獣嫌いな三角頭の指揮官?と金髪ケモミミっ子の傭兵生活   作:抹茶マスク

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この前、ようやくG41をお出迎え出来て歓喜。
なんで、G11の方が先に二体も来たのかは未だに謎、大変ありがたかったけれども


「獣?」「違います!G41です!」そしてコンビ誕生!!

目覚めが禁域の森とはなかなかなイレギュラーだな。

ん?いや違う!!ここは禁域の森じゃない

ここはどこだ?この見渡す限りの緑はどこだ?上位者になったからと言ってこんな夢に飛ぶわけではないはずだ!!

新手の上位者か?いや違う!!!断じて違う!!

 

上位者を殺し食らった俺にはわかる!!これは、絶対的に違う!!

 

しかし、ここで悩んでたとしても何も変わらない。

変えるには行動するのが一番だ。というわけでまずは森を出よう。

 

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「ううっどうしよう?」

 

G41は絶賛迷子だった。というのも彼女がノラ人形であるからである。

 

起きてみればいきなり廃墟の中で外に出てみればそこはただのゴーストタウン

誰が、ご主人なのかも分からず、ただただ途方に暮れていた。彼女はひたすら荒野を彷徨っていたしかし、荒れ果てた土地にいる人間は誰一人おらず移動の痕跡も見当たらない。

 

町は雨風も凌げるがいつ鉄血が来るかも分からない。そんな中でいるよりかはまだ緑があった方がマシかなと思い彼女は森の中に入った。

 

わかる者ならわかると思うが、森、特に原生林のような場所は目印やコンパスなどが無いと迷いやすい。

そんな事を知らない彼女は一人森に入った挙句、迷っていた。

 

「ご主人様もいないし、どうしよう」

 

そして話相手もいない、ましてや迷っている人もいない。そんな孤独に押しつぶされそうな時彼女の背後で茂みが揺れた。

 

「ヒッ!?誰かいるの?」

 

彼女が後ろを振り返るとそこには異様な者が立っていた。頭は金色の三角錐の被り物をかぶり、後ろ手に装飾はされているものの血で汚れた車輪を持った人間が立っていた。

 

「けも・・・の?」

 

声は低く男性だという事がわかった。

 

「違います。私はG41って言います」

 

「ジーヨンイチ?」

 

「はい!そうですG41です」

 

「獣ではない?」

 

「はい味方です!後、獣じゃなくて人形です!」

 

「獣ではなく人形?そして味方?獣?人形獣?人形?味方?敵?味方?敵?ケモ、ケモモモモモモ!???」

 

ズバッシャアアアア!!

 

突如、男は全身から血を吹き出し倒れ伏してしまった。

 

「ヒャッだ・・・大丈夫ですかー?!」

 

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やぁ、俺はヴィン、この話のの一番上の所で絶賛キャラ崩壊していた狩人だ。

 

ただ今絶賛迷ってます☆

禁域の森だったら、大体頭の中にマッピング出来たんだけど、ここはやっぱり禁域の森じゃないみたい。

うーん、歩き回ってたからといって森から出れるわけじゃないしな〜誰か人いないかな?

 

うん?向こうで茂みをかき分ける音が聞こえるなぁ、もしかしたら現地民かもしれない。現地民なら聞いてみるか。

 

〜〜少しして〜〜

 

けも・・・の?

「けも・・・の?」

 

いや何これ、獣化した患者でも見なかったぞ。獣化した患者はもっとおぞましく醜く、こんな可愛らしい見た目じゃなかったぞ!!

 

「違います。私はG41って言います」

 

どうやら、心の声が漏れていたらしい。つーかこいつ名乗ったぞ!!G41っていうのか〜なんか聞いた事があるような名前だなー?

 

「ジーヨンイチ?」

 

「はい!!G41です」

 

意思疎通は出来る。けど耳とか生えてるけど獣じゃないのか?

