獣嫌いな三角頭の指揮官?と金髪ケモミミっ子の傭兵生活 作:抹茶マスク
「G41よ」
「はい。なんでしょうご主人様?」
「金がない」
「そうですね」
「働き口もない」
「はい・・・」
ヤベ、落ち込ませちゃった。撫でておこう
「森からは出れたのは、お前のおかげだ。落ち込むことはない」
「はい!!」
あ〜癒されるわ〜なにこの子可愛いかよ。
撫でられた時の気持ち良さそうな顔マジで癒されるですけど〜
「でだ。お前が始めて目覚めたゴーストタウンに俺たちは向かっているそれはいいな?」
「はい!」
「そこでだ。地図を見つけて人がいるところへと向かう。そして私たち二人に丁度いい仕事を見つける。そして稼いだ金で生きるそれでいいな」
「了解しましたご主人様」
「そしてもう一つある」
「なんでしょうか?」
「食料がない」
「あっ・・・」
「だから、地図とついでに食べれるものを見つけよう。何が何でもだ」
「はい!!」
なんでだろうな可愛いやつって何しても可愛く見えるんだよなぁ。
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「うーし、着いたな」
「そうですね」
「じゃあ、二人して探すぞ!!」
「了解です!」
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ヤッホー、久しぶりのヴィンでーす。
今は、廃墟の探索中、地図と食料があれば嬉しいけど最悪片っぽくらいは見つかってほしい。
G41の可愛さは偉大だなぁとしみじみ思います。それどころか私のよすがになっていると思います。わかるか?諸君、あの笑顔をあの撫でた時の嬉しそうな気持ちよさそうな笑顔をわかるか、いやわかるまい。
さてさて、ただいま探索中ですがこれまでに接敵は一度もないという幸運、聖杯ダンジョンで何故それが働かなかったのかと思うレベルで合わない。これで地図なんて見つかった暁には・・・
畜生!なんでこんな運良いんだよ!!聖杯ダンジョンでもっとそれ活かせよ!!
聖杯ダンジョンでスタマイ(スタミナマイナス)の全強化血晶取るために何回マラソンしたと思ってんだ!!
お陰でスタミナの部分と思われるものが異様に伸びたけど!!
ハァッハァッ、クソ、これで食料も見つかったらどうすんよ。G41撫でれねぇじゃん。
あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!
だから!なんで!?食料が出てくんだよ!!
チクショウメェ!!
「ヒャッ、ご主人様大丈夫ですか?」
「ハッ、あ、あぁ、大丈夫だ」
「そうだ!ご主人様、食料が見つかりました!!どうですか?」
「いいじゃないか!よくやったぞG41!」
「えへへ、ご主人様もっと撫でてー」
可愛い!!ほんと可愛い!!
「そうだ。G41私も地図を見つけたのだよ」
「うわぁ〜やりましたねご主人様!!これでいろんなところに行けます!」
「そうだなG41。荷物入れは私が作っておこう。その間G41はもう少しだけ食糧を探してきてくれないか?」
「了解しました!」
「気をつけろよ。もし獣がいたら大声で呼べすぐに駆けつけてやる」
「はーい」
ふぅ、これで問題はない食糧は取らずに置いといたからG41が見つけて持ってきてくれるだろう。
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さぁ、ここでブラボとドルフロを知っている方には疑問が浮かぶだろう。何故、こいつは高啓蒙なのに発狂しないのだろう?と説明しよう、ヴィンは高啓蒙であるが故にエーブリエタースなどが女性の姿で見えて攻撃できないのだ。
いや、お前啓蒙ショップいけよ、という話だがそれをしてもまた聖杯マラソンに参加するため途中から諦めていた彼に一つの発想が思いついたのだ。
自分の啓蒙が低ければ女性には見ないのだったらそう暗示すればいい。といつのまにか彼は高啓蒙の状態をオンオフで切り替えられる様になっていたのだ。正直無駄な努力である。しかしこれが今更、役に立っているからこそ彼は発狂しないのだ。
といってもこの暗示はもはや一種の神秘と言う名の御都合主義から生まれたものだが、どちらにせよこの技ができたおかげで今の彼はいるのだ。
ちなみにオフにするともちろんのこと即発狂である。
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ヨシ!これでバックパックは完成食糧を積み込んで出発できるならあとはG41を待つだけか・・・。
うん?なんか足音聞こえるな?G41じゃあねぇな。
あぁ、こいつかなんか手に持ってんですけどぉ!?
