IS ~彼岸花の思い鈴蘭の如く~   作:まうす〜

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「遂にわたくしの出番ですわ!」


高校編
1話【つまりエリートなのですわ!】


「全員揃ってますねー。それじゃあSHRはじめますよー」

 

 黒板の前でニッコリ微笑む女性副担任、山田真耶先生。

 この前の試験キスをしてしまった相手でもある。

(あれは事故あれは事故あれは事故)

 

【だが事実】

 

(うっさい)

 と言うかなんだあの服装は?

 サイズの合っていないだぼっとした服、眼鏡も少し大きいのか軽くずれている。

 まるで子供が背伸びして大人の格好をしているみたいだ。

 あの時、試験の時に一瞬だけ感じた大人びた雰囲気はいっさい無くなっている。

 まあ……あの平均以上の胸は圧巻だけど。

 

【あれ?お前、昔よりもスケベになった?】

 

「それでは皆さん、一年間よろしくお願いしますね」

「はーい……あれ?」

 

 返事をしたのは僕一人、あれ?もしかして返事をしない雰囲気?

 教室の中は緊張感に包まれているようで僕以外誰も返事をする人はいなかった。

 まあ緊張感と言うか、いてはいけない場所にそのいけないモノがいるような。

 

【ま、当たり前だわな】

 

「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いします。えっと、出席番号順で」

 

 ちょっとおどおどする先生、かわいそうになるがまあしょうがない。

 だって今いるクラスには僕と一夏、二人のありえない男がいるんだから。

 あの試験の日、世界は白騎士事件にも似た衝撃を受けた。

 女しか動かせないISだと言われていたISを男が、それも一度に二人も動かしたんだ。

 まあ、僕はいつの間にかISの事業に進出していた藤堂さんに保護され。

 一夏も政府の方に真っ先に保護され今いる世界唯一のISパイロット養成学校、IS学園に無事入学した。

(てか視線がヤバイ)

 一夏と僕以外女の子の、クラスメイト全員の視線、いや半分かその視線を背中にヒシヒシと感じる。

 僕の席は真ん中で最前列、必然的に視線はこちらに来る訳で。

 隣に一夏が座っているのが唯一の救いだが。

 まあ一夏の方は緊張で隣にすわる僕と一夏の左隣にすわる約六年ぶりの再会になる箒の方を交互に見ている訳だが。

 あ、箒と目があった。

 

「うっ」

「あ」

 

 露骨に目をそらすなよ、嬉しくて今にもハグしたいのを我慢してるんだよ?

 

【変わんねーな箒も】

 

「じゃあ音無くん、自己紹介お願いできるかな?あ、もしかして緊張してるかな?でも大丈夫。お、落ち着いて自己紹介してね」

「あ、大丈夫です。分かりました」

「あ、ありがとう。う、ん。じゃあ……お願いします」

 

 先生、顔を真っ赤にして潤んだ目で言わんでください、俺も恥ずかしくて赤くなるんで。

 

【おうおうウブいね〜?】

 

(いちいちうっさいよ此方!)

 

【今更だがな!】

 

 知ってるよと心の中で呟いて深呼吸。

 立って後ろを振り向く。

 

「う!」

 

 視線だ、席に座る女の子全員が僕に熱い視線を送っている。

 これで緊張しない方がおかしい。

(めんどくさい)

 

「ふー。初めまして音無彼方です、目立った趣味はありませんが仲良くしてくれると助かります」

 

 そう言ってペコリと一礼、物足りなそうにしている面々がいるようなので一言。

 

「以上と言いたいのですが……皆さんが気になることは隣にすわる一夏くんが喋ってくれると思います。以上です」

「へ?」

 

 これで無事に僕の自己紹介は終了、後は一夏に任せよう。

 

【鬼め】

 

(一夏なら大丈夫!)

 

「えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」

「「「……」」」

「以上です」

 

【ぶは!】

 

 ズコー、そんな音が後ろから聞こえるような終わらせ方。

 流石だよ一夏!そこに痺れる憧れ――

(え?)

 

【あら?久しぶりだな】

 

 一夏の挨拶が終わる直前、黒のスーツにタイトスカートを着た女性が音を立てずに教室に入ってきた。

 

「あ」

「ふ」

 

 一瞬だけ目があった僕にいつもの吊り目を優しく緩めてこちらを見る。

 そうして口だけ動かして何か僕に伝えようとする。

 なになに?

 

“お か え り”

 

(――!はは!)

