【本編完結】銀髪幼児体型でクーデレな自動人形《オートスコアラー》が所属する特異災害対策機動部二課   作:ルピーの指輪

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G編が今回で完結します。
それでは、よろしくお願いします!


遥か彼方、星が音楽となった――かの日

「この英雄たる僕を殴り飛ばすだとぉぉぉっ!」

 

 思いっきり吹き飛ばされたウェル博士は亀裂の入った鎧を即座に修復した。

 

「しかしっ! ここにいる限り、僕には無限の力があるぅぅぅ! このフロンティアが自体が僕の纏う鎧だからだっ! ふはははははっ!」

 

「ドクター、カッコいい! ごほっ、ごほっ」

 

 高笑いするウェル博士に、吐血しながら笑顔で声援を送るフィアナ。

 

「うーむ、フィリアくん、時間はあと何分稼げば良い?」

 

「そうね、あと8分くらいってとこかしら」

 

「わかった。奴を装置に近付けないように、俺に合わせて動いてくれ!」

 

「ええ、身体が本調子じゃないけど、何とか合わせてみるわ」

 

 あたしはミラージュクイーンを収めて、弦十郎と同じ構えを取る。

 彼と合わせる場合は剣よりも徒手拳の方が都合が良いからだ。

 

「英雄を相手にぃぃぃぃっ! 人間と人形風情が敵うはずがなァァァい!」

 

 ――GLORY ROAD――

 

 ウェル博士のレイピアが巨大化しながら、こちらに向かって伸びてくる。

 まるで、アームドギアみたいね……。

 

「このまま、あの装置を潰して月を落下させるぅぅぅっ!」

 

「ぬぉぉぉぉっ! 破ァァァァッ!」

 

 弦十郎は切っ先が自分の身長よりも大きくなったレイピアを両手で受け止めた。

 

「フィリアくんっ!」

「わかってるわ!」

 

 あたしはレイピアの上に乗り、ウェル博士の元へと走り出した。

 

「うっとぉぉじぃぃぃじゃないですがァァァァっ!」

 

 ウェル博士はLiNKERを自分に注射して、叫びだした。

 レイピアを持ってない方の手が巨大なネフィリムのように肥大化する。

 

「何もがぁぁも、焼き尽くしてやるぅぅぅっ!」

 

 ――GLORY DRIVE――

 

 巨大なネフィリムの手のひらから、灼熱の炎が放出される。

 

「フィーネっ!」

 

“だんだん遠慮が無くなってきたわね。まぁいいけど……”

 

 バリアがあたしの前に展開されて、炎を防いだ。

 

 ――掌底勁打――

 

 掌底をウェル博士の胸に押し当てて、内部に浸透するエネルギーの波を繰り出した。

 

「ゲホッ、ゴハッ……! バカな、バカな、バカなァァァァっ!? 無敵の鎧を身に着けた僕がァァァッ、なんで痛みをぉぉぉぉっ!」

 

 口からボタボタと血を流しながら、喚き散らした。

 

「それはあなたが人間だからだっ! ウェル博士! 俺たちはただの人間だ。英雄なんて、自分から成りたがってなるもんじゃあない」

 

 人間かどうか怪しい弦十郎が、ウェル博士を諭すようにそんなことを言う。

 

「そっ、そんな……、僕がただの人間だって? そんなはず――」

 

 パキンッと音を立ててウェル博士の黄金の鎧は弾けてしまった。

 

「そんなハズないです! ドクターは私の英雄だ! これから、世界の英雄になる人よぉ! ゲホッ……」

 

 そんなウェル博士に駆け寄って、彼を抱きかかえるフィアナ。

 

「ドクターが居なかったら私はとっくに死んでいた! 私に生きる力をくれたドクターは絶対に英雄になる! phili joe harikyo zizzl……」

 

 フィアナはシンフォギアを纏い、さらにドクターの懐からLiNKERを取り出して注射する。

 

「Gatrandis babel――Emustolronzen fin――l Gatrandis babel―― Emustolronzen fine el zizzl……」

 

 まさか、あの体で絶唱なんて……。本当に死ぬつもりなの?

 

「嗚呼ァァァァァァッ――!」

 

 高出力のレーザー光線がフィアナから照射される。

 

“フィリアちゃん、避けなさい!”

 

 フィーネがそう声をかけながら、何重ものバリアを展開する。

 しかし、バリアは次々と破壊されて行き、制御装置へ向かっていく。

 

「奮ッ――!」

 

 弦十郎の震脚で床を隆起させても、レーザーは尚も止まらず――万事休すと思ったが……。

 

「活ッ――――――!!」

 

 なんと弦十郎は生身で絶唱から繰り出されたレーザーを受け止めて――。

 

「破ァァァァァ――――――!!!」

 

 それを抱きかかえて、腕の中でかき消した……。

 この人、絶唱を受けても平気なのね……。やっぱり人間じゃないんじゃ?

