夏を救う鼻毛戦士   作:ハジケレンジャー

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大変長らくお待たせしました。奥義三話を投稿します。

後、勝手ながら設定集を書き直す為、一時削除させていただきました。
書き直し次第投稿いたします。
今回は一夏が新たに名前を変えて可憐達と一緒に生活するお話です。
あと、篠ノ之姉妹との再会し、同居するお話です。
それでは奥義三話をお楽しみください。


奥義三話『新たな生活と姉妹との再会』

一奈視点

 

 

皆さん、こんにちわ、元織斑一夏です。・・・俺は"高無一奈"(たかなしかずな)に名前を変えて今は可憐さん、いえ、可憐姉の妹としてくらしています。女としての生活にはまだ慣れませんがそこそこ楽しくやってます。

 

 

 

 

 

ガラガラガラ

「いい天気でちゅね~・・・お散歩、気持ちいいでちゅね~」

「そうでちゅね~」

 

 

 

俺は今、お屋敷の敷地内にある草原にいます。・・・そして俺の前に首領パッチと天の助が変な人形をベビーカーに乗せてひいています。

 

 

 

キュルキュルキュルキュル

「・・・・・・」

 

 

「・・・・(目的は?目的は何?)」

 

 

そして、俺の後ろには可憐姉がいます。・・・・・・ガンタンクになって・・・

 

 

 

「・・・ねぇ、ちょっと二人とも、可憐姉が・・・」

 

「静かにしろバカヤロー!!!赤ちゃんが起きるだろが!!!!」

 

「まったく、これだから最近の子は・・・」

 

 

「・・・唯の人形じゃないか、・・・ってか、そんな場合じゃないのに・・・」

 

首領パッチと天の助に声をかけようとしたら、いきなり首領パッチから怒号を浴びせられ、天の助からは駄目だし的な事を言われた。

 

 

 

 

「」ウィィィィィィン

 

「「!!」」

 

 

 

 

しばらくして首領パッチと天の助は、自分たちが可憐姉に狙われている事に気づき始める。

 

 

 

「「え!?・・・ひょっとして、俺達狙われてる?」」

 

 

 

そ~~~~~

 

 

 

二人はゆっくり可憐姉の方を振り向くと、視線の先にはガンタンクになった可憐姉が銃口を二人に向けていた、 そしてコックピット部分が開き、その中にパイロットスーツを着た小さい可憐姉がいて、首領パッチと天の助を指差し・・・

 

 

「ハチの巣」っと言った。

 

 

「「!!!!!!」」

 

自分達が狙われている事を悟った二人は、

 

 

「まって!!この子だけは・・・」

「この子だけは―――!!!」

 

ベビーカーから人形を取り出し、命乞いをする・・・が、

 

 

 

 

「焼きそばパンの恨み!!!!」

 

ズダダダダダダダダダダダダダダダダ

 

 

「「ぎゃあああああああああああああ!!!!」」

 

 

ガンタンクになった可憐姉の集中砲火を浴びた。

 

 

 

 

 

「やめなよ可憐姉!!焼きそばパンならまた作ってあげるから!!」

 

 

俺は慌てて可憐姉を止めにはいった。

 

 

 

「だってだって!!あの焼きそばパンが良かったんだもん!・・・」(涙)

 

「だからってガンタンクになることないじゃないか!」

 

 

可憐姉は泣きながら駄々をこねる、っと言うか、たかが焼きそばパンでここまだやるか?っと思いながら俺はボロボロになった首領パッチ達のところに行く。

 

 

 

「大丈夫、二人とも?」

 

 

「「甘ったれるな!!!!」」

 

「えええ!!?」

 

 

心配して二人に声をかけたらもの凄い勢いで怒鳴られた。

 

 

 

 

「・・・・・・これは戦争だぜ・・・」

「・・・・・・これだからゆとり世代は・・・」

 

 

 

「・・・・・・・・・・・」

 

二人に駄目だしされてもう何を言っていいか分かりませんでした。

 

 

 

 

キュルキュルキュルキュル

 

「確かに、最近 一奈は甘えが目立つな・・・」

 

「お、俺ぇ!!?」

 

 

 

 

可憐姉にも駄目だしされて、俺は意味が分からないまま反省するのだった。

 

 

 

 

一奈視点終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏が高無一奈に名前を変え、可憐達の家族になって七ヶ月が経った。 

 

 

「ふんふ~ん♪」

 

 

現在、一奈は鼻歌を歌いながら夕飯の準備をしている。・・・っと、そこに・・・

 

 

「かずちゃ~~ん!!」

 

 

「わっ!?った、束さん!?」

 

突然、篠ノ之束が覆い被さる様に一奈に抱きついてきた。

 

 

 

