今回からこの短編集を書いて行く者だー!
覚えとき!
初めての2作同時進行や、楽しみだなぁ〜嬉しいなぁ〜(ドナルド)
それではどうぞ!
私は□〇市△□町〇丁目にある駄菓子屋の………
「窓」だ。
産まれてきてからずっとこの駄菓子屋のドアにはめ込まれた窓として存在し、いつもこの駄菓子屋を見守っていた。
この駄菓子屋は昔からあって今はおばあさん1人で過ごしている。
最近、近所にコンビニが出来て子供達はみんなコンビニに行っている、もう駄菓子屋に来るのはほんの一部の子供だけで、おばあさんも歳で経営も厳しくなって来て「そろそろ店を畳むべき」と息子さんからは言われている。
だけれどおばあさんはまだお店を畳む気は無いらしい。
おばあさんはいつも「子どもが一人でもこの駄菓子屋に来てくれるのなら、つずけなければならない。そうしないと、このお店に来てくれている子ども達ががっかりしちゃうでしょ」と言っている。
昼過ぎ、1人子どもがやって来る。常連さんで来るたびいつもチューインガムと何か一つを買っていく。今日はラムネを選んだらしい。
会計をしてお店を出ていく。
おばあさん、私にとってお客さんがいなくなり静かになるのはとても辛い。
2日後、昼過ぎ2人の子どもがやって来る。常連の子と見たことがない子だ。
常連の子はチューインガムとグミを買う、初めての子はラムネとガムを買った。
どうやらこの駄菓子屋はちょっとした穴場で常連の子の学年ではほとんど知られていないらしい。
子ども達が会計を済ませ、「笑顔」で店を出る。笑顔はとても心地よい。
後日も、初めての子は何回もリピートして来て今ではもう常連さんだ。
ある日、おばあさんが倒れた。
助けを呼ぼうとしたが窓なので声は出せない。
数分後、常連の子がやって来ておばあさんを見て直ぐに助けを呼んでくれた。
その後おばあさんは病院に運ばれた。
次の日、おばあさんは帰って来なかった。
代わりにおばあさんの息子さん来て、しばらくお休みする事を書いた紙を貼りドアに鍵をかけて去っていった。
次の日、おばあさんはまだ帰ってこない。
もう1人の常連の子は来たけど紙を見てがっかりしながら帰っていった。
次の日、おばあさんはまだ帰ってこない。
誰もお店には来なかった。
次の日………
次の日……
次の…
次…
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数ヶ月後、おばあさんは未だに帰って来ない。
お店の中は埃が溜まりお菓子は食べられる物では無い。
誰もお店に来ない、気にも留めない。
一ヶ月後、車に乗った息子さんがお連れさん2人を連れてやって来た。鍵を開けて紙を取り、お店の中に入って行く。
そして埃を掃除してお菓子、おもちゃ、家具などをを乗って来た車に乗せて行く。
やっと再開店かと思いきやまた鍵を閉めて走り去って行った。
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数日後、おばあさんは帰って来ない。
車がお店の前に止まってお店を見渡す。
その後は何事もなかった様に去って行く。
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数年後、おばあさんは帰って来ない。
最近は道路が新しくなって車の音がとても静かで周りの家は新しくなって行く。
だがこの駄菓子屋には変化は無い。
強いて言うなら埃が過去一番溜まった事くらいかな?
数ヶ月後、この家の前にショベルカーとトラックとクレーン車がやって来た。
なんだか怖い雰囲気。
次の日、知らない人が鍵を開けて中に入って行く。
そして「バキバキ!」と言う音と共にお店が壊れて行く。
おばあさんは帰って来なかった。
数ヶ月後、とうとうお店は跡形も無く消えていた。私はもういない。
おばあさんはこのお店の最後には来なかった。お店に帰って来れなかった。
おばあさんは今でも帰って来ない。それでも帰りを待っていたいと思う。
いかがでしたでしょうか?
はい、すっげぇ重くなっちゃいました。
反省はしてない(これが私が一回書いてみたかった話)
それでは次回!