 

『エネルギー充填完了しました。照射開始――!』

 

 そして、その瞬間に世界中から集まったフォニックゲインが月に向かって照射された――。

 

 

「そ、そんな……、ドクターの夢が……。ごほっ、ごほっ……」

 

「フィアナ……」

 

「ドクター……、ごめんなさい、ごほっ、ごほっ……。私は役に立ちませんでしたぁ……」

 

「――はぁ、仕方ない子ですね。じゃあこんな世界とはおさらばしましょうか? 一緒に来てくれますか?」

 

 諦めたような口調でウェル博士はそんなことを言った。

 

「ドクター? はい! どこまでも付いていきまーす! ごほっ、ごほっ……」

 

 フィアナは吐血しながら銀色のボディから、凄まじい光量の光を放った。

 

「――逃がさんぞッ」

「待ちなさい!」

 

 しかし、光が消えたとき、ウェル博士とフィアナの姿は忽然と消えてしまっていた……。

 

「ふぅ、逃げられてしまったか……。やれやれ、これは残業確定だな」

 

「でも、月の公転軌道は元に戻ったわ。落下は阻止できたんだから一件落着じゃない?」

 

 あたしは月の軌道計算の結果を弦十郎に見せた。

 

「うーむ。一件落着といえばそうなるな。しかし、翼たちは大丈夫なのか?」

 

「ええ、ネフィリムの心臓を大人しくさせてくれたみたいだから、こちらの制御に何とか主導権を取り返したところよ。あの子たちにも、苦労をかけたわ。まさか、XDモードまで起動してるなんて……」

 

 ネフィリムの心臓にキツイ一撃を加えるために、彼女らは絶唱を遥かに超えたエネルギーをぶつけた形跡が残っていた。

 あっちは激戦だったみたいね……。

 

「世界中からフォニックゲインが集まったんだ、奇跡を纏うくらいは必然的に起こることだったんだろう……」

 

 すべてが終わった――あたしたちはそう思っていた……。

 

 しかし、これまでにないほどに大きな振動があたしたちの足元で起こった。

 

『動力部で過剰出力の爆発を確認……。フロンティア内の全エネルギーがアンノウンに集中……』

 

「どっ、どういうこと? 今の爆発で……、ネフィリムの心臓があたしの制御から切り離された――。フロンティア全体のエネルギーがネフィリムの心臓に集まっているわ……。このままだとネフィリムの心臓のエネルギー許容量が限界を迎えて暴発し――地球が消滅する……」

 

 あたしは愕然として演算結果を話した。まさか、ウェル博士が……? この世界とおさらばってこういうことだったの?

 

「ちっ、地球が消滅だとぉっ!」

 

 弦十郎は戦慄した表情を浮かべる……。

 

「もう時間が無い……、一体どうすれば……?」

 

 あたしは終わりを覚悟した……。これはもうどうすることも……。

 

『諦めるなッ! 奇跡のついでだ! 私たちがなんとかしてみせる!』

 

『あのデカイ奴を遠くに持っていけば良いんだろっ!? 任せとけっ!』

 

『フィリアちゃんが月の落下を防いでくれたんだ。それを無駄にさせてなるもんか!』

 

『大丈夫だ、フィリア。防人の務めはこの剣が必ずや果たしてみせる』

 

『リア姉の守った世界を壊させない……』

 

『絶対に最後まで守り抜いてみせるデス!』

 

 あの子たち……、どうするつもりなの?

 

“このまま、みんな仲良く蒸発って訳にはいかないでしょう。ちょこっとだけ無理な作戦だけど、乗る?”

 

“あなたが無理な作戦っていうからにはとんでもない作戦なのでしょうけど……。いいわ、何だってやるわよ”

 

 あたしはフィーネから作戦を聞いて外に出た。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 弦十郎たちはヘリコプターでいち早く避難し、XDモードの装者たちは赤く染まり肥大化するネフィリムの心臓を空中で眺めていた。

 

 

「コード、ファウストローブ……」

 

 ようやく、安定して力を出せるようになったあたしはファウストローブを身に纏う。

 そして、ソロモンの杖を――身体に突き刺した――。

 

 大量の《ノイズ》が召喚されては身体に付着する。正直言ってかなり気持ち悪い……。

 

 そう、あたしはファウストローブと再生を繰り返すこの身体を擬似的なネフィシュタンの鎧として、あのときのフィーネの再現をしているのだ。

 

 つまり――黙示録の赤き竜を構成している……。

 