 

「獣じゃない?あと味方?」

 

「はい、味方です!後、獣じゃなくて人形です!」

 

えっ人形?あの人形ちゃん?いつもいつも、「いってらっしゃいませ、狩人様」ってほぼポーカーフェイスで言ってたあの人形ちゃん!?

 

ゲームやってる時のジェスチャーやったらゲーム通りに反応した人形ちゃん!?

いやでも、こんな表情豊かじゃないし、もしかして獣化するとこんなに表情豊かになるの?

えっでも人形ちゃんは獣化することなんてないし、えっじゃあこの人形ちゃんは獣?いやでも本人は人形って言ってるし・・・人形?獣?人形?獣?人形?獣?人形?獣?人形?獣?人形?獣?人形獣人形獣人形獣獣人形獣人形獣獣獣獣獣獣獣いやこの際は関係ないこの人形は敵か味方か大事だ。この獣は敵?味方?あの獣が?悍ましく醜くただ人を喰らうだけの獣が?味方?でも彼女は人形、獣じゃない。どういう事だ?

 

あれ?この自分の中身が吹き出るこの感じ、あぁ、発狂したか・・・

久々に発狂したなぁ、血が抜けて平衡感覚と意識が・・・少し休もう彼女が獣なら襲われて死ぬだけだし・・・

 

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うん?なんか柔らかいぞ?ムゥ視界が・・・うえ向きだ。

 

「あっ起きましか?」

 

ひょ?これはまさか膝枕では?

 

「突然、血を流して倒れられたからビックリしたんだよ!」

 

よし、慌てずに先ずは落ち着いた口調で・・・

 

「すまない。いや、持病の様なものだ、一応直すこともできるから安心してくれていい」

 

「わかりました」

 

「にしても、貴公何故、私を殺さなかった?」

 

「なんで殺す必要があるんですか?」

 

あ、この子味方だ。なら少しは落ち着いてもいいはずだ。獣化したら殺すけど。

 

「いや、すまんさっきのは無しだ。質問を変えるが貴公、何故貴公はここにいるんだ?」

 

「えっと・・・実はご主人がいなくてどうしようもなくなってひたすら歩いてたらここに来てました」

 

「ふむ、そうか。なら、私と一緒に来ないか?私もここにいた理由がわからないのだ」

 

「いいの!?」

 

「あぁ、いいともだが貴公一つ忠告しよう」

 

「なんですか?」

 

「もし、貴公が獣になるというなら私は問答無用で貴公を殺すそれでもいいのなら来い」

 

「いいですよ。私はご主人の敵にはなりませんし!」

 

「そうか。ならこうも言っておこう。もし、私が醜く悍ましい獣にその身を堕とそうとしたのなら私がお前を殺す前に私を殺せ」

 

「わっわかりました」

 

あっヤベ、シュンとさせちまった。

 

「まぁ、今すぐなるわけではないから安心しろ」

 

「はい!!」

 

そう言いながら、頭を撫でてみるとそれが功を成したのか機嫌を戻してくれた。

 

「では、貴公早くこの森を出ようではないか」

 

「ご主人様、私は貴公じゃなくてG41です」

 

「G41」

 

「はい!!ご主人様、そのことなんですが私も迷っちゃって」

 

「とりあえず、高い所を探そう」

 

「はい!」

 

少し、いや片方が凄まじほどの問題児であるコンビが今日、この名前のない普通の森の中で出来上がった。

 

「ところできこ、G41お前の武器は?」

 

「私はこれです」

 

「それ一丁で大丈夫なのか?」

 

「はい!なんせアサルトライフルですから!」

 

「あさるとらいふる?」

 

「えっ!?知らないんですか?ご主人様!?」

 

「いや、忘れてるだけだと思う」

 

俺はどうにかして前々世の記憶を取り戻すべきだろう。




ちなみにブラボのキャラは神秘特化のカリフラワーです。
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