姉と友人を攻略しちゃったみほちゃんの話   作:グレート・G

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みほちゃんとまほさん、二人して過ごす休日のお話です。


まほとの一日

「意中の相手を堕とす100の方法」事件から時間がたったある日の事。

みほの自室にはまほが来ていた。

別に彼女が来ること自体は(練習試合の申し込み等)あまりおかしい事ではない。

ただ、その頻度がかなり多い物だったのである。

 

「ちゅっ・・・・・・毎月のように来られると私も困るよ?」

「そっ、そうか・・・・・・」

「だから少しは我慢してね、まほ」

「んっ、善処はするが・・・・・・我慢できそうにないかもしれない」

 

みほの自室のソファにて啄むようなキスをされながら、まほは言う。

二人は今、覆いかぶさるようにしてソファに横になっている。

まほが下でみほが上、みほがまほにキスの雨を降らせていた。

みほからのキスを、まほは喜々として受け入れており、退く気は全くないようだ。

キスと共に胸元にキスマークがつくが、まほは気にした様子が全くない。

むしろみほから与えられたそれを、どこまでも愛おしそうにしている。

 

「まほって、そんなに我慢できない子だっけ?」

「ふふ、今までずっと我慢してきた、その反動だ」

 

みほが上から退くと、まほもそれを追うように起き上がる。

みほの腰に手を回して上体を起き上がらせると同時に彼女の胸に顔を埋めた。

 

「まほ、甘えん坊になってない?」

「反動だって言っただろう? ずっとこうしたかったんだ」

「・・・・・・えっち」

「みほがそれを言うの?」

 

まほはみほの胸に顔をうずめたまま上目遣いで言う。

そんなまほの頭を撫でながら、みほは笑った。

 

「・・・・・・あ、でもこれじゃあコーヒー淹れられないからちょっとどいてね?」

「む、そうか・・・・・・仕方ないか」

 

そう言うとまほは今度こそ体を離した。

その際、みほの胸から顔を離す際に心底残念そうな顔をしたのを、みほは見逃さなかった。

 

「大丈夫だよ、まほ」

「みほ?」

「ホントにすぐ戻って来るから」

「・・・・・・ああ」

 

最後までみほの手を掴んでいたまほだったが、それをみほがやんわりと外してコーヒーを入れにキッチンへ行った。

 

「さて、私も服を着ないと・・・・・・」

 

まほは、ソファの近くに脱ぎ散らかしてある衣類を見て、渋い顔になった。

 

「何というか・・・・・・盛りの付いた犬より質が悪いわ・・・・・・みほ断ちも検討するべきかしら・・・・・・」

 

みほに伝えるべきことがあるのに、とブツブツ独り言を言い始めるまほ。

とは言え、そんな事を言いつつキチンと制服を着ているあたりが彼女らしい。

シャツのボタンをきっちり留めたその時。

 

「まほ、お待たせ」

「ああ、みほ・・・・・・っ」

 

みほが両手にコーヒーの入ったマグカップを持って現れた。

問題はその恰好だ。

そう、制服は脱ぎ散らかされているからまほのすぐそばにある。

裸のみほはどうしたか。

ボコのエプロンで前だけを隠した「裸エプロン」状態でまほの前に現れたのである。

やっている本人も恥ずかしいのか、頬を赤らめている。

 

「・・・・・・何か反応してよ、まほ」

 

これ結構恥ずかしいんだよ、と言いながらもテーブルにマグカップを置くみほ。

まほの立ち位置からだと、エプロンの間にある谷間と桃色の突起が丸見えであり、それがまほの体を固くする原因となっていた。

 

(このままだと、また押し倒してしまいそうで・・・・・・)

 

先程みほ断ちをすることも検討すると言ってしまった手前、それを反故にするのは抵抗があった。

だが、何よりもだ。

 

「このままだと、本当に盛りの付いた犬になってしまう・・・・・・」

「ん? 何か言った、まほ」

「い、いや何でもない」

 

つい先ほどまでしていたのだから、といういわゆる賢者タイムな思考のおかげでみほに襲い掛からずに済んだまほ。

 

「みほ、貴女も早く服を着なさい」

 

そう言って、落ちていた服をかき集めるとみほに押し付けた。

 

「もう・・・・・・私は気にしないよ?」

「私が気になるんだ」

 

まほはそう言うと、みほに背を向けてスカートを履き出した。

そんな姉の様子を見てみほはクスリと笑うと、脱ぎっぱなしであった制服を着るためにエプロンの紐をほどく。

 

(衣擦れの音が、悩ましい・・・・・・堪えなさい、私の理性!)