 その言葉に僕も口を動かす誰にも聞こえないように。

 

“た だ い ま”

 

 僕の言葉が伝わったのか、もう一年半程会っていなかったちふ姉は口元を少し歪ませ、今もまだ緊張して立っている一夏の方に歩いていく。

 手に持った出席簿らしき物を振り上げる。

 もちろん振り下ろす先は一夏の。

 

「いっ――!?」

 

 頭だ。

 凄い音だ、ハリセンのような音を出席簿で奏でるとは前よりも力が強くなったのかな――

 よく考えたら前々からあんな感じか。

 

「げえっ!ヘラクレス!?」

 

 スパン!また叩かれた。

 一夏もなんで叩かれるのを分かっててそういうこと言うかねぇ?

 

【まあ、一夏だしな】

 

(一夏だもんねぇ)

 

「誰がギリシアの英雄か、馬鹿者」

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてしまってすまなかったな」

 

 そうか、山田先生は副担任つまりちふ姉はこのクラスの担任てわけか。

 あれからちふ姉がどうしてたのかと思ってたけどそっか、学校の先生をやってたのね。

(でもちふ姉は学校の先生よりも軍隊の教官とかの方が合ってると思うのは僕だけかな?)

 

【奇遇だな俺もだ】

 

 だよねー、そう思いながらちふ姉の方を見る。

 よくよく見るとちふ姉が見る山田先生の目線に熱がこもっている様で。

 

「い、いえっ。副担任ですから、これくらいはしないと……」

 

 そう言う山田先生の言葉にも熱がこもっている。

 まあ男からは悪鬼が如く恐れられ、女からはジャンヌ・ダルクが如く憧れ続けられているちふ姉だ、流石としか言いようがない。

 あ、はにかむ山田先生可愛い。

 

「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠十五才を十六才までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

 おかしい、やはり僕らは学校ではなく軍隊に入隊したのではないか?

 そんな疑問を感じながらもちふ姉のその言葉に黄色い歓声が響いた。

 

「キャーーーッ!千冬様、本物の千冬様よ!」

「ずっとファンでした!」

「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!石垣島から!」

 

 歓声の雨あられをちふ姉はうっとうしそうな顔をしながらため息をつく。

 

「……毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?」

 

 いい質問だちふ姉、多分どのクラスに行ってもこの歓声だと思うよ?

 

「で?挨拶も満足にできんのかお前は」

「いや、千冬姉、俺は――」

 

(【あ、馬鹿】)

 

 本日三回目の破裂音、もうクラスの皆さんは動じなくなっている。

 順応性高いな、おい。

 

「織斑先生と呼べ」

「……はい、織斑先生」

 

 あああ、この会話でちふ姉と一夏が姉弟だってバレちゃった。

 これを皮切りにクラスの中は再びざわつき始める。

 

「え、織斑君って千冬お姉様の弟?」

「やっぱりそれもISを使えるのに影響してるのかしら?」

「どっちも絵になるなー」

「じゃあ音無君って何者なの?」

「はーあ」

 

(めんどくさい)

 

「静かにしろ!ではSHRを終わる。質問があれば遠慮せずに来い、歓迎してやる」

 

 こうして波乱の学園生活、その最初が終わった。

 

――――――――――――――

 

 

 一時間目が終わった休み時間、僕らはSHR以上の視線を感じていた。

 

「か、彼方……」

「……」

 

 視線の元はさっきと同じ女の子たちの好奇のものだ。

 でも量が違う、さっきまではクラス一つ分の視線でも今は。

(早く自分たちの教室に戻ってくれないかなー)

 現在、廊下には他のクラスや先輩方がこぞって詰めかけている状況なのだ。

 

「お、おい。彼方寝てるなよ?お前らしくないな。おい、おいって」

 

 頼む一夏、僕を巻き込むな。

 ちなみに僕はうつ伏せで狸寝入りしているのだが。

 まあこの状況も後、一週間程すれば治まるだろう。

(だから一夏、お前はその間犠牲者になってくれ!)

 

【クズだな】

 

(クズじゃない!親友だ!)

 

【親友って言葉、便利だな】

 

「……ちょっと良いか?」

「え?」

 

 お、どうやら女の子同士の牽制の中勇気ある子が出たようだ。

 まあ、予想はつくけど。

 

「箒?」

 

 ほらね?

 良いぞ二人共、さあいっぱい話して周りの意識をそっちに向け続けてくれ。

 

「彼方は?」

「ああ、寝てるみたい」

「そうか……」

 

 そうだ、僕は寝てるから二人で仲良く話してくれ、マジで。

 

「廊下でいいか?」

 

 おろ?

 

「おう、良いぜ」

 

 おろおろ?

