「そう言えばさ達也君ってさ何処の部に入るの?」
エリカはビュッフェ形式で取ったつけ麺を啜りながら達也に聞いた。
あれから一週間がたち授業の大まかな流れと説明を聞いて受けている。
そして部活動のパンフレットが学食堂に所狭しと置かれている。
エリカは何枚か取りながら達也の隣に座って聞いてみたのだ。
「今は何ともだな。確かここって部活動必須だけどまだ先だしな。」
どうするかと達也は近くにあるパンフレットを見ながらお握りを食べていた。
「美月は美術部、レオンは山岳部、ミキはリリーさんが担当している『精霊研究会』だから何処にしようかなって・・・達也君、聞いてる?」
エリカは達也が何処かに目を向けていたのでそっちの方を見ると・・・ある部活が
目に入った。
「ええっと・・・『クイディッチ部』?」
エリカはパンフレットを二枚取ってその説明書を見た。
「ええっと・・・『新しいスポーツで一汗掻いてみないか?一緒にクイディッチして自分を鍛えませんか?』・・・ちょっと行って見ない?」
「行って見るか。」
そう言うと二人は食器を下げて目的地である特殊型アリーナにへと向かった。
第十魔法科高等学校の敷地はとにかく広い。
湖は海かっていうくらい広く、学校の中にある教室は数十もあり部活や授業、
教師の部屋や実験場、飼育場等があり全ての部屋を調べ尽くすことは不可能じゃない
のかと思うぐらいある。
そして外も広い。
森は鬱蒼と茂ってあの中には多数の動物が住んでおりその中に大きな建物がある。
そここそ特殊アリーナでありスポーツや上級実戦術を学ぶ際に使われる。
そのアリーナの中で何人かの生徒が棒を持って走り回っていた。
「へえ、以外にいるねぇ。」
「見学者も何人かいるしな。」
エリカと達也は近くの席に座って見学していた。
何人かが棒を持ってボールを叩いたりそれを持って走り回っていた。
「何だかアメフトと野球を混ぜた感じだね。」
エリカがその様子を見てそう言うと達也はある事に気づいた。
「いや・・・他にもいるぞ。」
「え?」
エリカが何かと思ってよく見ると・・・宙に浮いている何かを見つけた。
「あれって一体・・・?」
そう言った瞬間そのボールが他の選手目掛けて攻撃し始めた。
「へ!」
エリカはそれを見て驚いた。
そのボールは突進するだけではなく魔法による攻撃も行ったのだ。
すると相手選手も魔法を使って妨害したりするところを見ると達也はそれに
気づいた。
「成程そう言う事か。」
「え、どう言う事?」
エリカは達也の分かったことに何だと思った。
「この競技は身体的だけではなく魔法を同時使用することによって自分の魔法量を
見極めたうえで動きながら魔法を使い慣らせることを主目的とする実戦的な
スポーツだ。」
「ま、今の魔法師は殆どが国防に入っているからそう考えたら中々面白そうね。」
「それに『十校戦』も視野に入れた奴だろうな。あの大会も動きながらが主だから
そう考えたらな。」
達也とエリカがお互い意見交換している中達也はこう言った。
「俺ここにするけどエリカはどうだ?」
「そりゃあ・・・ヤロウカ。」
お互いニヤリと笑い入部希望を出した。
因みに担当は「ジェームス・ポッター」でありスポーツの授業でもよくしてくれる人である。
さあて・・・どうしようかなあ。