「ビックリした~…如何したんですか束さん?いきなり抱きついて・・・」

 

「へへへ、かずちゃんが可愛くてつい(〃^∇^〃)」ペタペタ

 

抱きついた状態で篠ノ之束がドサクサにまぎれて一奈のお尻を触っていると、

 

 

ドドドドドドドドド

「コラ――!!!一奈に何やってんだ、この変態兎が――!!!!」

 

そこへ可憐が怒り全開でこちらに走ってきて篠ノ之束にドロップキックを放ったが、紙一重でかわされた。

 

 

「おっと!…危ないじゃん、かれちゃん!!」

 

「やかましい!!いつもいつも一奈にセクハラしやがって!!!!」

 

「いいじゃんか!!束さんはかずちゃんが大好きなんだから!!!」

 

そのままケンカに発展した。

 

 

 

「もう!!可憐姉も束さんもやめなよ!!!」

 

「「は~~い・・・・」」

 

 

一奈が仲裁に入る。

 

 

「それよりお風呂、沸いてるから入ってきなよ」

 

「そうか、じゃあ一奈も一緒に入るぞ」

 

「え・・・いいよ、俺は夕食の準備があるから・・・」

 

「え~~~!!一緒に入らないの!!?」

 

「う、うん・・・だから束さんと入ってきて」

 

一奈が可憐と束に風呂に入るように言ったら何故か可憐が一奈に一緒に風呂に入ろうと言ってきたが、一奈は夕食の準備があるからと断り、束とはいってくるように言ったら、

 

 

「え~~、一奈も一緒に入ろうよ~~!!!」

 

「そうだよ~、かずちゃんも入ろうよ~!!!」

 

二人が子供みたいに仰向けになって手足をジタバタさせて駄々をこね始めた。

 

 

「え、ええと、・・・・・・・・・」アタフタ

 

 

「二人ともみっともないんで止めて下さい!」バチコン×2

 

 

「「ぶっ!!」」

 

一奈が動揺しているとおかっぱの少女が駄々をこねてる二人にチョップを喰らわせた。

 

 

「ほ、箒?・・・」

 

「痛いよ~箒ちゃん」

 

一奈達の所に割って入ったおかっぱ少女は、篠ノ之束の妹であり、嘗て一奈が一夏だった頃、秋妬と一緒に虐めていた篠ノ之箒だった。

 

「一奈が困ってるでしょう、さっさと風呂に入ってきてください」

 

「ちぇ、・・・」

「わかったよ・・・」

 

箒にいわれて二人は渋々と風呂場に向かった。

 

 

「・・・大丈夫か、一奈?」

 

「あ、うん、・・・ありがとう」

 

 

 

何故此処に篠ノ之束と箒が居るのか、・・・それは今から二ヶ月前の話である。

 

 

 

 

~回想・二ヶ月前~

 

 

篠ノ之姉妹との再会、それは今から二ヶ月前にさかのぼる・・・

 

 

 

「・・・よし、昼食完成!」

 

一奈がキッチンで昼食を作り終え、リビングに向かい、

 

 

「首領パッチ、天の助、昼食出来たからパピヨンさん達を呼んできて」

 

「しゃあねぇな~」

「わかったよ」

 

二人はめんどくさそうにパピヨン、純一郎、レオナルド博士を呼びに行った。

 

 

 

 

「・・・・・ん?」

 

 

 

チュインチュイン

 

「エアロブースター二つ追加だ」カーンカーン

 

「GパーツとFパーツを運んでくれ」バチバチ

 

一奈が可憐の方を見るとそこにはガンタンクになった可憐の周りに基地らしき物が建てられており、そこで小さな兵隊たちが可憐の整備をしていた。

 

 

「可憐姉も遊んでないで手伝ってよ!」

 

一奈が可憐に近づき手伝うよう言ったら・・・

 

 

「敵襲だー!!」

 

「基地を守れ!!」

 

「撃て撃て――っ!!!」ピシッピシッ

 

「ひゃん!!!」

 

可憐を整備していた兵隊たちが防衛態勢を取り、一奈のお尻に向けて発砲した。

 

 

「」(怒)げしっ

 

「「「「「わあああああああ!!!」」」」」

 

怒った一奈が小さな兵隊たちを足で振り払った。

 

「もー!、ふざけてないで出来た料理運んでよ!!!」

 

「ちっ、わかったよ」

 

可憐は舌打ちしながらキッチンに向かった。

 

 

 

 

 ~一時間後~

 

「可憐姉、遅いなぁ・・・」

 

可憐が料理を運びにキッチンに向かって一時間、リビングには既に全員が集まっていた。

 

 

「ただいま」

 

「あ!遅いよ可憐姉!!」

 

「でっかい人参が取れたぜ」ドンッ

 