 隣にいた一夏が廊下に出ていくのを感じる。

 それと一緒に半分ぐらいのギャラリーが後を追ったのも足音で何となく分かる、が。

 後の半分がまだ僕を見ているのを感じる。

 

「ね、ねえ。話しかけてみる?」

「でも寝てるみたいだよ?」

「良いじゃん!起こそうよ!」

 

 僕を起こす起こさない、話す話さないでまた騒ぎ始める女子の方々。

 いや本当に勘弁してください、僕はただ静かに学校生活を送りたいだけなんです。

(本当に勘弁してよ……一夏達と一緒に居たいだけなのに)

 

【無理なの知ってるくせに】

 

(まあ、そりゃあ)

 

 いっこうに静まらない教室。

 寝ているフリをしているのに限界を感じて汗が頬から流れてきた。

 

「カ〜ナリン!」

「わひゃ!?」

 

 そんな中いきなり背中から誰かに抱きつかれた。

 背中に柔らかい感触を感じて急いで振り返る。

(あれ?でもカナリン、て)

 

【昔、誰かに言われたような?】

 

「だ、誰!?」

「久しぶりだね〜!」

 

 僕に久しぶりと言った女の子、サイズが合っていないのか手が見えないぐらい袖が長い制服を着た女の子。

 それにすごく眠そうで開いてるのか閉じているのか分からないくらい薄目の……

 

「のほちゃん!?」

 

【あ、思い出した!あの子か!】

 

 思い出したのは一度だけ会った女の子。

 

「うん!久しぶりだね〜」

 

 小学生だった頃に会った女の子が昔と違わずに目の前にいた。

 

「久しぶり!覚えてたんだね!」

「う〜ん!カナリンも覚えててくれたんだね〜。嬉し〜いよ〜」

「うん!僕もだよ!全然変わってないね!」

「……ぶ~」

 

 あれ?どうして不機嫌そうなの?僕何か言った?

 

【一夏程じゃあねぇがお前もたいがいだよなー】

 

(何が?)

 

【さあね~】

 

 と言うかあれ?

 さっきから僕を見ていた他の方々の目線がさっきと違う気が?

 

「ね、ねえ?あの子何者?」

「音無君の友達じゃない?」

「え、でも友達だからってあんな事を男の子にするかしら?」

「あわわ!凄い大胆……!」

「とくダネの予感!」

 

 そんな声に今の状況を確認。

 

「ん〜?どうしたの〜?」

 

 後ろから腕を絡みつくみたいにして抱きついて僕の肩に頭を置くのほちゃん。

 そんなのほちゃんの方を見ようとする僕。

 顔の距離はまるでキスするぐらいに近くて……

 

「あ!わわわ!ご、ごめん!」

 

 今の状況を認識して急いでのほちゃんの腕を引き剥がす。

 

「ぶ〜」

 

 それを名残惜しそうに引き剥がされるのほちゃん。

 

「あ〜。そうだった〜」

 

 ポンと手を叩いて何かを思い出したのか一枚の紙を取り出す。

 

「はい、これ〜」

「ん?何これ」

「学校の地図だよ〜」

 

 うん、それは見ればわかる。

 広げてみると一箇所だけ赤い丸が付いている場所があった。

 

「今日の昼休みにね〜。その丸が付いてる場所に来て欲しいんだ〜。ご飯は出るから安心してね〜」

「うん、別にいいけど。どうして?」

「ん〜とね〜?お話したいんだって〜」

「お話?」

「うん、わ――」

 

 キーンコーンカーンコーン。

 のほちゃんが話そうとしていると二時間目を開始するチャイムが鳴った。

 

「あ〜。じゃあ昼休みにそこに来てね〜?待ってるから〜」

 

 そう言って自分の席に着くのほちゃん。

 今初めて知ったけどクラスも一緒だったらしい。

 

「すごい偶然」

 

 そう呟いて前を向く、そうしていると痛そうに頭をさする一夏と不機嫌そうな箒。

 そしていつも通りキビキビと歩いてくるちふ姉。

 

「では授業を始める。山田君よろしく頼む」

「は、はい!」

 

――――――――――――――

 

 

「彼方は大丈夫なのかよ?」

 

 二時間目が終わって休み時間、一夏は頭から煙を出していた。

 

「うん、大丈夫。事前に勉強してたし」

「うへー、本当かよ」

「自業自得だよ」

 

 そう自業自得、二時間目はISについての授業だったのだが一夏はそれについての教材を事前にもらっていたのにそれを古い電話帳と間違って捨てたらしい。

 まあそれをちふ姉に言ったら叩かれてたけど。

 

「くっそー、帰ったら勉強しないと……」

「ま、僕も手伝うよ。これでも友達だからね」

「サンキュー」

「ちょっと、よろしくて?」

「「ん?」」

 

 一夏と談笑しているといきなり同じクラスの女の子が話しかけてきた。

 綺麗な金色のロールがかった髪にブルーの瞳。

 僕らを見下すように見ている“今時”の白人の女の子だ。

 腰に手を当てているのがとても様になっている。

 