 あー、趣味の悪いことこの上ない見た目になってしまった。

 

 要塞のような神殿のようなものを身に纏ったあたしは、響たちの元まで飛んで行った。

 

「おっお前、なんつー格好してんだよっ!?」

 

 黙示録の赤き竜を身に纏ったあたしを見て、クリスはギョッとした表情をした。

 

「あたしだって、嫌よ。でも、この姿じゃないとあのバケモノに対抗出来ないのよ。みんな、あいつを宇宙空間まで押し上げてくれる? 作戦があるから……」

 

「「了解ッ!」」

 

 それだけの言葉で装者たちは全員がネフィリムに攻撃を仕掛けに行った。

 まったく、どれだけ簡単に信用しちゃってるのよ……。

 

 

 XDモードの規格外の出力でネフィリムの心臓部に攻撃を加えることで、ソレをどんどん吹き飛ばして、上方に押し上げる。

 

 よし、これなら……。高いフォニックゲインの濃度が以前のフィーネとの戦いの時のように、あたしの錬金術のエネルギー効率は極限まで上げられていた。

 

 赤き黙示録の竜の耐久力なら、多少の無茶も出来るはず!

 

 ――絶対零度――

 

 すべての分子運動を停止する冷気のレーザーをネフィリムの心臓に照射する。

 ネフィリムの心臓は冷気によって凍結する。

 

「見事だ、フィリア。これで、爆発は抑えられるのか?」

 

「一瞬だけね……。ここからが本番よ……。ファウストローブと融合して、ソロモンの杖の出力も上がってる……」

 

 翼の質問に答えたあたしはソロモンの杖から、光を照射してバビロニア宝物庫へのゲートを開く。良し、あの大きさなら……。

 

「じゃあ、ゴミ箱に粗大ごみを捨ててくるわ……」

 

 あたしは黙示録の赤き竜を操り、氷漬けのネフィリムを押して、バビロニア宝物庫の中に入れようとした――。

 

「なっ、もう動けるようになったの?」

 

 あたしは、ネフィリムから触手のようなものが氷を突き破って出て来たのを見て驚いた。

 そして、触手は黙示録の赤き竜に巻き付いた。

 くっ、今脱出したら、こいつを中に入れることは出来ない……。こうなったら――。

 

“まったく、あなたの後始末したら、こんなことになったじゃない”

 

“あら、フィリアちゃん。相変わらず、優しいのねー。死んでも守りたいの? この世界を――”

 

“別に世界なんて大きなモノはどうでも良いのよ。でも、あの子たちにはあたしが笑えない分、笑っていてほしいから――”

 

 あたしは黙示録の赤き竜ごと、バビロニア宝物庫に特攻することに決めた。

 最悪、あのバケモノと心中ね……。

 

 バビロニア宝物庫に格納されたネフィリムとあたし。さぁて、ここからどうやって抜けようかしら――。

 ネフィリムの触手でグルグル巻にされて、シャッターを開けられなくなったあたしは、錬金術で内部から燃やそうと考えていた。

 

 

 

「うぉぉぉぉっ! フィリアっ! 無事か!?」

 

「フィリアちゃん、一緒に帰ろう!」

 

 翼と響があたしに巻き付いた触手を取り払う。

 

「翼っ、響っ!? あっあなたたち、どうしてここに?」

 

 あたしはびっくりして二人を見た。

 

「ダチをこんなところに置いてくわけねーだろっ! カッコつけんなよ」

 

「クリスっ!」

 

 クリスが面倒くさそうに頭を掻きながらこちらに近づいてきた。

 

「まったく、マムの目を離れるといつも決まってあなたが無茶をする」

 

「リア姉を守るって決めたから」

 

「もうお別れするのは嫌デス」

 

「マリア、調、切歌……。まったく、バカなんだから……。絶対に生きて帰らなきゃいけなくなったじゃない。あたしが帰り道を切り開く! そしたらみんなで一斉に飛び込むの。ねっ、簡単でしょう?」

 

 あたしはソロモンの杖を使って、地上へのゲートを展開する。

 

 

 しかし、ネフィリムがゲートの前に立ちふさがる。空気の読めなさはフィーネ並ね……。

 

“聞こえてるわよー。どうするの? 見たところ――”

 

「迂回路はなさそうだ」

 

「ならば、行く道は一つ」

 

「手を繋ごう! フィリアちゃんの帰る道を作るんだ!」

 

 響たちは正面突破を選択したみたいだ――。どこまでもまっすぐね。この子たち……。

 

 響とマリアは手を繋ぎ、装者たち次々と手を繋ぎひとつになる。

 

「この手――簡単には離さない!」

 

 マリアはアガートラームのギアから剣を出しながら力強く宣言した。

 