 

スカートを履き終わり、後ろを向き続けたまほは、みほの着替えの音に敏感に反応してしまい、悶々とした一瞬を過ごすこととなる。

長きにわたる一瞬が終わり、みほの「こっち向いていいよ」という声で、まほは振り返る。

振り返った先には、きちんと制服を着こなしたみほの姿があった。

 

「変な所で律儀なんだから、まほは」

「・・・・・・そうか」

 

本当は襲い掛かりたかった等、口が裂けても言えないと思うまほであった。

 

 

少し温くなった珈琲を飲みながら、みほとまほは向かい合いしばらく黙ったままであった。

気まずさはなく、ただ穏やかでゆっくりとした時間の流れの中に身を置いている。

そんな二人の様子は、どこか老夫婦を感じさせるものであった。

そのような雰囲気をあえて壊して、まほは話を切り出した。

 

「・・・・・・なあ、みほ」

「なあに、まほ」

「私がドイツに留学しても、その、大丈夫か?」

「・・・・・・大丈夫、とは言えないかも」

「よかった、寂しがってくれるか」

「むぅ、どうしてそういう事言うの」

 

安堵のため息をつくまほに、むっとした表情でみほは聞き返した。

その表情は「私怒ってます」というのが丸わかりだ。

頬をぷっくりと膨らませているみほを微笑ましい物を見るように見ながら、まほは口を開く。

 

「何、私がドイツに留学するという事は、みほはエリカと二人っきりになるだろう? そしたら私の居場所なんてすぐに無くなってしまうんじゃないかと思ってな」

 

まあそうなってもいいとは思うんだが、と慌てたようにまほはそう続けた。

まほの不安は尤もであった。

せっかく恋人同士になったのに、恋人らしいことが余りできない内にドイツへと留学することが決定してしまったのだ、本人の心中は憤懣やるせないだろう。

だが、みほはそう考えてはいなかった。

 

「まほはそう言うけど、私はそうは思わないよ」

「何故、そう言える?」

「だって・・・・・・私の隣はまほが帰ってくるところだもの」

 

みほはまるで聖母のような微笑みを浮かべ、言った。

その言葉を聞いたまほは、まるで雷に打たれたかのように目を見開き、暫しの間息をすることすら忘れてしまったかのようにみほの顔を凝視した。

流石のみほも、凝視し続けることに耐えられなくなったのか、つい、と顔を逸らしてしまう。

その耳は赤く染まり、彼女自身その内心が大いに恥ずかしがっているという事がまほには解った。

そんなみほの表情に、仕草に、まほは魅了されてしまっている。

それほどまでに、今のみほには魔性があった。

みほ本人が無自覚だとしても、まほにはまるで自分を堕としつくすために生まれた魔性の女のように思えてしまった。

 

「みほ、やっぱりだめだ」

「ふぇ?」

 

そしてみほの言葉は、まほの理性や内に秘めた思いを容易く打ち砕いてしまう。

静かに立ち上がりみほの隣に座ったまほは、そのまま彼女を強く抱きしめ唇を奪う。

驚くみほは抵抗らしい抵抗も出来ぬままに、電撃戦で蹂躙されるように口内をまほの舌で犯される。

だが、彼女は決して嫌がっていたわけではなかった。

それくらい乱暴で、しかし、まほの持てる全ての愛がこもったディープキスであった。

 

「みほ、私は必ずみほの元に帰ってくる」

 

戦車道もそうだが、人として、お前に釣り合う女になって必ず戻る。

まほは臆面もなくそう言うと、再度みほの唇を奪う。

熱く、深く、みほの全てを包み込むようなキス。

みほはうっとりとした表情になった。

それは、まほがみほの心を本当の意味で堕とした瞬間でもあった。

ここで二人は、結ばれたのだ。

 

「みほ、私は今ここでしたい」

「ついさっきもお互いにヤったと思うけど?」

「そんなんじゃない、お前を愛したい、みほの全てを愛したいんだ」

「・・・・・・試合の取り決めとかはどうするの?」

「明日は日曜日だ、どうとでもなるさ」

 

みほの制服を再度脱がしながら、まほは事も無げにそう言った。

 

(エリカ、本当はお前にみほを譲るつもりだった)

 

まほの下で嬌声を上げるみほを見ながら、彼女は思いをエリカへと巡らせる。

 

(だが、止めた。 お前にはやらん、みほは私のものだ・・・・・・私だけのものだ!)

 

キスをして、歯型を着けて、キスマークを体中に落とす。

みほという名のキャンバスに、まほは自身のサインを入れるかのように、自身で塗りつぶしていくかのように、夢中になってその行為を行った。

 

道ならぬ道に堕ちた姉妹の嬌声は、日が落ちてもなお部屋の中に響き続けたのだった。

 




そんなにエロくない内容だと思うんですが、どうでしょうか?
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