【美人さんだな】

 

(スケベ)

 

【それだけで!?それに最近のお前のほうがスケベだからね!?】

 

「聞いてますの?お返事は?」

「ああ、はい聞いてますよ?どうしたんですか?」

 

 僕の質問に横に居る一夏も首を上下に振る。

 そんな僕らの様子に相手はわざとらしく声をあげる。

 

「まあ!なんですの、そのお返事!わたくしに話しかけられるだけでも光栄だと言うのに……ああ嘆かわしい」

「「……」」

 

 あ、やっぱりこういう人か。

 女尊男卑を象徴するような女の子、彼女の名前は知っている。

 

「何の用ですか?セシリア・オルコットさん」

「ふん!最初からそうすれば良いのですわ」

「彼方この人誰?」

「ん?一夏は知らないの?この人はイギリスの代表候補生、セシリア・オルコットさんだよ」

「その通り!わたくしはイギリスの代表候補生!つまりエリートなのですわ!」

 

 僕の言葉に嬉しくなったのか声を更にあげるオルコットさん。

 てかこの人ちょっと馬鹿っぽい。

 

「代表候補生ってなんだ?」

 

(あ)

 

【コケた】

 

「あ、ああ。あなた!本気でおっしゃってますの!?」

「あ、あはは」

 

 もう渇いた笑しか出ない。

 オルコットさんはすごい顔だ、血管の二、三本は浮き出そうな剣幕をしている。

 

「一夏、千冬先生の昔の肩書き憶えてる?」

「日本代表?」

「そう、オルコットさんはイギリスの代表候補。つまり将来イギリスの代表になるかもしれない候補ってこと」

「ああ、成程」

「ふん!これだから男だからというだけで入学しただけの事はありますわね。もう少し知的な方々だと思っていましたのに」

 

 あれ?僕も言われてる?

 

「はぁ、何度も言いますけど候補生のオルコットさんはその知的ではない僕らに何の用ですか?」

 

 いい加減めんどくさい。

 

「あら?そうでしたわ。ええその知的ではないあなた達にこのわたくしが直々にISについて教えて差し上げてもよくってよ。なんせわたくし入試の試験で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」

 

 なんとも傲慢な女の子だ。

 

【ま、今の御時世じゃあ当たり前だわな】

 

 それに試験の時の教官を倒したって、あっちはかなり手加減してたと思うんだけどな?

 あの時戦おうとしてた山田先生だって……

(あの山田先生ってかなり強い気がするんだよね)

 

【あ、俺もそう思った】

 

 ん?と言うか試験で唯一教官を倒した?

 

「ん、試験ってISを動かして戦うやつ?」

「それ以外に何がありますの?」

「あれ、俺も倒したぞ?」

「は……?」

「それにコイツも」

「え……?」

 

 僕?

 

「え、一夏。僕も?」

「おう、お前の行動で試験が終わったからな。一応勝ちらしい」

 

 マジかよ。

 てか僕らどっちも不戦勝のようなもんじゃん……

 

「わ、わたくしだけと聞きましたが?」

「女子ではってオチじゃないのか?」

 

 あ、確かに。

 それに、僕と一夏は色々秘密だからってのもあると思うけどね。

 てかオルコットさん大丈夫?

 固まって動かなくなったけど。

 

「つ、つまりわたくしだけでわないと、言うことですの?」

「あ、あはは……そうみたいだね?」

 

 不意に口元が引きつる。

 ああヤバイ、オルコットさん今にも怒りそうだ。

 

「信じられませんわ!どうしてこんな――」

 

 キーンコーンカーンコーン。

 オルコットさんの言葉を遮ったチャイムの音。

 その音に安堵して胸をなでおろす。

 

「っ!またあとで来ますわ!お二人共逃げないことね!よろしくって!?」

 

 よくない、という言葉を言いそうになるのを我慢しながら一夏と僕は無言で頷いた。

 

「ふん!」

 

 授業の始まりと同時に教室に入ってきたちふ姉と山田先生。

 その二人を見ながらため息をついた。

(入学初日からこれか……)

 

【先が思いやられるなー?彼方?】

 

(そうだねー。めんどくさい)

 

「ああ授業の前に再来週行われるクラス対抗戦に出場するクラスの代表者を決めようと思う」

 

 そんなちふ姉の言葉に少しの不安を感じながら授業が始まった。




最後まで読んでいただきありがとうございました。

遂に、遂に本編開始です。
プロローグから約一年半、とてつもない時間をかけてのスタートになってしまいました。
今回から本番、全ての謎が明かされる!(ように頑張ります……)

それとR-18ですが小説をオリジナルで投稿させていただきましたので興味がありましたらご覧下さい。

では皆々様

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