いきなり撃ってきやがった!なんだこいつ!?そうかこいつが獣か!そうか、ならば、殺してやる。殺してやるぞ。ぐちゃぐちゃの肉塊になるまでひき潰して削って叩き潰してやる。
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その頃のG41
更に食糧が見つかったG41、ホクホク顔でそれを持って帰ることにした。
「あっ蝶だ〜」
結構ほのぼのした光景である。
一方その頃のヴィン
「ヒャハハハ!獣よ。我らが使う獲物持てばいくらか対抗できると思ったのか?間抜けめ!!前より弱くなっているぞ!!滑稽すぎて笑えてくるぞ!!」
スプラッター映画のワンシーンを作り上げている真っ最中という真逆の状態である。
そしてG41に戻る
主人の元に戻り頭を撫でられることにワクワクしながら帰っていた少女の耳に聞こえてきたのはけたたましいほどの銃声と何か思い物を振り下ろしている揺れと音だった。
そして方向は明らかに自分の主人のいる方向である。その瞬間、G41は駆け出していた一人は嫌だ!!という思いとようやく会えた主人(?)との早々別れてしまうのは嫌だ!!この二つの感情によりG41は凄まじい速度で走る。
まぁ、そんなことしなくとも相棒は獣狩りの片手間に狂った狩人や巨大な上位者を狩りまくる狩人だたかが鉄血兵程度に遅れもとらないし、上記のように蹂躙するのが当たり前だ。
しかし、そんな事もつゆ知らずG41はひたすら走っていた。少なくなる銃声は主人がそれなりにというか結構善戦している証拠だろう。そして、主人がいた部屋のすぐ近くまで来た時には既に銃声は一人が撃っている程度の音になっていた。
「ご主人様!!大丈夫ですヒイッ!?」
何かが自分の真上を掠め飛んで行った、振り向いてみるとそれは鉄血兵の頭だということがわかったしかもその頭も凄まじい打撃をくらったのか顔が原型をとどめていなかった。
「ご主人様〜?」
恐る恐るのぞいて見ると金色の三角頭を人工血液とオイルで汚し片腕に短銃もう片方に車輪を担いだ主の姿があった。
「ご主人様?怪我はありませんか?」
「ん?あぁ、G41か、ちょうど獣をぶち殺した所だ勿論のことだが、怪我はない。お前は大丈夫か?」
「はい。えっとご主人様何を使って戦ったんですか?」
「この車輪と素手だが」
G41は自分の主人の強さを全く知らなかったが銃すら使わずに鉄血兵を倒す主人を見て軽くフリーズする。
「その、天井に張り付いてるのは?」
「獣だ。この車輪でかち上げたら妙にモダンなシャンデリアになってしまってな」
この狩人はモダンという言葉を辞書で千回調べたあとその意味を呟きながら辞書で頭を殴られるべきだろう。
「じゃあ、その床のシミは?」
G41の声は震えているそれもそうだろう近距離武器というのもおこがましい(我々、狩人以外にとって)物を使って鉄血兵が破壊されているのだから・・・。
「あぁ、これか車輪を変形させて轢いたらそのままカーペットのようになってしまってな」
カーペットというより無くなりかけの歯磨きのチューブを絞った時のように見えるのは気のせいだろうか?
「さっき飛んできたのは?」
「思いっきり殴ったら飛んでしまったんだ。当たってなくて本当に良かった」
「そうですか・・・」
G41にはこの光景を引き起こした内容を処理するだけのキャパシティは限界を超えていた
「きゅう〜」
「G41!?」
原因はお前だ。狩人。
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「うーん」
何にか暖かく柔らかい物の上にいる感触を感じながらG41は目を覚ました。
「おお、起きたか突然倒れて驚いたんだぞ」
そこにはまだ人工血液で汚れているもののだいぶ綺麗になった主人がいた。
そして、自分がその主人の膝の中で眠っていたことに気がついた。
「ご主人・・・様?」
「あぁ、そうだとも今は残党が来ても困るからお前が探してきてくれたついでの食糧と地図をバックパックに詰めて少し移動したところだ。暗くもなってきたしこのまま移動してもいいが暗闇の中進んで敵と鉢合わせになるのもなんだからここで休むことにしたんだ。食べれるか?今日は食糧の中でも最も多かったトマトスープの缶詰なんだが・・・」
「食べれます」
「そうか、ではさっきの街で見つけたスプーンがある早速食べるといい」
「ご主人様は?」
「俺のような汚れた狩人と食うのは嫌だろう?あとで食べるさ」
「ご主人様一緒がいいです」
「今から作ったらお前のが冷えてしまうぞ?」
「じゃあ、これを二人で食べましょう」
「腹は空かないのか?」
「大丈夫です」
「無理はするなよ」
「はい!」
「元気戻ったな」
「だって、ご主人様と一緒に食べるんですもん」
「そうか」
「そうです!ところでご主人様一ついいですか?」
「あぁ、どうしたんだ」
「ご主人様の口ってどこですか?」
「・・・・・ここだ」
その後、膝の中でちょこんと座っているG41にあーんされるという一部の者達にとっては幸福であろう時間をヴィンは過ごしたのだった。
エブリエータスがわからない方はブラボをプレイするといいよ!
ちなみに一番可愛かったのは拘束攻撃をした時に倒れた柱の上いって動けなくなった時かな