「わああああああ!!!」

 

帰ってきた可憐の手には人参型のロケットを載せた皿があり、それを見た一奈は驚愕した。

 

「如何したのそれ!!?ってかどっから持って来たの!!?」

 

「さて、食うか!」

 

「いや、ちょっと待って!!?」プシュー

 

一奈のツッコミを無視して可憐が人参型のロケットを載せた皿をテーブルに載せ食卓を囲もうとした時、人参型ロケットから蒸気が噴出し、パカッっと真っ二つに割れるとそこから青いエプロンドレスと兎耳付きのカチューシャをつけた女性と黒髪ポニーテールの少女が出てきた。

 

 

「ハロー!皆のアイドル、篠ノ之t「「「人参太郎だ――!!!!」」」えええぇ!!?」

 

篠ノ之束が自己紹介しようとした時、可憐、首領パッチ、天の助が叫び、これに篠ノ之束も驚いた。

 

「た、束さん!?・・・・・・に、ほうk「人参から生まれた人参太郎じゃー!!」わぁ!!?」

 

「じさま、ばさまー!!直に鬼退治の準備じゃー!!!」

 

「急いでキビ団子作らんと!!」

「ちょっと三人とも黙ってて!!!」

 

可憐達3バカがハイになって騒いでいる所を一奈が黙らせる。

 

 

「はっ!!・・・君は!!?」

 

一奈を見た途端、篠ノ之束は一奈に駆け寄り、両手で一奈の顔を抑えながらじ~っと一奈の顔を見つめた。そしてしばらくして篠ノ之束が口を開いた。

 

 

 

 

「え、・・・あの~・・・」

 

「いっくん、…いっくんだよね!?」

 

「えぇと・・・はい、束さん・・・」

 

一奈は篠ノ之束の質問に動揺しながら答えると篠ノ之束は大粒の涙を流しながら一奈を抱きしめた。

 

 

「うわあああああん!!!いっぐん、よがっだーー!!!」

 

一奈を抱きしめながら大粒の涙を流す篠ノ之束に一奈はここまで自分の事を心配してくれる嬉さと同時に心配をかけてしまった罪悪感を感じた。

 

 

「心配かけてごめんね、……束さん」

 

一奈は心配をかけてしまった事を謝罪しながら篠ノ之束を抱き返した。

 

「うううん、違うの、いっくんは悪くない!、悪いのは私なんだよ!私がISなんか造ったから、私が、世界を狂わせたせいで……いっくんが酷い目に!わたしがいっくんを守ってあげられなかったから!本当にごめんね!!」

 

束は泣きながら一奈に謝った。ISを造ったせいで、世界を狂わせ、一奈が辛い思いをした事に。

一奈は束が泣き止むまで優しく抱きしめた。・・・かつて、可憐が一奈にしたように・・・

 

 

 

 

 

 

 

束が泣いてから、数分後・・・

 

「落ち着いた?束さん」

 

「うん、泣いたらスッキリしたよ、ありがとういっくん。」

 

束はやっと落ち着きを取り戻した。

 

 

 

 

「所で、俺達・・・何時まで蚊帳の外なんだ?」

 

 

一奈はハッと言葉が聞こえた方を向くと、完全に蚊帳の外状態の可憐、首領パッチ、天の助がいた。

 

 

「・・・話は終わったか?」

「一応、空気を読んで席外しといたぜ」

「まったくだ、オラ!!」

 

一奈と束のやり取りが終わると同時にいつの間にか席を外していたパピヨン達がリビングに入って来た。

 

 

「えと、・・・いっくん、この人達は?」

 

「ああ、そういえばまだ紹介してなかったね、この人達は俺の命の恩人で、新しい家族なんだ」

 

「そうなんだ、・・・・・・いっくんを助けてくれてありがとう、私は・・・」

「それより、お前と一緒に居るそこのポニーテールは誰なんだ?」

 

束は可憐達に礼を言い、自己紹介をしようとした時、可憐が一緒に人参から出てきたもう一人の少女が誰か質問する。」

 

 

「ああ、この子は私の妹の箒ちゃん・・・」

 

「何でコイツがここに!?」

 

一奈は箒を見たとたん顔を険しくしていた。

 

「如何した、一奈?」

 

「コイツは俺が織斑だった頃、元姉・弟と一緒に俺を虐めていた奴だ!!・・・束さん、何でコイツが此処に!!?」

 

「・・・・・・いっくん、これには訳が・・・」

「姉さん、私が話します。」

「箒ちゃん・・・」

 

そう言って箒は一奈に近づき、・・・土下座した。

 

「一夏、今まですまなかった!!」

 

「えっ!?」

 

「今さら謝って許して貰えるとは思っていない、でも、散々お前を傷つけてきた事をどうしても謝りたかった!」

 