「あいつの動きを一瞬だけ止めるわ! そのスキに突っ込むのよ!」

 

 あたしは再び冷気のレーザーをネフィリムに向かって放った――。今よっ――。

 

「「最速で最短でまっすぐに――!」」

 

 装者たちのシンフォギアが変形して巨大な握り拳のような形に変化して――。

 

「「一直線にぃぃぃぃぃぃぃっ! うぉぉぉぉぉぉっ!」」

 

 ――Vitalization――

 

 巨大な手が装者たちを包み込み、ネフィリムの体を貫いた。

 

 あたしも、黙示録の赤き竜を破裂させてその勢いで、あとに続いて地上へ戻った。

 

「フィリア、杖を早く――。すぐにゲートを閉じなければ、間もなくネフィリムの爆発がって、あなた足が……」

 

「まずったわ。出てくるときの衝撃で足まで破裂しちゃったの……。でも……、あたしには心強い後輩がいるから――」

 

 マリアの心配そうな表情に、あたしは元陸上部の後輩がいることを話した。さきほど、いち早く戦線を離脱した、心強い仲間のことを――。

 

「後輩?」

 

「私の、親友だよ」

 

 不思議そうな顔をするマリアに響が自慢げか表情をみせる。

 

 小日向未来がソロモンの杖を走りながら握りしめて、バビロニア宝物庫目掛けて投げようと力を入れた――。

 

「お願い! 閉じてぇぇぇぇぇっ!」

 

 未来はゲートに向かってソロモンの杖を投げた!

 

 しかし、ネフィリムの氷が溶けて発光し始める。

 臨界点が近いみたいね。本当にあと少しで爆発する……。

 

「もう響……、誰もが戦わなくていいような――世界にぃぃぃっ!」

 

 未来の絶叫とともにネフィリムが爆発した――。

 

 しかし、爆発がこちらに届く前にゲートが閉じてくれた。

 はぁ、最後までギリギリだったじゃない。まったくもう……。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 一連の事件が終息し、ウェル博士とフィアナはついに捕まることはなかったが、マリアたちF.I.S.メンバーは事情聴取のために一時収監されることになった。

 

 マリアは響にガングニールのギアペンダントを託して、彼女に会えて良かったと言っていた。

 調や切歌も響たちと打ち解けたみたいで、再会を約束して別れていた。

 

 

「じゃあ、マリア。元気でね」

 

「フィリア、あなたには色々と助けられたわね。また会いましょう」

 

 あたしとマリアは握手をして、別れを惜しんだ。

 

「フィリアちゃーん、帰ったらまたケーキ作ってよー。模擬店で買いたかったけど、買いそびれちゃって」

 

「フィリア先輩、響に餌付けしないでくれます? 響、浮気だけは許さないんだから」

 

「ええーっ、ケーキくらい良いじゃーん。未来のケチー」

 

 バカな二人の声に誘われて、あたしは彼女らの方に歩こうとした――。

 

 

 しかし――。

 

 

 あたしの両手に緒川が手錠をかけた。ちょっと、これは何の冗談よ!

 

「フィリアさん、すみません。一時的にあなたがF.I.S.に入ったという情報がありますので、形式的なのですが、マリアさんと一緒に……」

 

「はぁ? 確かにあっち側に居たけど、一日も居なかったわよ? それに司令にもメールを……」

 

 あたしは理不尽な出来事に抗議した。えっ、あたしもブタ箱行きなの?

 

「フィリアくん、君が送ったのは俺のプライベートメールの方だ。申し訳ない。拘束期間はマリアくんたちより、ずっと短いはずだ」

 

 弦十郎が申し訳なさそうな顔であたしに非情な宣告をした。

 

 

 というわけで、あたしはしばらくの間、マリアたちと収監される羽目になってしまった。

 世界を救ったって、恩着せがましいこと言うつもりはないけど……。あんまりじゃない?

 

「みっ、短い別れだったわね。フィリア」

 

「リア姉と一緒で嬉しいデスなー」

 

「うん、一緒に臭い飯を食べよう……」

 

 気まずそうな顔のマリアと、どこか嬉しそうな切歌と調との収監生活が始まった――。

 

 ――G編完結――

 




G編完結!
フィアナとかいうキャラを出したら、ウェル博士が逃走してしまいました……。そのうち再登場する予定です。
フィリアが収監されましたので、絶唱しないのG編はマリアたちとの生活からスタートです。
今回はナスターシャも生存してますし、フィーネも復活して、色々と変える要素が多かったのですが、如何でしたでしょうか?

絶唱しないの方もまた台本形式でやるつもりですので、是非ともご覧になってください。
こっちもオリジナルエピソード多めで装者とフィリアの日常を描こうと思ってます!
  

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