き飛ばされていた。

 

「……烈怒頼雄斗……!」

「フーッ、フーッ……」

 

 獣じみた吐息で、低く構える鋭児郎。硬質化した皮膚のせいで、本当に猛獣の類いとしか思われない姿だった。

 しかし彼がそれと決定的に異なるのは──守護すべき対象、あるいはともに戦うべき仲間に対しては、いつだってその人好きする笑みを絶やさないこと。

 

「先輩、コイツらは俺に任せて!」

「!、おい、管理官から直接戦闘はするなって……」

「だから、あのギャングラーは頼んます!コイツらの攻撃くらい、俺の身体で跳ね返せるッ!」

「……!」

 

 言うが早いか、鋭児郎の身体は既に動いていた。ダイヤモンドのように硬質化した拳が、ポーダマンの身体を打ち貫く。

 流石に風穴を開けることまではかなわないものの、一撃を受けた怪人は遥か後方まで撥ね飛ばされ、そのままぴくりとも動かなくなった。

 

「ほら、ね!」

「……へぇ」

 

 寧人は思わず感心を露にしていた。"硬化"……一見すると地味な個性だが、地道に鍛えあげられた結果ここまでの力を発揮している。そんなところもやはり、同級生だった"彼"にそっくりなのだ。

 

「なら、少し借りるよ」

「へ──」

 

 ぽかんとした鋭児郎の肩に触れたあとで、パトレン1号は走り出した。援護があるといっても鋭児郎ひとりですべてカバーしきれるわけもないので、その身は容赦なく銃弾に晒される。しかし彼は微塵も怯む様子を見せない──警察スーツを纏っているとはいえ。なぜか。

 

 強化服に覆われているために外部からは確認しようがなかったが、彼の皮膚は今ガチガチに硬質化していた──切島鋭児郎と同じように。

 寧人は己の個性で、鋭児郎のそれを"コピー"したのだ。

 

「これはいいや、今ならミサイルぶつけられても死ぬ気がしないね!」

 

 もとより防御力にすぐれた警察スーツと合わせて、鬼に金棒だ──寧人は現状に少しばかり優越感を覚えつつ、メルグに飛びかかった。左手のVSチェンジャーで牽制しつつ、右手のパトメガボーを叩きつける。

 

「ッ!」

「さあて……腹ン中のもん吐き出すまで遊んであげるよ」

 

 やや醒めた振る舞いとは裏腹に、寧人の攻撃は獰猛さを孕んでいた。鼻白みつつも、メルグは強気に嘲り返す。

 

「へっ、生憎オレは折角食ったもんゲロしたことなんかねェんだよなァ……!」

「……ッ、」

「オレの胃袋はブラックホール、腹かっさばこうが中身取り出すなんてむりムリ無理!グァハハハハ!!」

 

 いちいち癇に障る奴だと寧人は思ったが、実際有効な手立てがあるわけではなかった。そもそも相手の能力を完全に理解しているわけではなかったから、事前に作戦プランを練ることもできなかったのだ。

 ならばやれることはひとつ、メルグを完膚なきまでに痛めつけて戦意を喪失させること。それを為すためパトレン1号はひたすら警棒を振るい、引き金を引いた。

 

「ッ、先輩……!」

 

 彼らしからぬ……と言えるほど親しくはないが、いずれにしてもイメージにそぐわぬがむしゃらな猛攻を続ける寧人を、鋭児郎は気遣った。早くポーダマンを殲滅して、援護に回らなければ。

 自身がぎりぎりの戦闘を繰り広げている中でも僚友に目配りするのはヒーローとして間違ってはいないが、時に弱点ともなりうる。──このときもまた、ポーダマンの銃撃が鋭児郎の身体を直撃した。

 

「ぐ……ッ!」

 

 幸いにして、硬化した皮膚を貫通することはなかった。しかし何度も弾丸を弾き返した肉体は、そろそろ限界を迎えつつある。硬化が保てなければ当然、鋭児郎の身体は常人のそれと変わらなくなる。

 

「結構なピンチだな……。けど、こんくれぇ自力で乗り切るのがヒーローってモンだぜ!!」

 

 ニィ、と八重歯を剥き出しにして笑う鋭児郎。危機的状況にあればあるほど、ヒーローは笑うんだ──どんな技術や知識よりも、何より教え込まれてきたヒーローとしての矜持。

 

「っし、行くぜぇ──!」

 

──そのとき頭上から、鋭児郎だけを避けるようにして光弾の雨あられが降り注いだ。

 

「!」

 

 ギャア、と短い断末魔をあげ、ばたばたと倒れていくポーダマンたち。鋭児郎の地道な努力を嘲笑うかのように、彼らは一瞬にして全滅した。

 呆然と見上げた先には──既に見慣れてしまった、赤と黒。

 

「あ……快盗!」

「よォ、楽しそうだな」

 

 相変わらず皮肉っぽい言葉を発しつつ、先ほどのパトレン1号よろしくひらりと跳躍する。

 

「おめェ……どうしてここに?」

「あ?ンなこたぁ決まってんだろ。──それよか残念だったなァ、自力で乗り切れなくてよ」

 

 聞かれていたのか。鋭児郎は少しばかり赤面したが、残念とは思わなかった。

 

「……いいよ、そんなの。それよりサンキューな、救けてくれて!」

「!、……チッ」

 

 人好きする笑みをぶつけられ、ルパンレッドは思わず目を背けた。この前は共闘しておきながら戦いが終わるや後ろから撃ってやったのに、この表情。馬鹿なのかコイツはと思うと同時に、その愚かしさが彼をヒーローたらしめているものであるともわかってしまった。それが余計に、苛立たしい。

 

──と、鋭児郎とは逆ベクトルに腹の立つ"現在の"パトレン1号が吹っ飛ばされてきた。

 

「あ……先輩!大丈夫っスか!?」

「痛、てて……まあなんとかね。キミの硬化も無限にもつわけじゃないか」ぼやきつつ、「……で、快盗?キミは性懲りもなくお宝を盗られに来たのかな?」

「ちょっ、先輩!?」

 

 何もこんなときに煽らなくても、と思う。他はともかく、ルパンレッドは相当気が短いのだ。今ここで、人間同士で争っている場合ではない──

 しかし鋭児郎の危惧に反して、レッドはフンと鼻を鳴らしただけだった。

 

「その前にやることあんだろ、コピペ野郎」

「……ハァ、相変わらずかわいげのないお子様だね」

 

 ため息混じりに立ち上がりつつ、1号はレッドと対峙するのではなく隣に並んだ。それは一時的であれ、各々の目的を果たすために手を組むことを示していて。

 

「だったら精々足を引っ張るなよ、快盗?」

「そりゃこっちの台詞だ。──テメェもな、ヒーロー崩れ」

「も、もう崩れじゃねえっての!……けど、こういうのも悪くねぇな!!」

 

 並ぶ赤、赤、赤。その目に痛い鮮烈さに、流石のメルグもたじろいだ。

 

「……赤ばっか!?」

「……──」

 

「──ルパンレッドォ!!」

「パトレン1号!」

「レッド、ライオット!!」

 

 

 レッド・スクワッド──そうとでも呼ぶべき即席チームが、今ここに誕生した。

 

 

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