突然の謝罪に驚く一奈。訳を聞くと、彼女は秋妬に弱い一夏を鍛える為だと言われて一緒に一夏に暴力を振るっていたのだ。

そして、第二回モンド・グロッソの日、一夏が誘拐され、行方不明になった日、箒は電話で秋妬に一夏の事を聞いた時、秋妬の、織斑姉弟の本性を知ってしまったのだ、千冬は一夏が誘拐された事を知ってて助けに行かなかった事、秋妬は一夏を排除する為に暴力を振るっていた事を・・・

全てを知った時、箒は今まで一夏にしてきた仕打ちをもの凄く後悔した。

箒は一夏が死んだとは思えず、きっと何処かで生きていると信じていた。箒は一夏を探す為に姉である束に連絡を取り、一緒にすまわせてほしいと頼んだ、姉と一緒に行動した方が一夏を見つけられると判断したからだ。

束と行動を共にして数ヶ月が経ったその日、束が一夏の手がかりを掴み、人参型のロケットで地図に載ってない無人島へ向かい、今に至る。

 

 

「私は秋妬に、いや、織斑姉弟に唆された自分自身が許せない!…此処に来たのも自分自身に落とし前をつけるためだ、私はもう二度と剣道はやらない!!」

 

そう言って箒は小刀を取り出し、自分の右手を切り落とそうとしたが、一奈が素早く小刀を持った手を掴んだ。

 

「何やってんだよ!!!」

 

「離してくれ!!これが私のけじめのつけ方なんだ!!!」

 

「・・・バカッ!!!」バチィン!!

 

一奈が箒の頬を打った。

 

「そんなの唯の自己満足だよ!!そんな事したって俺は許さない!!」

 

「では、私は如何したらいいのだ!!?」

 

「うっ、・・・・・・・」

 

箒の言い分に一奈は言葉を詰まらせるが、少し考えた後、一奈は箒に、・・・

 

 

「じゃあこれだけは約束して、どんなに自分が気に食わないことでも、もう二度とむやみに木刀で人を殴ったり傷つけたりしないって、…それを約束してくれるなら許す。」

 

一奈が箒にもう二度と木刀で暴力をふらないよう箒に言う。  

 

「一夏、・・・・・・ああ、わかった、約束する。」

 

しばらくして箒は涙を流しながら首を縦に振った。

 

「私は何があろうともう二度と暴力を振るったりしない!!!」

 

こうして箒と一奈は仲直りした。

 

 

「それで、お前らは一奈を如何するつもりだ?」

 

「もしや連れ戻すつもりか?」

 

「コイツは戸籍を消され、世界からも見放されてんだ。その上で連れ戻すってのか?」

 

 

ここで可憐、パピヨン、純一郎が束達に問いかけた。

 

 

「ううん、いっくんがここにいたいって言うんなら無理に連れ戻すつもりは無いよ。・・・」

 

この時、束達は何処かさびしそうな顔をしていた。・・・そんな時、一奈が口を開いた。

 

 

「ねえ、可憐姉、お願いがあるんだけど」

「何だ?」

「束さん達も家族に加えてくれない?」

「え~、マジで~?」

「束さんは唯一俺に味方してくれた人なんだ!お願い!!」

 

「いっくん・・・」

「一夏・・・」

 

一奈は必死に束達を家族に加えて欲しいと頼んだ。

 

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・ダメなのかなぁ・・・」

 

 

一奈が諦め掛けてたその時、可憐が一奈に頭にポンっと手を乗せた。

 

 

「・・・いいに決まってるだろ」

 

「可憐姉!!」

「そのかわり掃除当番替われよ」

「ありがとう、可憐姉!!」

 

可憐は束達を家族に迎える事を許可した。

 

 

「ありがとう、いっくん!!!」

 

束は嬉しそうに一奈に抱きついた。

 

「ありがとう、一夏!」

 

箒も嬉しそうに礼を言った。

 

「あ、そうそう、俺はもう一夏じゃなく可憐姉の妹、高無一奈だから、これからは俺の事は一奈って呼んでね。」

 

「わかったよ、かずちゃん」

「改めて宜しくな、一奈」

「うん、これかれ宜しくね、束さん、箒。」

 

 

こうして篠ノ之姉妹が可憐達のファミリーに加わった。

 

そしてこの後、箒は過去の自分と決別する為に自らのポニーテールをばっさり切り落とした。

 

 

 

to be continued




今回は此処までです。

長い間お待たせして本当に申し訳ありません。
申し訳ありませんがしばらくこちらの投稿を遅らせていただきます。

pixivに投稿している"艦・東・ハジケ・ストラトス"も読んでみてください。
タグで"ボボボーボ・ボーボボ"とクグって下さい。




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