第十魔法科高校の生徒達の(非)日常   作:caose

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 食べているうちに警戒心は解かれる。


食事でのひと時

 「では宴を・・・始めよう。」

 ダンブルドアが両手を叩くと目の前にあった大皿から多数の料理が現われた。

 「!!」

 達也はその光景を見て驚いていた。

 先程迄空だった皿には幾つもの料理が積み重なっていた。

 じっくりと焼かれた肉。

 大盛りの野菜。

 大量にあるデザート。

 それらはいい匂いを醸し出しているのにどうやってそれを隠していたのか興味が

湧いたのだ。

 そう、達也は根っからのCAD作りと魔法工式の改造と言ったとんでもない奴であった。

 そしてその魔法を会得したいと心の底から思っていたが今は・・・。

 「さて、食うか。」

 目の前の食べ物に御執心である。

 すると隣で肉を食べていた青年が達也に声を掛けた。

 「よっ!初めましてだな。俺の名は『西城 レオンハルト』。親父がハーフでお袋がクォーターの所為でか外見は日本人、名前は洋風って言うちぐはぐな感じだけど

よろしくな。」

 「ああ、よろしくな。俺の名前は『藤原 達也』。親はどちらも魔法師じゃないから多分先祖返りって感じだからよろしくな。」

 達也とレオンハルトが握手を交わすと後ろから皿を持ちながらエリカがやってきた。

 「よう、達也君。さっきぶりだね。」

 「誰こいつ?」

 エリカを見てレオンハルトが指さしてそう言うとエリカはうわあと顔で表しながら

こう返した。

 「いきなりこいつって失礼な奴ねぇ。あんたモテないでしょ?そう言うタイプだもんねえ。」

 「はあ!誰がモテないって!!少しツラが良いからってよ!?」

 「そうよ、私はルックスが良いもん。あんたみたいにだらしなさとワイルドを足したような旧世紀モデルと一緒にしないでもらいたいわねぇ。今時そんなスラング流行らないわよ。」

 「このアマーーー・・・。」

 達也の上でエリカとレオンハルトが今にも飛び掛かりそうな感じであったのを・・・二人の間に札が割り入ってきた。

 「「??」」

 二人が何だろうと思っていると突然淡い光が二人の目の前で輝いた。

 「うお!」

 「きゃ!」

 レオンハルトとエリカが驚くと達也の前の席に座っていた左目に泣き黒子のある

青年がいた。

 「二人とも止めなよ。初っ端から喧嘩はさ。」

 「ミキ!」

 「僕は幹比古だエリカ!!」

 如何やらエリカとは知り合いの人間であるようだ。

 「エリカちゃん大丈夫って貴方は・・・?」

 「ああ、僕の名前は『吉田 幹比古』。エリカの幼馴染で陰陽師の家系なんだ。」

 よろしくと言うとエリカが割り入ってこう付け加えた。

 「愛称は『ミッキー』ね。」 

 「それはやめてくれ。」

 「じゃあ『ヨッシー』?」

 「僕は黒いネズミでも緑色の恐竜でもないよ!!」

 「えええ。可愛いしミキって苗字が嫌だからさ。」

 「だから幹比古で頼むよ。」

 如何やら幼馴染というより困りものを抱える友人と言ったポジションである事が良く分かる一面であった。

 そしてデザートを食べ終えた後ダンブルドアが全員に向けてこう言った。

 「それでは校歌斉唱じゃが自分のペースで歌ってくれても構わんよ。」

 そしてダンブルドアが指揮者のように手を掲げて歌が奏でられた。




 ホグワーツの校歌って・・・変じゃね?
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